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Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

NFSのみのVDMインポート カット オーバー

カットオーバー操作を実行する前に、次を確認します。

  • カットオーバーの前にソースVDMが削除または名称変更されていないこと。
  • ソースVDMにマウントされているファイル システムが名称変更、アンマウント、削除されていないこと。
  • ソースVDMインターフェイスが削除または名称変更されていないこと。
  • NISを使用するVNX VDMを移行する場合、カットオーバーを行う前にNIS 接続が有効であること。
    注意:Unityシステムのファイアウォールによって、NASサーバーがNISサーバーに接続できなくなる可能性があります。カットオーバーの前に、NIS接続を有効にすることを強くおすすめします。カットオーバーの後にNISが有効になっていない場合、ホスト アプリケーションがNASサーバーに正常にアクセスできない可能性があります。この場合、アクセス問題を解決するための手順に従ってください。

NIS接続が無効になっているために生じたNASサーバーでのアクセス問題を解決するには、NISを有効にします。次の例で、これを行う方法を説明します。

  1. ID nas_6を使用してNASサーバーをクエリします: # uemcli -d localhost -sslPolicy accept -noheader -u admin -p adminpassword /import/session/nas show
    1:    ID              = import_1
          Type            = CIFS
          Name            = import_sess_vdm1_APM00151909181_FNM00153800463
          Health state    = OK (5)
          State           = Completed
          Progress        =
          Source system   = RS_65538
          Source resource = vdm1
          Target resource = nas_6
          CIFS local user = cifsuser
    
  2. NASサーバー ネットワーク インターフェイスをクエリします(if_14など):# uemcli -d localhost -sslPolicy accept -noheader -u admin -p adminpassword /net/nas/server -id nas_6 show
    1:    ID                            = nas_6
          Name                          = vdm1
          NetBIOS name                  =
          SP                            = spb
          Storage pool                  = pool_1
          Tenant                        =
          Interface                     = if_14
          NFS enabled                   = yes
          NFSv4 enabled                 = no
          CIFS enabled                  = no
          Multiprotocol sharing enabled = no
          Unix directory service        = localThenNis
          Health state                  = OK (5)
    
  3. ポートに関連するネットワーク インターフェースをクエリします(eth2およびVLAN 404など):# uemcli -d localhost -sslPolicy accept -noheader -u admin -p adminpassword /net/if -id if_14 show
    1:    ID               = if_14
          Type             = file
          NAS server       = nas_6
          Port             = spb_eth2
          VLAN ID          = 404
          IP address       = 10.109.104.133
    
  4. NISサーバー接続のファイアウォール ルールを追加します。
    • VLANが有効なNASサーバー ネットワーク インターフェイスの例: svc_firewall -udp -add eth2.404 10.109.177.170 and svc_firewall -udp -add eth2.404 10.109.177.169
    • VLANが無効なNASサーバー ネットワーク インターフェイスの例:svc_firewall -udp -add eth10 1.2.3.4

初回コピーが完了すると、ファイル インポート セッションがカットオーバー準備完了状態になります。ターゲット側のNASサーバが本番環境になり、すべてのデータが同期されるように、本番環境のVDMをソースからターゲットに切り替えることができます。カットオーバーは、ユーザーに対して透過的に行う必要があります。カットオーバー後、NFSホスト クライアントは再マウントなしで新しい本番環境にアクセスできます。

カットオーバーは、Unisphere、UEMCLI、RESTのいずれかから起動できます。カットオーバーによって、次を実行するジョブが開始されます。

  1. カットオーバー前の妥当性検査を行います。
  2. インポート用のソース ネットワーク ロック ファイルをフリーズします。ジョブはソースVDMからすべてのNLMデータを取得し、ターゲット システムにインポートしようとします。
  3. ソース ファイル システムをフリーズします(フリーズされたファイル システムはNFSリクエスト、NFSv3ロック リクエスト、NLMロック拒否を無視します)。
  4. ソース クライアントのインターフェイス(パブリックIPインターフェイス)を停止します。
  5. ソース ファイル システムのフリーズを解除します。
  6. ターゲット インターフェイス(パブリックIPインターフェイス)を起動します。
  7. ターゲット システムのネットワーク ロック ファイルを再利用します。ジョブは、ターゲット システムのインポートされたすべてのロック ファイルを再興しようとします。
  8. 差分コピーを開始します。

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