- メモ、注意、警告
- 著作権
- はじめに
- インポートのワークフロー
- インポートに関する考慮事項
- Unisphereを使用したインポートの構成
- CLIを使用したインポートの構成
- のトラブルシューティング
- NFSのみのVDMのインポートの詳細
- CIFSのみのVDMのインポートの詳細
- マルチプロトコルVDMインポートの詳細
- LUNまたはLUNのコンシステンシー グループのインポートに関する詳細
インポートの開始後、VDMインポートは初回コピー状態になります。初回コピーは、次の3つのシーケンシャルなステージで構成されます。
ターゲット システムにおけるNASサーバとファイル システム(シン ファイル システム)のプロビジョニングの順序を次に示します。
インポート対象のNASサーバとファイル システムがプロビジョニングされると、初回コピー ジョブによって、ソース ファイル システムとターゲット ファイル システムの間の初回データ コピーに対する、ファイル システム レベルのインポート セッションが作成および開始されます。すべてのファイル システムが移行されるまで、初回コピーが構成インポート ステージに進むことはありません。
初回コピー ジョブのタスクは、ベースライン コピーが完了するのを待っている間、実行され続けます。ベースライン コピーが完了すると、自動再試行メカニズムが停止し、構成のインポート(構成インポート タスク)が開始されます。インポートされたVDM構成によって、ターゲット システム上のNASサーバは確実に動作します。VDM構成は次のとおりです。
構成のインポートが完了すると、初回コピー ジョブはカットオーバーの準備を行うことで、カットオーバー時間とカットオーバーによるDU時間を短縮します。構成のインポートの完了後、ファイル インポート セッションはカットオーバー準備完了状態になります。初回コピー中にインポートが失敗した場合、構成のインポートはロールバックされません。報告された問題の修正後、インポート操作は、前回失敗した時点から再開することができます。