OpenManage Server Administrator (OMSA)を使用して仮想ディスクを再構築する方法

物理ディスクの交換後に再構築が自動的に進行しない場合は、次の手順を参照して仮想ディスクを手動で再構築してください。

この記事の手順はOSに依存しません。

目次
1.OMSA (GUI)を使用した再構築
2.コマンド ライン インターフェイス (CLI)による再構築

OMSAを使用した再構築

1. OMSAにログオンします。
   セキュリティ証明書の警告メッセージが表示された場合は、［このサイトの閲覧を続行する］をクリックします。

2. 左側のツリーで［Storage］を展開します。

3. 目的のコントローラー名→［Connector 0］→［Enclosure］→［Physical Disk］をクリックします。

    

   メモ: 構成によっては、［Connector 1］の展開が必要な場合や、［Enclosure］が表示されない場合があります。

    

4. 再構築する物理ディスクの［Tasks］のプルダウン メニューから［Rebuild］を選択し、［Execute］をクリックします。

5. これは、ターゲット物理ディスクの［State］フィールドに［Rebuilding］ステータスが表示されたときに完了します。

再構築プロセスが完了すると、［State］フィールドに［Online］ステータスが表示されます。

CLIを使用した再構築

OMSAがサーバーにインストールされている必要があります。

1. DOSウィンドウ(Windows)またはターミナル(Linux)を開きます。

2. 再構築するには「omconfig storage pdisk action=rebuild controller=Controller ID pdisk=Physical disk ID」コマンドを実行します。
   Example: Controller ID=0, Disk ID to be rebuilt=0:0:1
   omconfig storage pdisk action=rebuild controller=0 pdisk=0:0:1

3. 「Command successful!」というメッセージが表示され、再構築プロセスが開始されます。

4. 「omreport storage pdisk controller=Controller ID pdisk=Physical Disk ID」コマンドを実行して、目的の物理ディスクの［Status］フィールドに［Rebuilding］が表示されていることを確認します。

再構築プロセスが完了すると、［Status］フィールドに［Online］ステータスが表示されます。