Unityオール フラッシュ/ハイブリッド、またはUnityVSA™システムへのDell Unity™ファミリー VNX® Seriesデータ インポート ユーザー ガイド

LUNまたはコンシステンシー グループ インポートの初回コピー

インポート セッションが開始されると、初回コピー状態になります。ターゲット リソース（LUNまたはコンシステンシー グループ）は、選択したターゲット プールに、それぞれのソースLUNまたはコンシステンシー グループから自動作成され、ターゲットSP間でバランシングされます。ソース システムで構成されているSAN Copy制限は、同期のスケジュール設定に使用されます。

1. インポート セッションのLUNの現在のSPから、SPA LUNとSPB LUNに対して個別のリストが作成されます。そのリストで各SPのカウントを確認します。
2. コンカレントSAN Copy同期制限に使用可能な差分同期スロットがある場合、そのスロットはSPAとSPBから割り当てられ、は、 セッションは保留中から同期中状態に変わります。
   注:SPAとSPBからインポート セッションにスロットが割り当てられると、そのセッションがキャンセルされるか完了するまで、他のセッションがそのスロットを使用することはできません。セッションがキャンセルされるか完了した場合、スロットは既存のセッション（そのセッションからメリットを得られる場合）または新しい保留中のセッションに分散されます。
3. インポート セッションがカットオーバー閾値（コピーされる残りのデータのパーセンテージ）を下回ると、セッションは同期中からカットオーバー準備完了状態に変わります。