Connectrix DS-6620Bの機能について

・DS-6620Bは冗長電源や冗長FAN構成だと思いますが、
電源やFANのホットスワップは可能でしょうか？

はい、可能です。

CONNECTRIX B-SERIES DS-6600B SWITCHESにあるテーブル情報に、DS-6620Bの「Hot swappable components」として以下の記載があります。

Dual power supplies with three embedded cooling fan FRUs, SFPs and QSFP optics. The fans are connected to the power supplies and are not themselves replaceable.

・運用を止めずに無停止でのOSアップグレードは可能でしょうか？

Dell Connectrix Fibre Channel Storage NetworkingというData Sheetの中に

All Connectrix models listed in the tables below support auto-sensing speeds for backward compatibility, non-disruptive code upgrades and redundant hot-swappable components for high availability. 

と記載があり、参照しているテーブル情報の中にDS-6620Bがあるので可能です。

・ステートフルプロセスの再起動は可能でしょうか？

Connectrix関係の資料でステートフルプロセスという表現は見つけることが出来なかったのですが、設定情報などはConfigファイル等に保存しているはずなので、ステートフルで動作しなくてはならないプロセスは再起動しても問題なく動作するはずです。

明示的なプロセス再起動の可否については、どのプロセスを対象にするかで少し話が変わるかもしれませんがrootが取れればおそらく可能です。

・暗号化機能について他社様のスイッチだと
「AESに対応」「Cisco TrustSecペイロード暗号化を実装したSNMP V3」
という機能があるのですが、DS-6620Bはこの機能もしくは

同じような機能に対応しているものでしょうか？

CONNECTRIX B-SERIES DS-6600B SWITCHESのテーブル情報「Security」にDS-6620Bの情報として記載があります。

内容的には暗号化と認証が混ざりこんで書かれていますが、「AES-GCM-256 encryption on ISLs; DH-CHAP (between switches and end devices), HTTPS, IPsec, Secure Copy (SCP), Secure RPC, Secure Syslog, SSH v2, SSL」あたりが暗号化機能に該当するかと。

それ自体は交換することはできませんの「それ」とは

何を指しているのかわかりますでしょうか・・・

「それ」は「ファン」を意味しています。
どうもパワーサプライユニットとファンは一体化されていて分離できないので、ファンが壊れた場合にはファンのみ交換はできず、パワーサプライユニットも一緒に交換する必要があるということのようです。

コマンドでプロセスの再起動は可能で、コンフィグの

設定値を変更した場合はわざわざスイッチ自体を再起動せずとも

プロセスの再起動をするだけで反映される、という

理解でよいものでしょうか？

はい。プロセスにより多少の違いはあるかもしれませんが、エンタープライズ製品なので基本的にスイッチ自体を再起動して、OS/OEの再読み込みが必要になるようなつくりになっているとは考えにくいです。