データ インポートのVNXポートの要件
VNXシステムからUnityシステムにデータをインポートするには、UnityシステムがVNXシステムで次のポートにアクセスできる必要があります。
- 22、443、5989(インポート接続を確立するため)
- 3205、3260(iSCSIベースのLUNインポート用)
- 111、137、138、139、389、445、464、1020、1021、1234、2049、2400、4647、31491、38914、49152~65535(NFS VDMインポート用)
- 137、138、139、445、12345(CIFS VDMインポート用)
注:VNXソース システムでは、DHSMサービスを使用して設定された物理Data Moverは、デフォルトのポート5080とは異なるポートに設定できます。このポートは、FLRが有効なファイル システムのインポートを正常に実行するためには、VNXシステムとUnityシステムの両方で一致する必要があります。FLRが有効なファイル システムをインポートするには、ソースVNX Data Moverがデフォルトのポートを使用していない場合は、ファイルのインポートを作成する前に、次のいずれかの操作を行います。
- 可能であれば、DHSMサービスを使用して設定されているVNX Data Moverを変更して、デフォルトのポート5080を使用します。
- VNXシステムでDHSMサービス ポートの変更を行うことができない場合、Unityシステムではsvc_nasサービス コマンドを使用してimtファシリティーのremoteDhmsPortパラメーターの値を変更し、VNXで設定されているのと同じDHSMサービス ポートを反映するようにします。このアクションを実行するには、変更が有効になるようにストレージ プロセッサーを再起動する必要があります。
VNXシステムでのポートに関する詳細は、EMC VNX Series Security Configuration Guide for VNXを参照してください。svc_nasサービス コマンドに関する詳細は、Unityサービス コマンド テクニカル ノートを参照してください。