Dell P4317Q 43インチ・マルチクライアント・モニタは、鮮明なテキスト、グラフ、色彩で専門的ユーザーの生産性を向上させます。
- 4Kの大画面体験: ハイパフォーマンス モニター スカラーを搭載した43インチ ディスプレイは、ウルトラHD 4Kまで卓越した鮮明さを実現します。
- マルチクライアント機能: 最大4台の独立したクライアントを1台のモニターに接続し、ベゼルの切れ目がなく、カスタマイズされたビューでタスク全体を実行できます。
- マルチモニターのセットアップをシンプル化: ケーブルの数が少なく、シングル マウント セットアップとRS232接続により、管理が容易です。
複雑で特殊なデバイスと同様に、この新しいテクノロジーを使用するときには特定の問題が発生します。次のトラブルシューティングステップは、Dell P4317Q 43インチ・マルチクライアント・モニタの使用時に発生する可能性のある問題の解決に役立ちます。
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P4317Qで画面に静止画を長時間表示すると、わずかな残像が発生する可能性があります。これは、通常のIPSパネルの動作です。
対処方法: 次の1つ、または複数の処置を行います。
- システムの電源管理機能を使用して、ディスプレイを使用しないときは常にモニタをオフにします。
- 動的に変化するスクリーンセーバーを使用します。
- LCDコンディショニングを実行して、わずかに発生する残像を減らします。
- モニタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューに移動して、「Others(その他)」を選択し、「LCD Conditioning(LCDコンディショニング)」を選択します。
- 「Enable(有効にする)」を選択します。
- LCDコンディショニングを20分間実行します。
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注:光漏れはすべてのモニターに存在しますが、これはモニター業界では正常です。
光漏れは暗い部屋で検査しないようにしてください。
すべてのモニタは、業界標準である150luxの環境照明(一般的なオフィス照明と同様の照明)で検査されています。任意の目視検査も同様の方法で実行する必要があります。
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P4317Qは、オフィス環境およびグラフィックス作成で最適な表示性能を発揮するよう工場で調整されています。速く動く画像(例: 高速で移動するゲーム)を表示する特定のアプリケーションでは、画像のゴースト(画像の後に続く影)が発生する可能性があります。
この問題が発生する場合は、応答時間を変更します。
- モニタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューに移動します。
- 「Display(ディスプレイ)」を選択して、「Response Time(応答時間)」を選択します。
- 「Normal(標準)」から「Fast(高速)」の間で切り替えて、アプリケーションにとって最適なパフォーマンスになるよう調整します。
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モニタが元の解像度のアスペクト比に基づいて画像を表示しているため、画面に黒いバー(シャドーボクシングとも言う)が表示されます。
2 PBPモードで全画面表示にするには、以下の手順を実行します。
- モニタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューに移動します。
- 「PIP/PBP」を選択して、「PBP Size(PBPサイズ)」を選択します。
- 「Fill(拡大)」オプションを選択します。
注:この設定では、通常のアスペクト比で画像が表示されないため、画像が引き伸ばされて表示される場合があります。
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PBP(Picture-By-Picture)、PIP(Picture-In-Picture)を使用する場合、音声は1つの音源からのみ出力されます。誤った音源が選択されている場合、音声は出力されません。
目的の音源にディスプレイ設定を変更するには、以下の手順を実行します。
- モニタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)メニューに移動します。
- 「Audio(オーディオ)」、を選択して、「Audio Source(音源)」を選択します。
- 「appropriate source window (1, 2, 3 or 4)(適切な音源ウィンドウ(1、2、3、または4))」オプションを選択します。
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D-Subビデオ・グラフィック・アレイ(VGA)接続での画面の最大解像度は1920x1080のみである
ビデオ・グラフィック・アレイ(VGA)の最大解像度は、1920x1200(60Hz)です。これは、VGAバスの制限によるものです。
高解像度で表示する必要がある場合は、ディスプレイ用に高精細度マルチメディアインターフェース(HDMI)またはDisplayPort(DP)入力接続を使用してください。
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注:外付ポータブルHDDなどの一部のUSBデバイスでは、より高い電流が必要になる場合があります。モニタのUSBポートを使用せずに、コンピュータに直接デバイスを接続します。
USBの下流ポートが動作しない、またはUSBポートが断続的に動作します。
トラブルシューティング手順
- モニタがオンになっているか確認します。
- 上流のUSBケーブルをコンピュータに接続しなおします。
- USB周辺機器を接続しなおします(下流のコネクタ)。
- モニタをオフにして、再びオンにします。
- コンピュータを再起動します。
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P4317Qディスプレイに接続したUSB 3.0周辺機器のパフォーマンスが遅い場合、次のステップを実行します。
- コンピュータがUSB 3.0準拠が確認します。
- USB 3.0、USB 2.0、およびUSB 1.1の各ポートを搭載しているコンピュータもあります。適切なUSBポートが使用されているか確認します。
- 上流のケーブルをコンピュータに接続しなおします。
- USB周辺機器を接続しなおします(下流のコネクタ)。
- コンピュータを再起動します。
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モバイル・ハイデフニション・リンク(MHL)からの接続がない
- MHLケーブルおよびMHLデバイスがMHL認証されているか確認します。
- MHLデバイスの電源がオンになっていて、スタンバイモードになっていないことを確認します。
- MHLの物理的なケーブル接続がOSDメニューで選択した入力ソース、つまり、HDMI (MHL)1またはHDMI(MHL)2に応答しているか確認します。
- 接続/リカバリ時間が長くかかるMHLデバイスもあるため、MHLケーブルに接続した後、30秒待ちます。
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角度のある所から見た場合、画面の四隅でわずかに画像が見えなくなります。
- この問題は、パネルの設計が原因で発生します。
- 全画面を表示するために、わずかに表示領域を狭くするアンダースキャン機能を使用できます。
- アンダースキャンを有効にするには、OSDメニューに移動して、「Display(ディスプレイ)」を選択し、 「Underscan(アンダースキャン)」を選択します。
注:これは標準モニターの動作です。
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USB Type-Cドック経由で接続している場合、モニタがスリープモードから復帰しなくなることがあります。
- OSDで「Monitor Sleep(モニタスリープ)」をオフにします。これを実行するには、OSDメニューに移動して、「Display(ディスプレイ)」、「Monitor Sleep(モニタスリープ)」の順に選択し、「Never(しない)」を選択します。
- また、モニタのファームウェアをアップデートする方法もあります。
- デルサポートWebサイトからDell P4317Q Monitor ISP Application(現在はM2C103)をダウンロードします。
- コンピュータでファームウェアのパッケージを解凍します。
- ファームウェア・アップデート・ユーティリティ・アプリケーションのファイルを開き、画面の指示に従ってファームウェアをアップデートします。
注:ファームウェア ファイルがユーティリティーに事前にロードされています。ファームウェアファイルを参照する必要はありません。
- ファームウェアアップデートが完了したら、モニタをオフにして再度オンにします。
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これはIntelのグラフィックの問題です。拡張モードの場合、ディスプレイがスリープモードから復帰したときに拡張画面で開いていたウィンドウがメイン画面に移動します。
- OSDで「Monitor Sleep(モニタスリープ)」をオフにします。これを実行するには、OSDメニューに移動して、「Display(ディスプレイ)」、「Monitor Sleep(モニタスリープ)」の順に選択し、「Never(しない)」を選択します。
- また、モニタのファームウェアをアップデートする方法もあります。
- デルサポートWebサイトからDell P4317Q Monitor ISP Application(現在はM2C103)をダウンロードします。
- コンピュータでファームウェアのパッケージを解凍します。
- ファームウェア・アップデート・ユーティリティ・アプリケーションのファイルを開き、画面の指示に従ってファームウェアをアップデートします。
注:ファームウェア ファイルがユーティリティーに事前にロードされています。ファームウェアファイルを参照する必要はありません。
- ファームウェアアップデートが完了したら、モニタをオフにして再度オンにします。
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モニタの輝度レベルを下げると(例: 70%未満)特定の背景(特にグレーのレベルが異なる背景)を表示すると、画面がちらついて見えます。
- 別の背景(グレーが含まれていない背景)に変更するか、輝度レベルを上げます(70%以上)。
- また、モニタのファームウェアをアップデートする方法もあります。
- デルサポートWebサイトからDell P4317Q Monitor ISP Application(現在はM2C103)をダウンロードします。
- コンピュータでファームウェアのパッケージを解凍します。
- ファームウェア・アップデート・ユーティリティ・アプリケーションのファイルを開き、画面の指示に従ってファームウェアをアップデートします。
注:ファームウェア ファイルがユーティリティーに事前にロードされています。ファームウェアファイルを参照する必要はありません。
- ファームウェアアップデートが完了したら、モニタをオフにして再度オンにします。
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ユーザーが4つの個別のビデオソースを1つの画面にスティッチしようとすると、ティアリングが発生する場合があります。この問題は、AMD Radeonグラフィックスカードを使用すると発生します。
P4317Qは、1本のHDMIケーブルまたは1本のDPケーブルを使用して全画面表示で1つの4K2Kを表示できます。1つの画面を形成するために4つの個別のソースをスティッチする必要はありません。
画面をスティッチする必要がある場合は、次の操作を試すことができます。
- 右クリックして、「AMD Radeon Settings(AMD Radeon設定)」を選択します。
- 「EyeFinity(EyeFinity)」タブを選択します。
- 「Quick Select Up(クイック・セレクト・アップ)」を選択してEyeFinityディスプレイグループが自動的に作成されるようにします。
- EyeFinityディスプレイグループが作成されると、セットアップが完了します。EyeFinityグループを確認したら、「AMD Radeon Settings(AMD Radeon設定)」を閉じます。
- 作成したEyeFinityディスプレイグループでは、「Eyefinity(Eyefinity)」セクションで次のオプションが有効になります。
- ** Discard(破棄): Eyefinityディスプレイグループを削除し以前のディスプレイ設定に戻します。
- ** Arrange Displays(ディスプレイの調整): Eyefinityディスプレイグループ内の各ディスプレイの位置を調整します。
- ** Advanced Setup(詳細設定): 追加のディスプレイグループ設定です。この文書の「詳細設定」のセクションを参照してください。
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グラフィック帯域幅の問題が原因のブランク画面
グラフィック帯域幅に問題があるため、同じモニタに同じシステムから複数のビデオ入力を接続すると、いくつかの画面がブランクになります。これはグラフィック帯域幅の問題であり、ディスプレイの不具合ではありません。
考えられるシナリオ:
- HPシンクライアント(HP t730)からのP4317Qへの44入力(FHD)
- HPシンクライアント(HP t730)からの27インチQHDモニタへの2つの追加QHD入力
HP t730には、解像度が1920 x 1080(60Hz)以上のディスプレイで6入力をサポートするための十分な帯域幅がありません。
** 3,840 x 2,160@60Hz一般に5,000万の帯域幅が必要です。
したがって、T730は2ポート(500MHz x 2 = >1000M =>3840 x 2160@60Hz)
をサポートできます。4ポート( 1000M / 4 =2160@60Hz > 250M => 3,840 x 2160@30Hz)
6ポート(1,000 M/6 => 167 M => 1,920 x 1080@60Hz)をサポート
** P4317Qの4つのポート(1920x1080(60Hz)) + U27の2つのポート(2560x1440(60Hz))=> 帯域幅は500M超
注:デフォルトのリフレッシュ レートは60 Hzです。UHD/4K解像度で3または4つのディスプレイをサポートするよう設定している場合、画面のリフレッシュレートは画面解像度設定で30 Hzに変更する必要があります。
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