Unityオールフラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータインポートユーザーガイド

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ブロックインポートセッションの作成

前提条件

ブロックインポートセッションを作成する前に、次の構成タスクを実行する必要があります。

データ転送のソースとターゲットの両方のインターフェイスを作成する。
Unityベースのターゲットシステムへのインポート接続を作成する。
ターゲットシステムのブロックインポートターゲット（LUNまたはLUNグループ）を作成する。

書式

/import/session/block create [-async] [-name <value>] [-throttle {yes | no}] -srcSys <value> -srcRes <value> -lunPoolPairs <value> [-cutoverThreshold <value>] [-hosts <value>] [-importAsVMwareDatastore {yes | no}]

アクション修飾子

修飾子	説明
-async	アクションを非同期モードで実行します。
-name	インポートセッションの名前を指定します。注:名前が指定されていない場合は、次のパターンで生成されます。 import_sess_`<srcRes>`_`<srcSysSerialNumber>`_`<targetSysSerialNum ber>`[_`<index>`]
-throttle	インポート転送を減速するかどうかを指定します。減速設定は、ソースおよびターゲットストレージシステム上で使用されている、関連LUNおよびファイルシステムのインポート速度とホストレイテンシに影響します。有効な値は次のとおりです。 yes no 注:デフォルトではインポート転送が減速されます。つまり、フルスピード未満に減速されます。
-srcSys	ソースシステムを指定します。
-srcRes	ソースリソースを指定します。
-lunPoolPairs	LUNプールのペアを指定します。ソースLUNとターゲットストレージ構成の間のマッピングのコンマ区切りリスト。注:`srcLUN1:tgtPool1,…,…`という形式を使用します。ターゲットLUNの名前、isThin、SP、サイズなどのプロパティは、ソースLUNのプロパティと同じになります。
-cutoverThreshold	インポートセッションがカットオーバー対応になるパーセンテージの閾値（上限）
-hosts	ホストを指定します。ターゲットエレメントへのアクセスを提供する分かりやすいホストIDのコンマ区切りリスト。
-importAsVMwareDatastore	ソースLUNをVMFS（VMwareデータストア）としてインポートするかどうかを指定します。このオプションは、LUNセッションにのみ有効であり、CGセッションには無効です。有効な値は次のとおりです。 yes no

例

次のコマンドを実行すると、インポートセッションが次の設定で作成されます。

インポートセッション名はlun_17_importです。
ソースストレージシステムはRS_1です。
ソースストレージリソースは17です。
LUNプールのペアは17:pool_1です。

uemcli -d 10.0.0.1 -u Local/joe -p MyPassword456! import/session/block create -name lun_17_import -srcSys RS_65596 -srcRes 17 -lunPoolPairs 17:pool_1 -importAsVMwareDatastore yes

Storage system address: 10.0.0.1
Storage system port: 443
HTTPS connection

ID = import_1
Operation completed successfully.