症状
Dell Precision 7820、7920 Tower、および7920 Rackシステムでプロセッサー(CPU)をIntel Cascade Lakeにアップグレードすると、電源投入時の自己診断エラーが発生することがあります。この問題は、古いBIOSリビジョンを使用しているDell Precision 7820または7920 Towerで発生することが確認されています。
影響を受けるDell PC
- Precision 7820 Tower
- Precision 7920 Tower
- Precision 7920 Rack
対処方法
この問題を解決するには、Intel Cascade Lakeプロセッサーにアップグレードする前に、Dell Webサイトの[ドライバーおよびダウンロード]ページから最新のBIOSをダウンロードしてインストールします。
BIOSを最新バージョンにアップグレードする前に、システムを元のプロセッサー構成に戻し、システムが正常に動作していることを確認します。元のプロセッサーをインストール後、システムがオペレーティング システムを起動したら、BIOSの最新バージョンへのアップデートに進みます。
警告: DellノートブックPCの場合は、BIOSアップデートを開始する前に、バッテリーを取り付けて、10 %以上充電しておいてください。アップデート プロセスは、ノートブックPCにAC電源を接続してから、開始することを推奨します。
メモ:お使いのPCのBIOSのアップデートの詳細については、デル ナレッジ ベース文書「
Dell BIOSアップデート」を参照してください。
警告: デルPCのBIOSをアップデートする場合は、外付けのHDD、プリンター、スキャナーなどの外付け周辺機器を取り外しておくことを推奨します。
- お使いのDell製品の[ドライバーおよびダウンロード]ページを参照してください
- 正しいオペレーティング システムが選択されていることを確認します
- [カテゴリー]で[BIOS]を選択します。
- 最新のシステムBIOSを見つけます
- [ダウンロード]をクリックして、ファイルをPCに保存します
- [エクスプローラー]を開き、ダウンロードしたファイルが保存されている場所を参照します
- BIOSセットアップ ファイルをダブルクリックし、画面の指示に従ってインストール処理を完了します
- アップデート中にPCが何回か再起動する場合があります。アップデート中はPCの電源をオフにしないでください。
BIOSが最新バージョンに正常にアップデートされたら、Intel Cascade Lakeプロセッサーへのアップグレードを続行できます。