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Dell S2716DGモニターの使用方法とトラブルシューティング方法

Summary: Dell S2716DGモニターのセットアップ方法と使用方法について説明します。一般的なビデオまたはディスプレイの問題に関するトラブルシューティング手順について確認します。

This article applies to This article does not apply to This article is not tied to any specific product. Not all product versions are identified in this article.
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Symptoms

文書の概要: この文書では、Dell S2716Dゲーム用モニターの使用方法とトラブルシューティング方法について説明します。

目次:

主な機能

Dell S2716DGは、デル初のゲーム用モニターで、ゲーム用ディスプレイとして最高のレベルの性能が得られることに加え、ゲーマーの反応速度に調和するための一連の機能を備えています。鮮明で歪みのないイメージを表示して、最高のゲーム体験を実現します。このモニターの主な機能は、次のとおりです。

  • Nvidia G-Sync対応モニターで、リフレッシュ レートは144Hzときわめて高く、応答時間は1ミリ秒と高速です。
  • DisplayPortとHDMIを介して解像度最大2560 x 1440、全画面または低解像度もサポート。
  • チルト、前後移動、高さ、および回転調整機能を実装。
  • 取り外し可能なスタンドとVESA 100 mmの取り付け穴で、フレキシブルな取り付け用ソリューションを提供。
  • USBアップストリーム ポート1個とUSBダウンストリーム ポート4個を搭載。
  • ソフトウェアおよびドキュメントのメディアには、情報ファイル（INF）、Image Color Matching File（ICM）、および製品マニュアルが付属。
  • アナログ バックライト調光機能（フリッカーフリー ディスプレイ用）。
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Nvidia G-SYNC

Nvidia G-SYNCは、最もスムーズなゲーム体験を提供する画期的な新しいディスプレイ テクノロジーです。G-SYNCの革新的なスムーズさは、リフレッシュ レートをGeForce GTX搭載デスクトップまたはノートブックのGPUに同期することで実現され、画面のティアリングを除去し、表示遅延や入力遅延を最小限に抑えます。

「システム要件」

  デスクトップ ノートパソコン
GPU G-SYNC機能には、NVIDIA GeForce GTX 650 Ti BOOST GPUまたはそれ以上が必要です。 NVIDIA GeForce GTX 980M、GTX 970MまたはGTX 965M。SLI構成もサポートされています。
GPUドライバーのバージョン R340.52以上 R352.06以上
システム要件 GPUから直接DisplayPort 1.2をサポート
オペレーティングシステム Windows 10、Windows 8.1、Windows 8、またはWindows 7
 
サポートされているGPUの完全リストについては、Nvidia G-SYNCのWebサイトを参照してください。

Nvidia G-SYNC機能を有効にする方法

サポートされているすべてのコンピューターでNvidia G-SYNC機能は自動的に有効になります。有効にならない場合は、次の手順に従って、Nvidiaコントロール パネルを使用してNvidia G-SYNC機能を手動で有効にできます。

  1. Nvidia GPUドライバーの最新バージョンがインストールされていることを確認します。そうでない場合は、NvidiaのWebサイトにアクセスして、グラフィックス カードの最新ドライバーをダウンロードしてインストールしてください。
  2. Windowsデスクトップを右クリックして、［Nvidia Control Panel（Nvidiaコントロール パネル）］をクリックします。
  3. 左側のペインから［Display（ディスプレイ）］を選択してから、［Set Up G-SYNC（G-SYNCのセットアップ）］を選択します。
  4. ［Enable G-SYNC（G-SYNCを有効にする）］（図1）の横のボックスをオンにします。
  5. 左側のペインから［Set Up Multiple Displays（マルチディスプレイのセットアップ）］を選択します。
  6. ［G-SYNC capable monitor（G-SYNC対応モニター）］をプライマリー ディスプレイとして設定します。
  7. 左側のペインから［Manage 3D Settings（3D設定の管理）］を選択します。
  8. ［グローバル設定］タブで、［垂直同期］（図2）を探します。
  9. ドロップダウンをクリックして、［G-SYNC］を選択します。
SLN299298_ja__1I_S2716DG_GSYNC_Enable_TM_V1
図1: Nvidiaコントロール パネル

SLN299298_ja__2I_S2716DG_Vertical_Sync_TM_V1
図2: 垂直同期

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仕様

このセクションでは、Dell S2716DGゲーム用モニターの仕様について説明します。Dell S2716DGゲーム用モニターの詳細については、DellサポートのWebサイトでユーザー ガイドを参照してください。

機能 Dell S2716DG
最大解像度 2560 x 1440（144 Hz）
出力輝度 350 cd/m²（標準）
コントラスト比 1,000: 1（標準）
ビデオ入力コネクター HDMI 1.4
DisplayPort 1.2
画面タイプ アクティブ マトリックス - TFT LCD
ビデオのディスプレイ機能 480p、576p、720p、1080p、480i、576i、1080i、QHD

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モニターのセットアップ

このセクションでは、モニターをセットアップする方法について説明します。
  • スタンドの取り付け - 「Connecting the Stand to your Dell S2716DG Monitor（Dell S2716DGモニターにスタンドを取り付ける方法）」に関するユーザーズ ガイドから、「Setting Up The Monitor（モニターのセットアップ）」の項を参照してください。

  • モニターの接続 - ナレッジ ベース文書の「モニターをコンピューターに接続する方法」を参照してください。また、Dell S2716DGモニターのユーザーズ ガイドから、「Setting Up The Monitor（モニターのセットアップ）」の項も参照してください。
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デルLCDモニタの不良ドットの対応ガイドライン

詳細については、「デルLCDモニターの不良ドットの対応ガイドライン」を参照してください。

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オンスクリーンディスプレイ（OSD）メニューの使用

オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューの使用方法の詳細については、Dell S2716DGゲーム用モニターのユーザーズ ガイドから、「Operating Your Monitor（モニターの操作）」の項を参照してください。

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出荷時設定へのリセット

Dell S2716DGモニターを工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、次の手順を実行します。

  1. モニターのボタン3（図3）を押して、オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューを表示します。
  2. ボタン1またはボタン2を押して、メニューの「Others（その他）」オプションをハイライトして、ボタン3を押して選択します。
  3. ボタン1またはボタン2を押して、メニューの［出荷時の設定に戻す］オプションをハイライトして、ボタン3を押して選択します。
  4. ボタン3を押して、アクションのリセットを確定します。
SLN299298_ja__3I_S2716DG_FP_Button_TM_V1
図3: フロントパネルのボタン 

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Dell S2716DGモニターの最大解像度を設定する方法

Windowsのディスプレイの設定を使用する

Microsoft Windowsオペレーティング システムで最高のディスプレイ性能を実現するには、次の手順を実行して、ディスプレイ解像度を2560 x 1440ピクセルに設定します。

Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、およびWindows 10の場合:

  1. Windows 8およびWindows 8.1の場合のみ、デスクトップのタイルを選択して、以前のデスクトップ表示に切り替えてください。
  2. デスクトップを右クリックして「画面の解像度」を選択します。
  3. ［Screen Resolution（画面の解像度）］のドロップダウン リストをクリックし、［2560 x 1440］を選択します。
  4. [OK]をクリックします。
オプションとして推奨されている解像度が表示されない場合は、NvidiaドライバーのWebサイトにアクセスして、グラフィックス ドライバーをアップデートする必要のある場合があります。

Nvidiaコントロール パネルの使用

NVIDIAコントロールパネルを使用して解像度を変更するには、次の手順に従います。

  1. デスクトップを右クリックして、「NVIDIA コントロール パネル」をクリックします。
  2. 左側のペインに表示されている「ディスプレイ」の隣にある「+」記号をクリックします。
  3. ［Display（ディスプレイ）］の［Change Resolution（解像度の変更）］を選択します。
  4. 右側のペインのドロップダウン メニューで、解像度［2560 x 1440］を選択します。
  5. 左側のペインで［Set Up G-SYNC（G-SYNCのセットアップ）］をクリックします。
  6. ［G-SYNCをウィンドウ モードとフルスクリーン モードで有効にする］を選択します。
  7. 「Apply（適用）」をクリックします。
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トラブルシューティング

このセクションでは、Dell S2716DGゲーム用モニターのトラブルシューティングについて説明します。

モニターのセルフテストを実行する方法

モニターには、正常に機能しているかどうかを確認できるセルフテスト機能が搭載されています。モニタとコンピュータが正しく接続されているにも関わらず、モニタが暗いままの場合は、次の手順を実行してモニタのセルフテストを行います。

  1. コンピュータとモニタの両方の電源をオフにします。
  2. コンピュータの背面からビデオケーブルを取り外します。セルフテストを正常に実行するため、コンピューターの背面からすべてのデジタル ケーブル（DVI、HDMIまたはDisplayPort）を取り外します。
  3. モニタの電源をオンにします。
  4. モニタの電源をオフにしてビデオケーブルを接続し直し、モニタとコンピュータの両方の電源をオンにします。
    前の手順を実施してモニタが正常に機能していることが確認されても、モニタ画面に何も表示されない場合は、ビデオカード（GPU）とコンピュータを確認してください。
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内蔵診断を実行する方法

お使いのモニターには、モニターで発生している画面の異常がモニターの問題なのか、コンピューターに搭載されたビデオ カードの問題なのかを判断するのに役立つ診断ツールが組み込まれています。

内蔵診断機能は、ビデオ ケーブルを外し、モニターがセルフテスト モードになっている場合のみ実行することができます。
  1. 画面が汚れていないか（画面の表面にほこりが付いていないか）確認します。
  2. コンピュータまたはモニタの背面からビデオケーブルを取り外します。モニターはセルフテスト モードになります。
  3. 前面パネルで、ボタン1とボタン4を同時に2秒間押し続けます。グレーの画面が表示されます。
  4. 画面に異常がないか慎重に点検します。
  5. フロントパネルのボタン4を再度押します。画面の色が赤に変わります。
  6. 表示に異常がないか点検します。
  7. 手順5および手順6を繰り返して、緑、青、黒、白、文字が表示される画面を点検します。
  8. 白い画面が表示されたらテストは終了です。
  9. ボタン4を押して、内蔵診断を終了します。
内蔵診断ツールを使用しても画面の異常が検出されない場合、モニタは正常に機能しています。ビデオカード（GPU）とコンピュータを確認します。

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超低モーションぼかし（ULMB）を有効にする方法

Nvidiaコントロール パネルを使用してNvidia G-SYNCを無効にする

  1. デスクトップ画面を右クリックし、メニューから［Nvidia Control Panel（Nvidiaコントロール パネル）］を選択します。
  2. ［Display（ディスプレイ）］の横にあるプラス記号（+）をクリックします。
  3. ［Set Up G-SYNC（G-SYNCのセットアップ）］をクリックします。
  4. ［Enable G-SYNC（G-SYNCを有効にする）］の横にあるボックスをオフにします。

オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューを使用して、超低モーションぼかし（ULMB）をセットアップします。

  1. Nvidia G-SYNCが、［Nvidia Control Panel（Nvidiaコントロール パネル）］で無効になっていることを確認します。
  2. モニターのボタン3を押します。ボタン1またはボタン2を使用し、メニューの［Display（ディスプレイ）］を選択します。
  3. ボタン1またはボタン2を使用して、［ULMB］（図4）をハイライトします。
  4. ボタン3を押して選択を確定します。
超低モーションぼかしは、モニターのリフレッシュ レートが85 Hz、100 Hzまたは120 Hzの場合にのみ使用できます。

SLN299298_ja__4I_S2716DG_ULMB_Disabled_TM_V1
図4: オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューのULMBモード

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Dell S2716DGモニターのULMB機能をテストする方法

Dell S2716DGモニターのULMB機能を確認するには、次の手順に従います。

要件:
  1. お使いのコンピューターのグラフィックス カード（GPU）にNvidia G-SYNCと互換性があることを確認します。
  2. Nvidia G-SYNC機能がNvidiaコントロール パネルで無効になっていることを確認します。
  3. オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューを使用して、Dell S2716DGモニターでULMBが有効になっているかを確認します。
次の手順に従って、ULMB機能をテストします。
  • 手順1: コンピューターからhttp://www.testufo.com/のWebサイトにアクセスします。
  • 手順2: Dell S2716DGモニターのULMB機能を有効または無効にします。
  • 図5に示すように、画像が鮮明で、ぼやけていないことを確認します。
    イメージがぼやけている場合は、Dell S2716DGモニターのOSDメニューを使用して、ULMB機能を無効にして有効にしてください。
SLN299298_ja__5I_ULMB_Comparison_Two_TM_V1
図5: ULMBテスト（ULMBなしの場合とULMBあり場合の比較）

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モニターのディープ スリープ モードを無効にする方法

次の2つのシナリオのいずれかに該当する場合は、モニターのディープ スリープ モードを無効にします。「Disable the Monitor Deep Sleep Mode（モニターのディープ スリープ モードを無効にする）」に記載されている手順に従ってください。

シナリオ1:

Dell S2716DGモニターは、Chromebookに接続されている場合、DCオフ モードのときに点滅する場合があります。デバイスが5～6分以上使用されなかった場合、Chromebookは自動的にスリープ モードに入ります。

シナリオ2:

Dell S2716DGモニターは、DisplayPortケーブルを使用して接続されている場合、640 x 480の不適切な解像度にリセットされます。この問題は、DisplayPortケーブルを複数回取り付け直した後でも発生することがあります。

次の手順に従って、モニターのディープ スリープ モードを無効にします。

  1. モニターのボタン3を押して、オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューを表示します。
  2. ボタン1またはボタン2を使用して、［Others（その他）］をハイライトします。ボタン3を押して、オプションを選択します。
  3. ［Monitor Deep Sleep（モニターのディープ スリープ）］（図6）オプションを選択し、ボタン3を押して無効にします。
    Dell S2716DGモニターの前面パネルにあるボタン（電源ボタン以外）を押すと、モニターがスリープ状態に移行した後に、モニターを起動することがあります。
SLN299298_ja__6I_S2716DG_Deep_Sleep_OSD_TM_V1
図6: オンスクリーン ディスプレイ（OSD）メニューの［モニターのディープ スリープ モード］

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セルフテストを実行中に、モニターが省電力モードに入ります。

セルフテストを実行しようとすると、Dell S2716DGモニターが省電力モードに入ることがあります。

Dell S2716DGモニターでは、セルフテスト機能確認（STFC）をサポートしていません。モニターが信号を検出しない場合は、15秒間「Enter Power Save Mode（省電力モードに入ります）」というメッセージが表示され、ディープ スリープ モードに入ります。

マウスを動かすか、キーボードの任意のキーを押して、モニターの起動を試みることができます。

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Nvidia G-SYNCがゲームで正しく動作しない。

  1. コンピューターがNvidia G-SYNCのシステム要件を満たしていることを確認します。詳細については、「Nvidia G-SYNC」の項を参照してください。
  2. 必要に応じて、NvidiaドライバーのWebサイトから最新のNvidiaグラフィック カード ドライバーをダウンロードしてインストールします。
  3. Dell S2716DGモニターがDisplayPortケーブルを使用してコンピューターに接続されているかどうかを確認します。
  4. Nvidiaコントロール パネルを使用してNvidia G-SYNCを有効にします。
  5. デモ テストを使用して、Nvidia G-SYNCの機能を確認します。
    • Nvidia G-SYNCのWebサイトから、「Pendulumのデモ」をダウンロードしてください。
    • 「Pendulumのデモ」でG-SYNC機能を確認します。異なるモード（V-Sync Off、V-Sync On、G-SYNC）が表示されます（図7）。
    • 各モードをクリックして、動作しているかどうかを確認します。
    • Nvidia G-SYNC機能が動作していない場合は、「Pendulumのデモ」でG-SYNCをクリックすることはできません。
SLN299298_ja__7I_S2716DG_Pendulum_Demo_TM_V1
図7: Pendulumのデモ テスト

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一般的な問題

一般的な問題 ユーザが経験している症状 可能性のある解決方法
画面が表示されない - 電源LEDはオフ 画像が表示されない
  • モニタに接続されている電源ケーブルが正しくしっかりと接続されていることを確認します。
  • 他の電気機器を使用して電源コンセントが正常に機能していることを確認します。
  • 電源ボタンをしっかりと最後まで押してください。
  • 問題がないと分かっているケーブルとシステムを使用してテストします（可能な場合）。
画面が表示されない - 電源LEDはオン 画像が表示されない/画面が暗い。
  • OSDでモニターの輝度とコントラストを上げます。 に変更します。
  • モニタのセルフテスト機能チェックを実行します。
  • ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
  • ビデオ ケーブルの両端を抜き差しします。
  • 問題がないと分かっているビデオ ケーブルで試してみます。
  • 内蔵診断を実行します。
  • 入力ソース選択ボタンで入力ソースが正しく選択されていることを確認します。
  • 問題がないと分かっているシステムがある場合は、そのシステムでモニターをテストします。
焦点不良 画像がぼやける、かすむ、または二重になる。
  • ビデオ ケーブルの両端を抜き差しします。
  • 問題がないと分かっているビデオ ケーブルで試してみます。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Phase（位相）」および「Pixel Clock（ピクセルクロック）」のコントロールに変更します。
  • ビデオ拡張ケーブルを取り外します。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
画面の揺れ 波立った画像または微細な動き。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Phase（位相）」および「Pixel Clock（ピクセルクロック）」のコントロールに変更します。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • 環境要因（ファンなどの干渉要因）を確認します。
  • モニタの場所を変更して、他の部屋でテストします。
ドット抜け LCD画面に点が表示される。
  • 電源のオンとオフを切り替えてください。
  • 恒常的なドット抜けは、LCD技術で発生する可能性がある、この技術固有の欠陥です。
  • 内蔵診断を実行します。
ピクセル単位での常時点灯/常時消灯 LCD画面に輝点がある。
  • 電源のオンとオフを切り替えてください。
  • 業界標準では、数個の輝点や黒点は通常の状態であるとみなされます。許容されるピクセル数は、モニタによって異なります。詳細については、モニタ品質および不良ドットの対応ポリシーを参照してください。
  • 内蔵診断を実行します。
輝度の問題 画像が暗すぎる、または明るすぎる。
  • 暗い画像や色の変化は、ビデオケーブルが原因で発生することがあります。ケーブルを抜き差しや、正常だと判明しているパーツとの交換を試してください。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Brightness（輝度）」/「Contrast（コントラスト）」コントロールに変更します。
幾何ゆがみ 画面の位置が正しく中央にならない。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Brightness（輝度）」/「Contrast（コントラスト）」コントロールに変更します。
DisplayPort入力を使用している場合は、位置決め調整を使用できません。
水平線または垂直線 画面に1本以上の線が表示される。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Phase（位相）」および「Pixel Clock（ピクセルクロック）」コントロールに変更します。
  • モニタのセルフテスト機能チェックを実行し、これらの線がセルフテストモードでも表示されるかどうかを判断します。
  • ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
  • 内蔵診断を実行します。
DisplayPort入力を使用している場合は、位置決め調整を使用できません。
同期の問題 画面がスクランブルされたり、分裂されて表示されたりする。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Auto Adjust（自動調整）」に変更します。
  • オンスクリーンディスプレイ（OSD）で「Phase（位相）」および「Pixel Clock（ピクセルクロック）」コントロールに変更します。
  • モニタのセルフテスト機能チェックを実行して、砂嵐のような画面がセルフテストモードでも表示されるかどうかを確認します。
  • ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
  • コンピュータを電源セーフモードで再起動します。
安全関連の問題 発煙や火花が確認できる。
  • トラブルシューティング手順を実行しないでください。
  • 至急デル・テクニカル・サポートに問い合わせてください。
断続的な問題 モニタのオフとオンの誤動作。
  • ビデオケーブルがモニタとコンピュータに正しく接続されていることを確認します。
  • モニタを工場出荷時の設定にリセットします。
  • セルフテスト機能を実行し、セルフテストモードで断続的に問題が発生するかどうかを確認します。
色の欠落 画像に色がない。
  • モニタのセルフテスト機能チェックを実行します。
  • モニタとコンピュータがビデオケーブルで正しくしっかりと接続されていることを確認します。
  • ビデオケーブルのコネクタのピンが曲がったり折れたりしていないかどうかを調べます。
色違い 画像の色が正しくない。
  • 「Color Settings（色設定）」オンスクリーンディスプレイ（OSD）メニューの「color-setting mode（色設定モード）」に変更します「Graphics（グラフィックス）」または「Video（ビデオ）」に変更します。
  • 「Color Settings（色設定）」オンスクリーンディスプレイ（OSD）メニューで、別のカラープリセット設定に変更します。
  • 色管理がオフになっている場合は、「Color Settings（色設定）」のOSDで、「R」/「G」/「B」の値を調整します。
  • 「Color Settings（色設定）」オンスクリーンディスプレイ（OSD）メニューで、入力色形式を「PC RGB」または「YPbPr」に変更します。
  • 内蔵診断ツールを実行します。
静止画像の残像がモニタ上に長時間残っている 静止画像の薄い影が画面に表示される。
  • モニタを使用しないときは、電源管理機能を使用してモニタの電源をオフにします。
  • または、動的に変化するスクリーンセーバーを使用します。
  • ［その他の設定］の［LCD調整］機能を使用して、画像の残像を消去します。
ビデオのゴーストまたはオーバーシュート 動いている物体の周囲で動画がぼやけているように見える。
  • OSDのレスポンス タイムを［Normal］に変更します。
 

USB固有の問題

固有の現象 ユーザが経験している症状 可能性のある解決方法
USBインターフェイスが機能しない USB周辺機器が動作していない
  • モニタがオンになっているか確認します。
  • 上流のケーブルをコンピュータに接続しなおします。
  • USB周辺機器を接続しなおします（下流のコネクタ）。
  • モニターをオフにして、再びオンにします。
  • コンピュータを再起動します。
  • 外付けポータブルHDDなどの一部のUSBデバイスは、より高い電圧を必要とするので、デバイスを直接コンピュータに接続します。
High Speed USB 3.0インターフェイスが遅い High Speed USB 3.0周辺機器の動作が遅い、または動作していない
  • コンピューターがUSB 3.0をサポートしていることを確認します。
  • USB 3.0、USB 2.0、およびUSB 1.1の各ポートを搭載しているコンピュータもあります。
  • 適切なUSBポートが使用されているか確認します。
  • 上流のケーブルをコンピュータに接続しなおします。
  • USB周辺機器を接続しなおします（下流のコネクタ）。
  • コンピュータを再起動します。
USB 3.0デバイスが接続されていると、ワイヤレスUSB周辺機器が動作を停止する ワイヤレスUSB周辺機器とレシーバーとの距離が近づくと、応答が遅くなる、または動作しない
  • USB 3.0周辺機器とワイヤレスUSBレシーバー間の距離を離します。
  • ワイヤレスUSB周辺機器にできるだけ近い場所にワイヤレスUSBレシーバーを配置します。
  • USB延長ケーブルを使用して、ワイヤレスUSBレシーバーをUSB 3.0ポートからできるだけ離れた位置に配置します。

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ドキュメンテーション

Dell S2716DGモニターのユーザーズ ガイドまたはマニュアルを表示またはダウンロードするには、次の手順に従います。

  1. デルのマニュアルWebサイトにアクセスします。
  2. 「Browse for a Product（製品の識別）」の下にある「View Products（製品を表示する）」ボタンをクリックします。
  3. 「Monitors & Projectors（モニタおよびプロジェクタ）」を選択してから、「Monitors（モニタ）」を選択します。
  4. リストから、［Dell S2716DG Monitor（Dell S2716DGモニター）］をクリックします。
  5. 必要な文書の隣にある「PDF」をクリックします。
    • 利用可能な言語のオプションのリストを表示するには、「More Languages（その他の言語）」をクリックします。
    • 目的の言語の隣にある「PDF」をクリックします。
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よくあるお問い合わせ（FAQ）

Nvidia G-SYNCとは

Nvidia G-SYNCは、最もスムーズなゲーム体験を提供する画期的な新しいディスプレイ テクノロジーです。G-SYNCの革新的なスムーズさは、リフレッシュ レートをGeForce GTX搭載デスクトップまたはノートブックのGPUに同期することで実現され、画面のティアリングを除去し（図8）、表示遅延や入力遅延を最小限に抑えます。結果：シーンが瞬時に表示され、オブジェクトの外観がよりシャープになり、ゲームプレイが非常にスムーズになり、優れたビジュアル体験と、高い競争力を発揮します。

SLN299298_ja__8I_GSYNC_Comparison_TM_V1
図8: G-SYNCなしの場合とG-SYNCありの場合の比較

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Nvidia G-SYNCを使用するための要件を教えてください。

  1. Nvidia G-SYNCテクノロジーをサポートしている互換性のあるビデオ カード（GPU）。
  2. 最新のビデオ カード ドライバーをインストールします。詳細については、「System Requirements for Nvidia G-SYNC（Nvidia G-SYNCのシステム要件）」を参照してください。
  3. Nvidiaコントロール パネルでG-SYNCを有効にします。
  4. DisplayPortビデオ入力が必要です。
    Nvidia G-SYNCテクノロジーは現在DisplayPortビデオ入力のみをサポートしています。DVIからDisplayPortまたはHDMIからDisplayPortへのコンバーター/アダプターは現在サポートされていません。
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コンピューターでNvidia G-SYNC機能を有効にする方法を教えてください。

Nvidia G-SYNC機能はデフォルトで有効になっています。お使いのNvidiaビデオ カード用の最新のビデオ カード ドライバーをインストールしてください。

詳細については、この文書の「Nvidia G-SYNC機能を有効にする方法」の項を参照してください。

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どのビデオ カードがNvidia G-SYNC機能をサポートしていますか。

Nvidia G-SYNC対応のビデオ カード（GPU）の完全リストについては、NvidiaのWebサイトを参照してください。

詳細については、「System Requirements for Nvidia G-SYNC（Nvidia G-SYNCのシステム要件）」を参照してください。

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超低モーションぼかし（ULMB）とは何ですか。

Dell S2716DGモニターの超低モーションぼかし（ULMB）機能は、高速で移動する画像を見ているときに、バックライト効果を使用して、被写体ぶれを少なくします（図9）。

ビデオ カード（GPU）がインストールされている場合は、Nvidia G-SYNC機能がサポートされています。

ULMBとNvidia G-SYNC機能を同時に有効にすることはできません。画面のティアリングを除去するか、またはモーション解像度を向上させるかを選択できますが、両方はできません。

この機能は、リフレッシュ レートが85 Hz、100 Hz、または120 Hzに設定されている場合に使用できます。
 

SLN299298_ja__9I_ULMB_Comparison_TM_V1
図9: ULMBなしの場合とULMBありの場合の比較

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Nvidia G-SYNCとULMBの違いは何ですか。

  主な機能 Detail デフォルト設定
ULMB
  • 被写体ブレを軽減します。
  • 背景に焦点が合っています。
 バックライトのストロボを使用して、被写体ブレを軽減します。85 Hz、100 Hzまたは120 Hzのリフレッシュ レートでのみ使用できます。
  • Nvidia G-SYNCを無効にする必要があります。
  • モニターのOSDメニューからのみULMBを有効にします。
Nvidia G-SYNC 画面のティアリングと遅延を軽減します。 Nvidia G-SYNCにより、ティアリングを除去し、スムーズなゲーム体験が実現します。 Nvidia G-SYNCはデフォルトで有効になっています。

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Affected Products

Dell S2716DG
Article Properties
Article Number: 000124858
Article Type: Solution
Last Modified: 31 Aug 2024
Version:  6
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