Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

マルチプロトコルVDMインポートの設定の変更

マルチプロトコル インポート セッションが開始する前、または初回コピーの失敗状態のときは、いくつかのインポート設定を変更できます。変更可能なパラメーターは次のとおりです。

• ターゲット ファイル システムのプール
• ターゲットNASサーバのプール
• ターゲット本番インターフェイスのポート
• インポート用モビリティ インターフェイス
• インポート セッションの名前

ソース システムにおける次の変更は、インポート セッション中にはお勧めしません。

• ソース システムとデスティネーション システムの両方でのクォータ設定の変更

  唯一の例外は、quota exceedエラーが表示される場合です。

• NISまたはLDAP構成の変更
• DNS、ゲートウェイ、ルーティングの変更
• ファイル システムの作成または削除
• ファイル システム レベルのFLRプロパティ（ソース システムまたはターゲット システム上）またはソース ファイル システムのエポック年
• 特定のファイル システムのDHSMの保存設定

ソースFLRファイル システムに期限切れファイルが存在する場合、ファイルのインポート後、それらの期限切れファイルは期限切れのままになります。ただし、期限切れ時刻は以前と同じではありません。ファイルのインポート後の期限切れ時刻は、ファイルがインポートされた時刻です。

ターゲット システムによって、ソース システム上でこうしたアクションが実行できなくなることはありません。ただし、このアクションによって、変更がターゲット システムにインポートされず、インポート セッションが失敗することはあります。