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VxRail: ESXi、vCenter、PSCのSSH有効化
本記事では、ESXi / vCenter Sever Appliance / PSC のSSH有効化手順を紹介します。
各コンポーネントへのSSH接続はデフォルトで無効になっておりますので、障害調査や作業の際にSSHでのアクセスが必要になった際は手動で有効化する必要があります。
※サンプルスクリーンショットは適宜クリックで拡大してください
-ESXi
1. vSphere Web Clientにログイン
2. Hosts and Cluster(ホストおよびクラスタ) > SSHを有効にする対象のESXiホストを選択
3. Manage(管理) > Settings(設定) >Security Profile(セキュリティ プロファイル)を選択
4. Services(サービス)の欄より、SSHの状態を確認し、Edit(編集)をクリック
5. SSHの項目をクリックし、Start(開始)、OK
以上でESXiホストへのSSH接続が有効になります。
ログインの際はrootユーザを使用ください。
また、SSHクライアントにTera Termをご利用の場合はチャレンジレスポンス認証にて接続ください。
必要な対応が完了し、SSHを無効に戻したい場合は上記5.で"Stop(停止)"を選択してください。
-VCSA(vCenter Server Appliance)、及びPSC(Platform Service Controller)
1. ウェブブラウザにて、"https://vCenter or PSC IP:5480" にアクセス。rootでログイン。
2. 左ペーンの"Access(アクセス)"を選択
3. メインパネル右上の"Edit"をクリック
4. "Enable ssh login(SSH ログインの有効化)"、"Enable bash shell(bash シェルの有効化)"をチェックし、OK
以上にてVCSA、またはPSCへのSSH接続が有効になります。
ユーザはrootにてログイン可能です。
5. Bash シェルの有効化
VCSA、PSCのCLIにアクセスすると、デフォルト設定ではApplianceシェルにログインします。
Applianceシェルでは実行できるコマンドが限られているため、一般的なUnixベースOSと同等の操作を行うためにBashシェルに遷移します。
VMware vCenter Server Appliance 6.0.0.30300
Type: vCenter Server with an external Platform Services Controller
Last login: Mon Aug 13 02:30:21 UTC 2018 from hostname.domain.com on pts/0
Last login: Mon Aug 13 02:30:54 2018 from hostname.domain.com
Connected to service
* List APIs: "help api list"
* List Plugins: "help pi list"
* Enable BASH access: "shell.set --enabled True"
* Launch BASH: "shell"
Command> shell.set --enabled True ←Bashシェルを有効化
Command> shell ←Bashシェルに遷移
---------- !!!! WARNING WARNING WARNING !!!! ----------
Your use of "pi shell" has been logged!
~中略~
vchostname:~ # ←プロンプトのマーカが#になっている
vchostname:~ #
※下記VMware KBを利用し、デフォルトシェルをBashに変更することも可能です。
Toggling the vCenter Server Appliance 6.x default shell (2100508)
対応完了後にSSHを無効に戻したい場合は、4.のチェックボックスを外し、OKを選択してください。
以上