Dell Unity：SupportAssistを有効にして設定する方法(ユーザー修正可能)

Unisphereで、次のいずれかの方法を使用して、ストレージ システムのSupportAssistを有効化および構成します。

● 初期設定ウィザード - Unisphereを使用してシステムに初めてアクセスしたときに実行される、グローバル ストレージ システム設定を構成するためのウィザード。
● 概要 — Unisphereからアクセスできるストレージ システムのサービス ページ (システム > サービス > の概要)。
● SupportAssist: UnisphereからアクセスできるSupportAssistの設定ページ (設定 > サポートの構成)。
● UEMCLI: SupportAssistの設定を構成するために、Microsoft WindowsまたはUNIX/Linuxホストからプロンプトを介してシステム上で実行できるコマンドを含むコマンド ライン インターフェイス。SupportAssist関連のCLI
コマンドの詳細については、Unisphereコマンド ライン インターフェイス ユーザー ガイドを参照してください。
● Unisphere Management REST APIサーバ - REST API要求を受信してSupportAssistの設定を行うアプリケーション インターフェイス。Unisphere管理REST APIの詳細については、Unisphere管理
REST APIプログラマー ガイドを参照してください。

 

UnisphereでSupportAssist機能のステータスを確認するには、 システム > サービス > の概要に移動します。
SupportAssistの下の緑色の円内にチェックマークが表示された場合、SupportAssistは有効になります。

SupportAssistを有効にする一般的なユース ケースは、次の3つです。

● SupportAssistが製造プロセスですでに初期化されている新しいUnityシステム。
メモ：初期設定ウィザードでSupportAssistの有効化をスキップした場合は、前述した他のいずれかの方法で後から有効にすることができます。
Unity ソフトウェアをバージョン 5.3 にアップグレードし、アップグレード前に集中型または統合型セキュア リモート サービスのいずれかを設定しておく。
Unity ソフトウェアのバージョン 5.3 へのアップグレードと、アップグレード前に Secure Remote Services が設定されていない。

Unityシステムのアップグレードの前に集中管理型または統合型セキュア リモート サービスのいずれかが有効になっている場合、SupportAssistは自動的に有効になり、アップグレードが正常に完了するとリモート接続が再確立されます。接続タイプ(アウトバウンドのみのトラフィック、またはインバウンドとアウトバウンドのトラフィック)は、SupportAssistにアップグレードする前と同じです。Remote Secure Credentials (RSC)は自動的には有効化されないため、使用する場合は手動で有効化する必要があります。

メモ1:
SupportAssistに関連するアップグレード前ヘルス チェックでは、OEバージョン5.3以降へのアップグレードがブロックされる場合があります。

メモ2:
グローバル プロキシ サーバーが構成され、統合型Secure Remote ServicesがSOCKSタイプのプロキシで有効になっている場合、アップグレード前ヘルス チェックによってアップグレードがブロックされます。SupportAssistは、SOCKSプロキシ サーバーをサポートしていません。アップグレードに進む前に、代わりにプロキシ サーバー タイプをHTTPに切り替えるか、プロキシ サーバーを使用しないでください。


ストレージ システムでSupportAssist機能を有効にする場合は、次の設定を行います。

● ライセンス契約 - SupportAssistを構成して使用するには、SupportAssistエンド ユーザー ライセンス契約(EULA)に同意する必要があります。
● Connection Type:ストレージ システムが使用するSupportAssistのタイプ([Outboundのみ]、[Outbound/Inbound]、または[Outbound/Inbound]、[Outbound/Inbound]と[Remote Secure Credentials(RSC)])。SupportAssistを無効にすることはできますが、推奨されません。
● ネットワーク チェック - SupportAssist 設定のネットワーク準備状況を検証し、現在のプロキシ サーバ設定を表示します(
設定されていて、[グローバル プロキシ設定を使用(Use Global Proxy Settings)] チェックボックスが選択されている場合)。○ プロキシ有効: グローバル プロキシ サーバーが有効か無効かを示します。
○プロトコル: 通信チャネルに使用されるプロキシ サーバーとの通信に使用されるプロトコル。使用可能なオプションは、ポート3128(デフォルト ポート)のHTTP(プロトコルのデフォルト)です。
○ プロキシサーバの IP アドレス: グローバル プロキシ サーバー トラフィックに関連づけられたネットワーク アドレス。
○ 資格情報: プロキシ サーバー システムへのアクセスに使用するアカウントのユーザー名とパスワード。
● (初期化されていないストレージ システムの場合のみ)初期化 - ユーザは、Dell Key Portal サイトから
取得したアクセス キーと 4 桁の PIN を入力する必要があります。
● 設定の確認 - SupportAssist ユーザの選択内容と設定操作の結果を一覧表示します。
● 結果 - SupportAssist が正常に有効化されたかどうかを示します。

メモ:
SupportAssistが有効になっている場合、CloudIQはデフォルトで有効に設定されています。CloudIQは、ソフトウェア アズ ア サービスのクラウド管理ダッシュボードであり、正常性ベースのレポート作成と修復のために、パフォーマンス、容量、構成に関するインテリジェントな分析を提供するために使用されます