原因1:これは、誤ったプロダクト キーが仮想マシン(VM)に適用された場合に発生します。
Dellから購入したWindows Server 2012搭載サーバーは、付属するCOAステッカーに1つのプロダクト キーが含まれて出荷されます。これは、以前のバージョンのWindows Server(2008および2008 R2)が搭載されているサーバーでは異なります。これらのCOAステッカーには、物理キーと仮想キーの2つのキーが含まれています。
2012 COAステッカー上の1つのキーは、VMがホストと同じOSエディション(StandardまたはDatacenter)を実行している限り、ホストOSとVMのライセンス認証に使用できます。VMに誤ったキーを指定すると、VMのライセンス認証に失敗します。ライセンス認証に失敗した理由の詳細は、管理コマンド プロンプトからslmgr /dlvコマンドを実行して確認できます。
出力に表示されるエラー コード(「Notification reason」)が0xC004F07Cの場合、管理者がユーティリティーを使用してホストOSからプロダクト キーを「抽出」し、そのキーを使用してVMをライセンス認証しようとした可能性があります。抽出ツールでは必ずしも正しいキーが報告されないため、プロダクト キーをCOAステッカー上で目視により確認することが重要です。ステッカーから正しいキーを取得したら、次の2つの方法のいずれかでVMに適用できます。
その後、VMは正常にライセンス認証されます。