BitLockerが<有効>なシステムでBIOSをアップデートする場合、以下に注意してください。
リカバリー キーが不明な場合、データ ロスや、オペレーティング システムの不必要な再インストールにつながる可能性があります。
以下に示すBIOSリビジョンは、TPMがTPM 2.0モードの場合にBitLockerが有効化/再開されないというエラーを引き起こすことが確認されました。 最近、システムBIOSを以下のバージョンにアップデートした場合。問題を解決するには、Dellサポート サイトで利用可能な新しいバージョンに再度アップデートしてください。
プラットフォーム |
影響を受けるBIOSのバージョン |
Latitude 7275 |
1.1.29 |
Latitude 5175/5179 |
1.0.22 |
Latitude 7370 |
1.11.4 |
Latitude E7270/E7470 |
1.14.3 |
Latitude E5270/E5470/E5570 |
1.13.3 |
Precision 3510 |
1.13.3 |
Precision 7510/7710 |
1.11.4 |
方法I:最も簡単な対処法は、BIOSのアップデート前にBitLockerを中断することです。
「スタート」をクリックします。
[コントロール パネル]>[システムとセキュリティ]>[BitLockerドライブ暗号化]の順に選択します。
これでBIOSをアップデートできます(最新版はDellサポートのWebサイトからダウンロードできます)。
システムBIOSのアップデートのヘルプについては、このビデオ ガイドを参照してください。
または、「How to update the BIOS on a Dell System(デルシステムでBIOSをアップデートする方法)」の記事を参照してください。
BIOSのアップデート後、保護を再開できます。
方法II:BitLockerのグループ ポリシーを編集します。
「スタート」ボタンをクリックします。検索ボックスで「gpedit.msc」と入力し、Enterキーを押します。
「ローカルコンピュータポリシー」が表示され、「コンピュータの構成」と「ユーザー構成」のオプションがあります。
「コンピュータの構成」で「管理用テンプレート」をクリックします。
[Windowsコンポーネント]を開きます。[BitLockerドライブ暗号化]フォルダーをクリックします。
右側のペインで「TPMプラットフォーム検証プロファイルを構成する」をクリックします。
「スタートアップ時に追加の認証を要求する」ポリシーをダブルクリックします。ポリシーを「無効」に設定します。
「適用」をクリックし、「OK」をクリックします。システムを再起動します。
BIOSがアップデートされたら、これらの手順を繰り返して、BitLockerを再度有効にします。
方法III:BitLockerのグループ ポリシーを編集します。
「スタート」をクリックします。検索ボックスで、「services」と入力してEnterを押します。
下にスクロールして、[BitLocker Disk Drive Encryption Service]をダブルクリックします。
ポップアップ ウィンドウの[全般]タブで、[スタートアップの種類]の横にあるドロップダウン ボックス(手動)をクリックし、[無効]を選択します。
[サービスの状態]で[停止]をクリックします。
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