パリティ耐障害性のある仮想ディスクを使用する際に、専用のジャーナルディスクをプールの SSD に割り当てると、順次書き込みのパフォーマンスを向上させることができます。専用のジャーナルディスクがない場合、ジャーナルディスクがパリティ仮想ディスクと同じ物理ディスク内に存在し、これにより検索時間が長くなり、パリティ仮想ディスクの全体的なスループットが減少します。
専用のジャーナルディスクを使用している場合は、ジャーナルディスクの数がプール内のパリティスペースの数に対応するようにしてください。専用ジャーナルディスクは、PowerShell を使ってのみ追加できます。
専用ジャーナルディスクを既存プールに追加するために、次の PowerShell コマンドを実行します。
Add-PhysicalDisk -StoragePoolFriendlyName <poolName> -PhysicalDisks <physicalDiskObject> -Usage Journal
たとえば、 PhysicalDisk5 というラベルがついた SSD である専用ジャーナルディスクは、変数 $pd に割り当てられます。ディスクは次に、 Usage 属性が ジャーナルディスク に設定された状態で、既存プール MyPool1 に追加されます。
$pd = Get-PhysicalDisk –CanPool $true -FriendlyName PhysicalDisk5Add-PhysicalDisk -StoragePoolFriendlyName "MyPool1" -PhysicalDisks $pd -Usage Journal