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Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)向け Dell EMC OpenManage Integration v7.1 インストールガイド

サポートされる拡張性での導入シナリオを使用した管理サーバおよびプロキシ MS の設定計画

Dell EMC デバイスの検出は、Operations Manager コンソールおよび Dell EMC OMIMSSC コンソールで行えます。Dell EMC OMIMSSC の各インスタンスは、デバイスの検出と監視について 1 つの管理グループ(MG)だけをサポートします。

環境に必要な導入シナリオに従って、管理サーバとプロキシ MS を設定できます。

表 1. Operations Manager 2012 R2 の導入シナリオ
監視モード デバイス数 管理サーバの数

拡張性

<=600 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。

詳細

<=120 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
  • 注: 拡張可能モードで 600 台を超えるデバイスの拡張をするには Operations Manager 2012 R2 を Operations Manager 2016 にアップグレードします(Microsoft のパブリックホットフィックス https://support.microsoft.com/en-us/help/4481376/ は Operations Manager 2016 のみで利用可能)。
  • 注: Operations Manager 2012 SP1 では、OMIMSSC はサポートされません。
表 2. Operations Manager 2016 の導入シナリオ
シナリオ 1:Operations Manager(SMASH/ ネットワークスイッチ)を使用したデバイスの検出

Dell EMC デバイスは、Operations Manager コンソールでネットワークデバイスまたは SMASH デバイスとして検出されます。SMASH デバイスの入力が行えるのは SMASH 監視ウィザードであり、ネットワークスイッチについては Operations Manager コンソールのネットワークデバイス検出ウィザードです。

監視モード デバイス数 プロキシ MS が設定済み 管理サーバの数 必要なプロキシ MS の最小数 備考
拡張性 <=600 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
該当なし 該当なし
MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
3 各プロキシ MS は、拡張可能モードで最大 250 台のデバイスを監視でき、各管理サーバは最大 4 台のプロキシ MS に接続できます。プロキシ MS の設定については、表「 プロキシ MS 仮想マシンの設定」を参照してください。
詳細 <=120 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
該当なし 該当なし
MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
4 各プロキシ MS は、詳細モードで最大 30 台のデバイスを監視でき、各管理サーバは最大 2 台のプロキシ MS に接続できます。プロキシ MS の設定については、表「 プロキシ MS 仮想マシンの設定」を参照してください。
シナリオ 2:Dell EMC OMIMSSC(iDRAC、シャーシ、ネットワークスイッチ)を使用したデバイスの検出

Dell EMC デバイスは、Dell EMC OMIMSSC コンソールで、iDRAC、Dell EMC シャーシ、または Dell EMC ネットワークスイッチとして検出されます。入力は Dell EMC OMIMSSC コンソールで行われ、検出中に IP アドレス範囲の提供および、適切な資格情報プロファイルとジョブの関連付けが行われます。

拡張性 600~数千以上 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
3 各プロキシ MS は、拡張可能モードで最大 250 台のデバイスを監視でき、各管理サーバは最大 4 台のプロキシ MS に接続できます。プロキシ MS の設定については、表「 プロキシ MS 仮想マシンの設定」を参照してください。
詳細 120~300 MS、DB、および管理サーバの最小ハードウェアでの推奨数として、 ネットワークデバイス数サイジングガイドに記載されている 2000 に設定します。
  • 注: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。
4 各プロキシ MS は、詳細モードで最大 30 台のデバイスを監視でき、各管理サーバは最大 2 台のプロキシ MS に接続できます。プロキシ MS の設定については、表「 プロキシ MS 仮想マシンの設定」を参照してください。
  • 注: 拡張性の値を大きくするには、Microsoft Sizing ガイドに従って、管理グループを水平方向に拡張します。すべての管理グループは、新しい OMIMSSC アプライアンスを必要とします。
表 3. プロキシ MS 仮想マシンの設定
コンポーネント プロキシ MS 設定

CPU コア数

8

RAM(GB)

32

必須の前提条件:

  1. 各プロキシ MS で次のレジストリ設定がされていることを確認します。以下の手順を実行します。
    OMIMSSC_7.1.0.A00_SCOM.zip ファイルを抽出した後、次の手順を実行します。
    1. 同じディレクトリにある各プロキシ MS マシンの解凍位置から、 DellEMC-SCOM-Agent-Registry.reg および DellEMC-Proxy-MS-Configuration-Script.ps1 ファイルをコピーします。
    2. PowerShell コマンドプロンプトから DellEMC-Proxy-MS-Configuration-Script.ps1 を実行します(管理者権限で実行)。
      • 注:
        • このスクリプトは、エージェント正常性サービスを停止し、同じディレクトリパス内で現在のレジストリ値のバックアップを取得します。
        • 必要なレジストリキーの変更は、プロキシ MS に実装されます。プロキシ MS のレジストリ設定については、次の表を参照してください。
        • Microsoft Monitoring Agent Health Services が開始されます。
    • レジストリパス:"HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\HealthService\Parameters"
    表 4. プロキシ MS レジストリ設定
    S.No. レジストリ設定
    1 Persistence Version Store Maximum Registry Path を 131072 に設定します。
    2 Maximum Global Pending Data Count Registry を 20408 に設定します。
    3 State Queue Items Registry を 20480 に設定します。
    4 Persistence checkpoint Depth Maximum Registry を 20971520 に設定します。
    • 注意: Registry Editor の誤操作は、重大な問題を発生させる可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが必要になる場合もあります。
    • 注: このサンプルスクリプトは、プロキシ MS に必要な上記の設定操作を簡易化するためのものです。Dell EMC では、このスクリプトを正式にサポートはしていません。
  2. Microsoft のパブリックホットフィックス https://support.microsoft.com/en-us/help/4481376/ は、拡張性設定に関する各 System Center Operations Manager サーバおよび各プロキシ MS に適用する必要があります。
    • 注: プロキシ MS で、 C:\Program Files\Microsoft Monitoring Agent\Agent\SnmpModules.dll にある SnmpModules.dll を特定します。

推奨事項:

次に、プロキシ MS についての推奨事項をいくつか示します。
  1. 監視するデバイスの数を確認し、それに応じてプロキシ MS を作成します。各プロキシ MS は、拡張可能モードでは最大 250 台のデバイス、詳細モードでは最大 30 台のデバイスを監視できます。
  2. 1 台の管理サーバに追加できるプロキシ MS の最大数は 4 以下です。
  3. プロキシ MS の配置は、リソースプール内のすべての管理サーバに対称的に分散させるようにします。
  4. プロキシ MS の数を増やしすぎて管理サーバを過負荷にしないようにします。1 台の管理サーバで安全を確保するための制限は、拡張可能モードでは最大 1000 台のデバイス、詳細モードでは 60 台のデバイスをプロキシ MS 経由での監視の上限とすることです。
  • 注: プロキシ MS を Operations Manager グループの Dell ProxyMSGroup に追加する場合は、同期を実行して、必要な設定変更をプロキシ MS エージェントに適用させます。詳細については、『 Dell EMC OpenManage Integration for Microsoft system Center Version 7.1 Operations Manager User's Guide』(Microsoft system Center Operations Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration バージョン 7.1 ユーザーズガイド)の「 Dell プロキシ MS と OMIMSSC の同期およびプロキシ MS の DellProxyMSGroup への追加」を参照してください。

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