SupportAssistは有効になっていますが、Dell EMCセキュア リモート サーバーへの安全な接続はまだ確立されていません。
PowerVault ME5 SupportAssistの実装には、PowerVault ME5とDell EMCセキュア リモート サーバー間の初期キー交換を許可するための2要素認証が必要です。接続を安全に構成するには、管理者はdell.com/supportでアクセス キーとPINを生成する必要があります。
手順：
- 次のリンクに従って、dell.comでビジネス アカウントを登録します：「Dell Technologiesオンライン サポートへのアクセスを登録する方法または既存のアカウントをアップグレードする方法」
アカウント登録を作成する場合は、上記の登録リンクに従って、［Additional Access Rights Required］ページで［I am an employee of an organization that has purchased Dell EMC enterprise products］オプションを選択します。
- アカウントが認証されたら、dell.com/supportにログインしてアクセス キーとPINを生成します（「PowerVault ME5：SupportAssistを有効にするためにアクセス キーとピンを生成する方法」を参照）。
- 両方のコントローラー モジュールが、*.EMC.COMホスト名を解決できるDNSサーバーに接続するように構成されていることを確認します。 『PowerVault ME5シリーズ管理者ガイド』の「ネットワーク設定」の項を参照してください。
- SupportAssistのセキュアな接続への接続は、直接接続にするか、管理者は（組織で設定されている場合）セキュア コネクト ゲートウェイV5仮想エディション(SCG/VE)アプライアンスを選択できます。
- 直接接続を使用している組織で、プロキシ サーバー管理者も使用する場合、SupportAssistがDell EMCセキュア リモート サーバーとの接続を確立できるように、IPアドレスまたはホスト名や、プロキシ ログイン認証情報を指定する必要があります。
- 直接接続の場合：PowerVault ME5のSupportAssistは、esrs3-core.emc.comまたはesrs3-coredr.emc.comのいずれかのホストへのアウトバウンドTCPポート443を使用します。
- PowerVault ME5とDell EMCセキュア リモート サーバー間のプロキシ接続にSCG/VEを使用している組織の場合、使用されるデフォルト ポートはTCP 9443（https://secure.connect.gateway.ip:9443など）です。
- 接続のトラブルシューティングについては、「PowerVault ME5：CLIを使用してSupportAssistの接続をトラブルシューティングする方法」を参照してください。
| 注：完全な接続を確保するため、使用しているDemilitarized Zone (DMZ)の外部にあるプロキシ サーバーとデバイスでは、Dellセキュア リモート サーバーのアウトバウンド トラフィックまたはインバウンド トラフィックでいかなるSSL復号化も実行しないようにする必要があります。 アウトバウンド通信でSSL復号化を実行すると、バックエンドへの接続が失われます。SSL復号化には、ファイアウォール、プロキシ、Webトラフィック フィルタリング アプライアンスまたはクラウド サービス、Webトラフィック シェーピングまたはロード バランシング、証明書検証、証明書プロキシ、侵入検出サービス(IDS)による復号化が含まれます。プロキシ サーバーおよびその他のデバイスでSSL復号化が有効になっている場合は、esrs3-core.emc.comとesrs3-coredr.emc.comがプロキシ サーバーおよびデバイスのSSL復号化除外リストに追加されていることを確認します。 |
| 注： Dellセキュア コネクト ゲートウェイには、2つのエディションがあります。
|
- PowerVault Managerで、［Maintenance］＞［Support］パネルを使用してSupportAssistを有効にします。接続の詳細とアクセス キーとPINを入力します。 『PowerVault ME5シリーズ管理者ガイド』の「メンテナンス」の項を参照してください。
- ［Enable CloudIQ］オプションをオンにした管理者は、https://cloudiq.dellemc.comにログインして、使用しているPowerVault ME5を追加する必要があります。手順については、KB「CloudIQ：PowerVault MEシリーズ アレイをCloudIQにオンボードするための一般的な手順」を参照してください。