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VxRail:PSCログバンドルの取得手順
本記事では、PSCログバンドルの取得手順についてご紹介します。
GUIからのvc-support生成・取得
VAMI
VAMI(Virtual Appliance Management Infrastructure)と呼ばれる、PSC自体を管理するGUIからログを作成します。
vc-supportを単体で取得したい場合は、この取得方法がシンプルでお勧めです。
なお、ログの保存がうまくいかない場合はCLIからご取得下さい。
1.https:// :5480 にWebブラウザでアクセスし、rootでログインします。
**vSphere6.0**
**vSphere6.5**
2."サポートバンドルの生成"をクリックすると、ログの保存が開始します。
ファイル名はvm-supportですが、中身はvc-supportです。
本手順でvc-supportを取得された場合は、アップロードの際に
ファイル名をvm-supportからvc-***やpsc-***等、分かりやすく変更いただけますと幸いです。
**vSphere6.0**
**vSphere6.5**
web Client
1. vSphere Web Client にログインし、[管理] > [システム構成] をクリックします。
2.左側のペインで [ノード]をクリックし、Platform Services Controller を見つけ、
それを右クリックして[サポート バンドルのエクスポート] をクリックします。
3.そのまま、[サポートバンドルのエクスポート]をクリックします。
CLIからのvc-support生成・取得
コマンドラインでvc-supportの生成
1.teratermなどのターミナルソフトウェアから、PSCにrootでSSH接続します。
BASH/SSHの有効化手順は VxRail: ESXi、vCenter、PSCのSSH有効化 をご参照下さい。
2.以下コマンドを実行し、ログの収集を開始します。
vc-support -l
3.ログの収集が完了しましたら、ローカルに保存してください。
空き容量の確認
vc-supportはファイルサイズが3GB以上になるケースがありますが、
多くは/storage/logおよび/storage/core 配下に溜まっている過去のサポートログやcoreファイルが要因となっています。
ファイルシステムの空き容量が不足している状態でvc-supportを作成し、パーティションの使用率が100%に達すると
vSphere Web Clientにアクセスできなくなるなどの事象が報告されています。
/storage/log配下に過去の不要なログが確認された場合は、削除してください。
また、vc-supportコマンドに -wオプションを付加することで、ログを生成するディレクトリを指定できます。
判断に迷った場合は、容量の空いているパーティションを特定し、該当のロケーションにvc-supportを作成することも可能です。
参考資料:
- FAQ:vSphere 6.0 での VMware Platform Services Controller (2113115)