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Chromebook 3100および3100 2-in-1のRMA Shimプロセス

Summary: Chromebook 3100および3100 2-in-1でシステム ボードを交換する場合にChrome RMA Shimツールを使用する手順について説明します。

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Symptoms

症状に関する情報ではありません。

Cause

原因に関する情報ではありません。

Resolution

Chromebook RMA Shim

システム ボードを交換する場合は、RMA Shimを実行します。RMA Shim USBキーは、サービス交換用のシステム ボードと一緒に出荷されます。

注:次の画像は、Chromebook 3110の画像ですが、Chromebook 3110 2-in-1バージョンでも同じプロセスが適用されます。

書き込み保護の無効化

RMA Shim手順を実行するには、まずChromebookの書き込み保護機能を無効にする必要があります。

注:システム ボードを交換した後にRMA Shimを実行する場合は、次の手順に従って書き込み保護を無効にする必要はありません。交換用のシステム ボードでは、デフォルトで書き込み保護が無効になっています。

書き込み保護を無効にするには、次の手順を実行します。

  1. Chromebookの電源を切ります。
  2. Chromebookから電源アダプターを外します(図1)。
    Chromebook 3110 USB-Cの電源ポート
    図1
  3. Chromebookからベース カバーを取り外します。ベース カバーの取り外し手順については、ユーザー ガイド(Chromebook 3110およびChromebook 3110 2-in-1)を参照してください。
  4. バッテリー ケーブルをシステム ボードから外します(図2)。
    Chromebook 3110の底面(ベース カバーを取り外した状態)でバッテリー ケーブルを取り外す
    図2
  5. モニター ケーブル ブラケットを所定の位置に固定している1本のネジ(M2x4)を外し、ブラケットを取り外します。
    注意:この手順を続行する前に、電源アダプターとバッテリー ケーブルの両方を外す必要があります。両方を外さないと、Chromebookがショートする可能性があります。

    Chromebook 3110の底面(ベース カバーを取り外した状態)でモニター ケーブル ブラケットを取り外す
    図3
  6. 左のIOブラケットを所定の位置に固定している1本のM2.5x5ネジ(下図で赤色)と1本のM2x4ネジ(下図で黄色)を外し、ブラケットを取り外します(図4)。
    Chromebook 3110の底面(ベース カバーを取り外した状態)でIOブラケットを取り外す
    図4
  7. 1本のM2x4ネジをシステム ボードの書き込み保護用ネジ穴に固定します(図5)。
    Chromebook 3110底面(ベース カバーを取り外した状態)の書き込み保護用ネジ穴
    図5
  8. バッテリー ケーブルをシステム ボードに再度接続します(図6)。
    Chromebook 3110の底面(ベース カバーを取り外した状態)でバッテリー ケーブルを接続する
    図6
  9. 電源アダプターをChromebookに接続します(図7)。
    Chromebook 3110 USB-Cの電源ポート
    図7
  10. RMA Shimの手順に進みます。


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開発者モードへの移行

  1. RMA Shim USBキーをUSBポートに挿入します。
  2. 電源アダプターをChromebookに接続します。
  3. ++を約2秒間押し続けます。
    注:一部の交換用システム ボードは、開発者モードで出荷され、書き込み保護(WP)は無効になっています。リカバリー画面が表示される代わりに、ChromebookはRMA Shim USBキーから起動し、CrOS Factory Shimセットアップ メニューをロードします。CrOS Factory Shimセットアップ メニューが表示された場合は、「RMA Shimのインストール」に進みます。
  4. Chromebookが起動し、次のメッセージが表示されたら、+を押します(図8)。
    ChromeOSリカバリー プロセス画面
    図8
  5. 確認画面で[Confirm]を選択し、を押して、Chromebookが開発者モードを起動する準備をします。Chromebookが再起動します(図9)。
    ChromeOSで開発者モードを有効にする
    図9
  6. 開発者モード画面が表示されたら、ChromebookがRMA Shim USBキーから起動するまで、++キーを約2秒間押し続けます(図10)。
    注:画面が表示されてから30秒以内(2回のビープ音が鳴る前)に++キーを押し続けないと、ChromebookはRMA Shim USBキーから起動するまでにより時間がかかります(2~3分)。
    Chromebookの開発者モード
    図10


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RMA Shimのインストール

作業を開始する前に、ベース カバー内のラベルに表示されているSKU情報をメモして記録してください。この情報はRMA Shimの実行時に必要です(図11)。
Chromebook 3110底面のSKUステッカー
図11

注:アクセス パネルにラベルがない場合、ラベルが傷ついていたり剥がされている場合は、次の手順に従って、ラベルの内容を特定できます。
  1. デル・サポート・サイトにアクセスします。
  2. サービス タグを入力します。
  3. 製品仕様を表示]をクリックします。
  4. ラベルは、ラベル文字と一緒に表示されています。(例:LBL, SKU ID 0X01, X, PCモデル)。
  1. RMA Shimのロードが開始されます。下の画面が表示されたら、を押してからを押して、RMA Shimファイルのインストールを開始します(図12)。
    [ChromeOS Factory Shim]
    図12
  2. RMA Shim USBキーは、RMA Shimプロセスを開始するために必要なすべてのファイルをロードします。完了するまで約7分かかります。インストール プロセスが完了したら、を押してChromebookを再起動します。このプロセスには約2分かかります(図13)。
    [ChromeOS Factory Shim/Loaded]画面
    図13
  3. Chromebookの再起動中に、RMA Shim USBキーをUSBポートから取り外します。


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RMA Shimの実行

  1. RMA Shim画面が表示されたら、を押してRMA Shimプロセスを開始します。RMA ShimはChromebookデータを読み取ります(図14)。
    [ChromeOS Factory/Start]
    図14
  2. Shutdown Test]画面が表示されたら、Spaceを押してChromebookをシャットダウンします(図15および16)。
    [ChromeOS Factory/Shutdown Test]
    図15

    [ChromeOS Factory/Shutting Down]
    図16
  3. 再起動後、RMA ShimはChromebookデータを読み取り、ファームウェアのアップデートを開始します。ファームウェアのアップデートには約3分かかります。その後、Chromebookが自動的に再起動します(図16および17)。
    [ChromeOS Factory/Firmware Update]
    図17

    [ChromeOS Factory/Shutting Down After Firmware Update]
    図18
  4. Chromebookが再起動すると、RMA Shimが[Shop Floor]を起動します(図19)。[Shop Floor]セクションでは、固有のシステム フィールドをカスタマイズできます。ベース カバーのラベルから有効なサービス タグを[Service Tag]に入力します(図20)。
    [ChromeOS Shop Floor]
    図19

    Chromebook 3110底面カバーのサービス タグ
    図20
  5. 正しいモデル名を選択し、を押します(図21)。
    [ChromeOS Factory/Select Model Name]
    図21
     
    注:次の画像は参照用です。RMA Shimを実行しているChromebookの実際のベース カバーまたは作業オーダー チケットに基づいて、正しいモデル名を選択します(図22)。

    Chromebook 3110底面カバーのモデル情報
    図22
  6. 地域とキーボード レイアウトを選択し、を押します(図23)。
    [ChromeOS Factory/Select Region and Keyboard]
    図23
  7. [D-door SKU info](図11)では、ベース カバー内のラベルに表示されているベース カバーSKUを選択し、を押します。ChromebookがChromebook情報のアップデートを開始します(図24)。
    [ChromeOS Factory/Select D-door SKU]
    図24
  8. RMA ShimがChromebook情報をアップデートした後、Chromebookは自動的に再起動し、RMA Shimプロセスを再起動します(図25)。
    [ChromeOS Factory/Shutting Down]
    図25


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Google Required Tests

  1. RMA Shimが[Google Required Tests]を起動すると、Chromebookが自動的に再起動してプロセスを完了します(図26~28)。
    [ChromeOS Factory/Delete ADID]
    図26

    [ChromeOS Factory/TPM Verify EK]
    図27

    [ChromeOS Factory/Shutdown Test]
    図28
  2. Chromebookの電源が再度オンになると、Google Required Testsによってハードウェアのステータスが検証され、Chromebookが[Finalize]フェーズを起動する準備に入ります。このプロセスには約3分かかります(図29および30)。
    [ChromeOS Factory/Prepare Verify HWID]
    図29

    [ChromeOS Factory/Prepare Finalize]
    図30
  3. Finalize]フェーズに入る前に、Google Required Testsが以前に終了したすべてのテストの完了を確認します(図31)。
    [ChromeOS Factory/Check Point for All Test]
    図31
  4. スペースを押して[Finalize]プロセスを開始します(図32)。
    [ChromeOS Factory/Start Finalize]
    図32
  5. Google Required Testsは、[Finalize]フェーズにあり、RMA ShimはChromebookからすべてのテスト ログを消去します。このプロセスには約2分かかります(図33)。
    注:Google Required Testsが[Finalize]フェーズにある場合は、Chromebookをシャットダウンまたは再起動したり、Chromebookのキーやボタンを押したりしないでください。不適切な操作を行うと、Chromebookで予期しないエラーが発生します。

    [ChromeOS Factory/Finalize]
    図33
  6. Finalize]フェーズの後にChromebookが再起動し、消去プロセスが開始されます(図34)。
    [ChromeOS Factory/Wiping In Progress]
    図34
  7. RMA Shimが完了すると、最後の手順でChromebookが出荷モードになります。プロンプトが表示されたら、電源アダプターを取り外します(図35)。
    [ChromeOS/Please Remove AC Power]
    図35
     
    注:カバーをすぐに閉じないでください。Chromebookの「出荷モード」への移行が完了するまで待ちます。カバーをすぐに閉じると中断が発生し、オペレーティング システムが破損します。
  8. バッテリーは最後の手順でロックされます。これは、Chromebookが「出荷モード」になっていることを意味します。Chromebookでは、次回Chomebookの電源をオンにする際にAC電源に接続する必要があります。バッテリーが充電されている場合でも、PSUなしでは電源がオンになりません(図36)。
    [ChromeOS/Cutting Off Battery]
    図36
     
    注:AC電源に接続し、Chromebookの電源を入れます。ChromebookにGoogle OSのようこそ画面が表示されます。

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Affected Products

Chromebook 3110 2-in-1, Chromebook 3110