Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

インポートの構成

VNXストレージ システムからUnityストレージ システムへのVDMのインポートは、手動で行う必要があります。

VDMをインポートすると、それに関連づけられているファイルベースのストレージ、ネットワーク、ファイル システムがすべて移行されます。

LUN、またはLUNのCG（コンシステンシー グループ）に対する複数のコンカレント ブロック インポート セッションを、VNXシステムからUnityシステムにインポートすることもできます。

VDMインポート操作では、次のインポートのみがサポートされます。

• NFSV3プロトコルのみが有効化されているVDMのインポート（NFSV4プロトコルが有効化されているVDMはサポートされません）
• CIFSプロトコルのみが有効なVDMのインポート

  Unisphere CLIを使用すると、CIFSが有効化されているソースVNXからインポートする際、スタブ ファイルをスタブ ファイルのまま保持することもできます。この状態でスタブ ファイルを保持することで、移行のワークロードが軽減されます。詳細については、スタブ ファイルの保持を参照してください。

• マルチ プロトコルのファイル システムによるか、またはNFS システムとCIFSファイル システムの両方がエクスポート/共有されることによる、VDMのインポート

マルチプロトコル移行には、次の制限事項が適用されます。

• Secure NFS、NFSv4またはpNFSを使用するVDM移行はサポートされません。
• CIFS/マルチプロトコル設定と関連する設定のインポートで、次のリストに示すものはサポートされていません。
  • CAVA（Common AntiVirus Agent）
  • CEPA（Common Event Publishing Agent）
  • 継続的な可用性の状態
  • SMBレジストリー
  • ファイル フィルタリング機能
  • Kerberosキー
  • Usermapper