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Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

ブロック インポート

Unisphereを使用すると、LUNまたはLUNのCG(コンシステンシー グループ)のいずれかについて、複数のコンカレント ブロック インポート セッションを、VNXシステムからUnityシステムにインポートできます。この制限は、ソースVNXシステムのSAN Copyの制限と、各CGのメンバー数に基づいています。ブロック インポートでは、Unityストレージ システムにデータをプッシュするために、VNXストレージ システム上のSAN Copy機能が使用されます。ターゲットUnityシステムからソースVNXシステムへのリモート システム接続を構成するには、VNX管理IPアドレスとVNX管理者認証情報を使用します。その接続を経由してVNX SANCopy FCまたはiSCSIイニシエータが検出され、UnityシステムがSANCopyホストとして登録されます。また、インポートの対象となるすべてのブロック リソースも検出されます。これには以下が含まれます。

  • 以下の条件を満たしているプールLUN、シンLUN、メタLUN:
    • 予約済みLUNプールのLUNではない
    • VNXファイルに公開されるLUNではない
    • システムLUNではない
  • LUNのCG

LUNまたはLUNのCGのインポートを実行する前に、インポート予定のLUNごとに少なくとも1つの未割り当てLUNを、ソースVNXシステム上のRLP(予約済みLUNプール)に含めておきます。リザーブドLUNのサイズはそれぞれ違っていてもかまいません。ただし、プール内の各LUNは同じサイズにしたほうが管理は容易になります。これは、LUNの割り当てはサイズを考慮せずに行われるためです。つまり、グローバル リザーブドLUNプール内の使用可能な未割り当てのLUNから順に割り当てられます。どの予約済みLUNが特定のインポート セッション、またはSnapView™、インクリメンタルSAN Copy、MirrorView/AなどのVNXプロセスで使用されるかは制御できないため、すべての予約済みLUNで標準のサイズを使用します。ストレージ システムに対して適切なリザーブドLUNプールのサイズを概算するには、次の点を考慮してください。

  • スペースの使用率を最適化する場合は、計算の基礎として最小のソースLUNのサイズを使用します。ソースLUNの合計数を最適化する場合は、計算の基礎として最大のソースLUNのサイズを使用します。
  • 標準のOLTP(オンライン トランザクション処理)の構成では、10~20%のサイズのリザーブドLUNを使用します。これにより、Copy on First Writeアルゴリズムのアクティビティに対応した適切なサイズになる可能性が高くなります。
  • また、VNX LUNでSnapViewまたはMirrorView/Aを使用する場合は、追加RLP LUNが必要になることがあります。
注:RLPで未割り当ての予約済みLUNを使用できない場合、インポート セッションはエラー状態になります。RLPにスペースを追加すると、その後セッションを再開できます。追加スペースは、ソースLUNの数と同じにする必要はありません。RLP LUNは、インポート セッションの完了後に再使用されます。

RLPと予約済みLUNの詳細については、ソースVNXに関するUnisphereオンライン ヘルプを参照してください。

ブロック インポートの前提条件

ブロック インポート(LUNまたはLUNのCG)の準備は、ファイル ベース(VDM)インポートの準備とは異なります。1つ以上のLUNまたはLUNのCGをVNXストレージ システムからUnityストレージ システムにインポートするには、以下の前提条件を満たしておく必要があります。

  • SAN CopyがVNXストレージ システムで有効になっている
  • FCベースのインポートの場合:
    • VNXストレージ システムとUnityストレージ システム間のポート ゾーニングが構成されている。
  • ISCSIベースのインポートの場合:
    • VNXストレージ プロセッサーとUnityストレージ プロセッサーの両方でiSCSIインターフェイスが構成されている。
    • VNXストレージ システムから、iSCSI IP接続が、ソースVNX SPとターゲットUnity SPの間でペアとして構成されている。たとえば、VNX SPAとUnity SPA、VNX SPBとUnity SPBがペアになる。また、接続の構成を確認する。
  • RLP(予約済みLUNプール)が、インポート用に計画されたLUNに基づいて、LUNで構成されている。RLPの詳細については、既存のVNX Unisphereオンライン ヘルプを参照してください。
  • リソースのインポート元にするソースVNXストレージ システム上のブロック ホストまたはストレージ グループと同じ方法で、Unityストレージ システム上のホストが構成されている。必要に応じて、Unityシステム上のホスト アクセスを再構成できます。
注:FCベースまたはiSCSIベースのいずれかのインポートについては、MirrorViewで使用されるポートを使用しないでください。

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