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Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

ファイル レベル保存期間設定(FLR)を有効にしたVNXファイル システムのインポート

OEバージョン4.5以降を実行しているDell EMC Unityシステムでは、FLR-EとFLR-Cの両方がサポートされます。FLRが有効なファイル システムをVNXシステムからDell EMC Unityシステムにインポートする場合は、Dell EMC UnityシステムがOE(操作環境)バージョン4.5以降を実行していることを確認します。

注:OE 4.4以前を実行しているDell EMC Unityシステムでは、FLRがサポートされず、デフォルトのインポート設定では、このようなファイル システムはインポートされません。ただし、デフォルトをオーバーライドすることができ、それらのファイル システムは、FLR保護されずに通常のターゲット ファイル システム(UFS64)としてインポートされます。つまり、カットオーバー後に、ロックされたファイルをターゲットのDell EMC Unityシステムで変更、移動、削除することはできますが、ソースVNXシステムではこれらの操作は実行できません。これにより、2つのファイル システムが不整合な状態になる可能性があります。

ホスト アクセスおよびNFSデータストアに関する制限事項

カットオーバー後、VNXシステムからインポートされるFLRが有効なファイル システムでは、ホストは、ソースのエポック年と将来の時刻に変換される2017の間の時刻に保存期間を設定できません。Dell EMC Unityシステムのエポック年は、恒久的に2017に設定されています。

注:たとえば、ソースのエポック年が2003の場合、atimeを2003と2017の間の時刻に設定しないでください。これは、2003と2017の間の任意の時刻は、ソースのエポック年2003で表すことができない将来の時刻に変換されるためです。ホストは、インポート セッションのコミット後にこの操作を実行できます。

FLRが有効なファイル システムのUnityシステムへのVNXインポートを実行する場合、インポートを成功させるには、ソースVNX Data MoverがDHSMサービスを実行している必要があります。また、ソースDHSMサービス認証がNoneに設定されている場合、インポートのためにUnityシステムでDHSM認定資格、ユーザー名およびパスワードを設定する必要はありません。ただし、ソースDHSMサービス認証がBasicまたはDigestのいずれかに設定されている場合は、インポート設定の一部としてUnityシステムでこれらの認定資格を設定する必要があります。ソース ファイル システムでDHSMがまだ設定されていない場合は、ソースVNXシステムでのDHSM設定の設定について、VNXシステムのUnisphereオンライン ヘルプまたはVNX Command Line Interface Reference for Fileを参照してください。

Unityシステムでは、NFSデータストアに対してはFLRはサポートされません。したがって、VNXのFLRが有効なファイル システムは、NFSデータストアとしてUnityにインポートできません。ファイル システム オブジェクトとしてのみインポートできます。

注:ソースVNXファイル システムがFLR対応である場合、ターゲット リソースをファイル システムからNFSデータストアに変更することはできません。このアクションは許可されていません。

FLRが有効になっている場合のDHSMのポート要件

デフォルトのDHSMサービス ポートは、VNXシステムとUnityシステムの両方で5080です。ただし、DHSMサービスを使用して設定されているVNX Data Mover(インポート対象のVDMをホストする物理Data Mover)は、デフォルトとは異なるポートに設定できます。このポートは、FLRが有効なファイル システムのインポートを正常に実行するためには、両方のシステムで一致する必要があります。ソースVNX Data Mover がデフォルトのポートの代わりに別のポートを使用しているときにFLRが有効なファイル システムをインポートするには、ファイルのインポートを作成する前に、次のいずれかの操作を行います。

  • 可能であれば、DHSMサービスを使用して設定されているVNX Data Moverを変更して、デフォルトのポート5080を使用します。
  • VNXシステムでDHSMサービス ポートの変更を行うことができない場合、Unityシステムではsvc_nasサービス コマンドを使用してimtファシリティーのremoteDhmsPortパラメーターの値を変更し、VNXで設定されているのと同じDHSMサービス ポートを反映するようにします。
    注:remoteDhmsPortパラメーターの値を変更するには、変更が有効になるようにUnityシステムでSPを再起動する必要があります。

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