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Dell Precision 17 7000 シリーズ(7710) オーナーズマニュアル

セットアップユーティリティオプション

  • 注: お使いのコンピュータおよび取り付けられているデバイスによっては、このセクションに記載されている項目の一部が表示されない場合があります。
表 1. 一般. この表は、一般的なセットアップユーティリティオプションを記載しています。
オプション 説明
System Information このセクションには、コンピュータの主要なハードウェア機能が一覧表示されます。
  • システム情報
  • メモリ情報
  • プロセッサ情報
  • デバイス情報
Battery Information バッテリーの充電ステータスが表示されます。
Boot Sequence コンピュータによるオペレーティングシステムの検索順序を変更できます。次のオプションはすべてデフォルトで有効です。
  • UEFI: SAMSUNG SSD SM951 M.2 256GB PCIe NVMe(デフォルト設定)
Boot List(起動リスト) オプションを選択することもできます。次のオプションから選択できます。
  • Legacy(レガシー)
  • UEFI (デフォルト設定)
Advanced Boot Options UEFI 起動モードの場合、 Enable Legacy Option ROMs(レガシーオプション ROM を有効にする)オプションでレガシーオプション ROM をロードすることができます。このオプションはデフォルトで無効です。
  • 注: このオプションがない場合は、UEFI オプション ROM のみロードします。レガシー起動モードではこのオプションが必要です。安全起動を有効にしている場合は、このオプションはは使用できません。
  • Enable Legacy Option ROMs(レガシーオプション ROM を有効にする)
Date/Time 日付と時刻を設定できます。
表 2. システム設定. この表は、システム設定オプションを記載しています。
オプション 説明
Integrated NIC 内蔵ネットワークコントローラを設定することができます。オプションは次の通りです。
  • Enable UEFI Network Stack(ネットワークスタックで有効)
  • Disabled(無効)
  • Enabled(有効)
  • Enabled w/PXE(PXE で有効)(デフォルト設定)
Parallel Port ドッキングステーションのパラレルポートの動作を定義および設定することができます。パラレルポートは次のように設定できます。
  • Disabled(無効)
  • AT(デフォルト設定)
  • PS2
  • ECP
Serial Port シリアルポートの設定を識別および定義します。シリアルポートは次のように設定できます。
  • Disabled(無効)
  • COM1(デフォルト設定)
  • COM2
  • COM3
  • COM4
  • 注: 設定が無効の場合でも、オペレーティングシステムがリソースを割り当てる場合があります。
SATA Operation 内蔵 SATA ハードドライブコントローラを設定することができます。オプションは次の通りです。
  • Disabled(無効)
  • AHCI
  • RAID On(RAID オン)(デフォルト設定)
  • 注: RAID モードをサポートするには SATA を設定します。
ドライブ 各種オンボードドライブを有効または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • SATA-0
  • SATA-1
  • SATA-3
  • SATA-4
  • M.2 PCIe SSD-0
  • M.2 PCIe SSD-1

デフォルト設定:ハイライトされているデバイスが有効になります。

SMART Reporting このフィールドは、システム起動時に内蔵ドライブのハードドライブエラーを報告するかどうかを決めます。このテクノロジは、SMART(Self Monitoring Analysis および Reporting Technology)仕様の一部です。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Enable SMART Reporting(SMART レポートを有効にする)
USB/Thunderbolt Configuration USB 設定を定義することができます。オプションは次の通りです。
  • Enable USB Boot Support(USB 起動サポートを有効にする)
  • Enable External USB Port(外部 USB ポートを有効にする)
  • Enable Thunderbolt Port(Thunderbolt ポートを有効にする)
  • Enable Thunderbolt Boot Support(Thunderbolt 起動サポートを有効にする)
  • Always Allow Dell Dock(常に Dell Dock を許可する)
  • Enable Thunderbolt (and PCIe behind TBT) Pre-boot(Thunderbolt(および TBT の後ろの PCIe)Pre-boot を有効にする)

デフォルト設定:ハイライトされたオプションは有効です。

USB PowerShare USB PowerShare 機能の動作を設定できます。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Enable USB PowerShare(USB PowerShare を有効にする)
Audio このフィールドでは、統合オーディオコントローラを有効または無効にします。
  • Enable Audio(オーディオを有効にする)
  • Enable Microphone(マイクを有効にする)
  • Enable Internal Speaker(内蔵スピーカーを有効にする)

デフォルト設定:すべてのオプションが有効になります。

Keyboard Illumination このフィールドでは、キーボードライト機能の動作モードを設定できます。
  • Disabled(無効)
  • Dim(暗い)
  • Bright(明るい)(デフォルト設定)
Keyboard Backlight Timeout on AC この機能は、AC アダプタがシステムに接続されているときに、キーボードバックライトのタイムアウト値を設定します。
  • 5秒(デフォルト設定)
  • 10 秒
  • 15 秒
  • 30 秒
  • 1 分間
  • 5 分
  • 15 分
  • なし
Keyboard Backlight Timeout on Battery この機能は、システムをバッテリー電源のみで実行しているときに、キーボードバックライトのタイムアウト値を設定します。
  • 5 秒
  • 10 秒(デフォルト設定)
  • 15 秒
  • 30 秒
  • 1 分間
  • 5 分
  • 15 分
  • なし
Unobtrusive Mode 有効の場合、Fn+F7 キーを押すとシステムのすべての照明と音響放射をオフにします。Fn+F7 キーを押して通常動作に戻します。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Enable Unobtrusive Mode(Unobtrusive Mode を有効にする)
Miscellaneous Devices 各種オンボードデバイスを有効または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • Enable Camera(カメラを有効にする)
  • SD Card Read Only(SD カードは読み取り専用)
  • Enable Media Card(メディアカードを有効にする)
  • Disable Media Card(メディアカードを無効にする)

デフォルト設定:ハイライトされているデバイスが有効になります。

表 3. ビデオ. この表は、ビデオの設定オプションを記載しています。
オプション 説明
LCD Brightness バッテリーおよび AC 電源別にパネルの輝度を設定できます。
Switchable Graphics このオプションは NVIDIA Optimus や AMD Power Express のような切り替え可能なグラフィックテクノロジーを有効または無効にします。
  • 注: このテクノロジーは Windows 7/8 32/64 ビット または Ubuntu OS の場合のみ有効にしてください。この機能は、その他の OS では適用されません。
  • Enable Switchable Graphics(切り替え可能なグラフィックテクノロジーを有効)(デフォルト設定)
  • Enable dock Display Port(ドックディスプレイポートを有効にする)
表 4. セキュリティ. この表は、セキュリティオプションを記載しています。
オプション 説明
Admin Password 管理者(Admin)パスワードを設定、変更、または削除することができます。
  • 注: システムパスワードまたはハードドライブパスワードを設定する前に、管理者パスワードを設定してください。
  • 注: パスワードが正常に変更されると、すぐに反映されます。
  • 注: 管理者パスワードを削除すると、システムパスワードとハードドライブパスワードも自動的に削除されます。
  • 注: パスワードが正常に変更されると、すぐに反映されます。

デフォルト設定: Not set(設定なし)

System Password システムパスワードを設定、変更、または削除することができます。
  • 注: パスワードが正常に変更されると、すぐに反映されます。
  • 注: システムの電源が入っているときに、パスワードの入力を求めます。

デフォルト設定: Not set(設定なし)

Internal HDD-3 Password

コンピュータの内蔵ハードディスクドライブ(HDD)のパスワードを設定、変更、または削除することができます。このパスワードが正常に変更されると、すぐに反映されます。

ドライブにはデフォルトで設定されたパスワードはありません。

  • Enter the old password(古いパスワードを入力する)
  • Enter the new password(新しいパスワードを入力する)
  • Confirm the new password(新しいパスワードを確認する)
Strong Password 強力なパスワードを設定するオプションを常に強制することができます。

デフォルト設定: Enable Strong Password(強力なパスワードを有効にする) は選択されません。

Password Configuration パスワードの長さを定義できます。管理者パスワードの最低文字数 = 4、 管理者パスワードの最大文字数 = 32
Password Bypass システムパスワードと内蔵 HDD パスワードが設定されている場合に、これらのパスワードをスキップする許可を有効または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • Disabled(無効)(デフォルト設定)
  • Reboot bypass(再起動のスキップ)
Password Change 管理者パスワードが設定されている場合に、システムパスワードとハードドライブパスワードを設定する許可を有効または無効にすることができます。

デフォルト設定: Allow Non-Admin Password Changes(管理者以外のパスワード変更を許可する)は選択されていない

Non-Admin Setup Changes 管理者パスワードが設定されている場合に、セットアップオプションへの変更を許可するかどうかを決定できます。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Allows Wireless Switch Changes(ワイヤレススイッチの変更を許可)
TPM 1.2 Security このオプションは、システムのTPM(Trusted Platform Module)を有効にし、オペレーティングシステムで認識されるか否かをコントロールします。無効にすると、BIOS は POST 中に TPM をオンにしません。TPM は機能せず、オペレーティングシステムによって認識されなくなります。有効にした場合、BIOS は POST 中に TPM をオンにし、オペレーティングシステムで使用できるようになります。
  • 注: このオプションを無効にすると、TPM の設定を変更したり、TPM に保存している情報やキーを削除、または変更することができなくなります。TPM がオフになるので、使用できなくなります。このオプションを有効にすると、TPM を無効にする前と同様に機能するようになります。このオプションはデフォルトで有効に設定されています。
  • 注: このオプションへの変更はすぐに反映されます。
  • TPM On
  • Clear(クリア)
  • 有効なコマンドの PPI をスキップ
  • 無効なコマンドの PPI をスキップ
Computrace(R) オプションである Computrace ソフトウェアを起動または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • Deactivate(非アクティブ)(デフォルト設定)
  • Disable(無効)
  • Activate(アクティブ)
  • 注: Activate(アクティブ) および Disable(無効) オプションでは、機能を永久的に起動または無効にします。その後の変更はできません。
CPU XD Support プロセッサの Execute Disable(実行無効) モードを有効にすることができます。

デフォルト設定: Enable CPU XD Support(CPU XD サポートを有効にする)

OROM Keyboard Access 起動中にホットキーを使用してOption ROM Configuration(オプション ROM 設定) 画面にアクセスできるようにするかどうかを設定できます。オプションは次の通りです。
  • Enable(有効)(デフォルト設定)
  • One Time Enable(1 回のみ有効)
  • Disable(無効)
Admin Setup Lockout 管理者パスワードが設定されている場合、ユーザーによるセットアップユーティリティの起動を防止することができます。

デフォルト設定: Disabled(無効)

表 5. Secure Boot(安全起動). この表は、安全起動オプションを記載しています。
オプション 説明
Secure Boot Enable このオプションは、安全起動機能を有効または無効にします。
  • Disabled(無効)(デフォルト設定)
  • Enabled(有効)
Expert Key Management エキスパートキー管理は、PK、KEK、db、 dbx のセキュリティキーデータベースを操作することができます。
  • Expert Key Management
    • Enable Custom Mode(カスタムモードを有効にする)‐ デフォルトで無効
  • カスタムモードキー管理
    • PK(デフォルト設定)
    • KEK
    • Db
    • Dbx
表 6. パフォーマンス. この表は、パフォーマンスオプションを記載しています。
オプション 説明
Multi Core Support このフィールドでは、プロセスが 1 つのコアを有効にするか、またはすべてのコアを有効にするかを指定します。コアを追加することでアプリケーションのパフォーマンスが向上する場合があります。このオプションはデフォルトでは有効に設定されています。プロセッサのマルチコアサポートを有効または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • All(すべて)(デフォルト設定)
  • 1
  • 2
  • 3
Intel SpeedStep Intel SpeedStep 機能を有効または無効にすることができます。

デフォルト設定: Enable Intel SpeedStep(Intel SpeedStep を有効にする)

C States Control 追加のプロセッサスリープモードを有効または無効にすることができます。追加のプロセッサスリープモードを有効または無効にすることができます。

デフォルト設定: C 状態

Intel TurboBoost プロセッサの Intel TurboBoost モードを有効または無効にすることができます。

デフォルト設定: Enable Intel TurboBoost(Intel TurboBoost を有効にする)

Hyper-Thread Control ハイパースレッドをプロセッサで有効または無効にすることができます。

デフォルト設定: Enabled(有効)

表 7. 電源管理. この表は、電源管理オプションを記載しています。
オプション 説明
AC Behavior AC アダプタが接続されている場合に、コンピュータの電源が自動的に入るように設定できます。このオプションは無効に設定されています。
  • Wake on AC(ウェイクオン AC)
Auto On Time コンピュータが自動的に起動する時刻を設定することができます。オプションは次の通りです。
  • Disabled(無効)(デフォルト設定)
  • Every Day(毎日)
  • Weekdays(平日)
  • Select Days(選択した日)
USB Wake Support USB デバイスによって、コンピュータがスタンバイモードから復帰するように設定できます。このオプションは無効に設定されています。
  • Enable USB Wake Support(USB ウェイクサポートを有効にする)
Wireless Radio Control WLAN および WWAN 無線を制御できます。オプションは次の通りです。
  • Control WLAN radio(WLAN 無線の制御)
  • Control WWAN radio(WWAN 無線の制御)

デフォルト設定:両方のオプションが無効に設定されています。

Wake on LAN/WLAN 特殊な LAN 信号でトリガーされると、電源オフの状態からコンピュータを起動させることができるオプションです。スタンバイ状態からのウェイクアップはこの設定の影響を受けず、オペレーティングシステムで有効にされている必要があります。この機能は、コンピュータを AC 電源に接続している場合にのみ有効です。
  • Disabled(無効) - LAN またはワイヤレス LAN からウェイクアップ信号を受信すると、特殊な LAN 信号によるシステムの起動が許可されなくなります。
  • LAN or WLAN(LAN または WLAN)‐ 特殊な LAN 信号または WLAN 信号によりシステムに電源を投入することができます。
  • LAN Only(LAN のみ) - 特殊な LAN 信号によるシステムの起動を許可します。
  • WLAN Only(WLAN のみ)‐ 特殊な WLAN 信号によりシステムに電源を投入することができます。
Block Sleep コンピュータがスリープ状態になるのを防ぐことができます。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Block Sleep(S3 ステート)
Peak Shift ピークシフトを使用して、1日のピーク時の AC 消費を最小限に抑えることができます。各曜日ごとに、ピークシフトモードの開始時刻と終了時刻を設定します。開始時刻と終了時刻の間に、バッテリーがバッテリーしきい値フィールドで指定されたしきい値より大きい値を示し続ける場合、ACが取り付けられていてもシステムはバッテリーで実行されます。 指定された終了時刻の後、システムはACが取り付けてある場合はACから実行されますが、バッテリーを充電することはありません。充電開始時間を指定してから、AC を使用してバッテリーを再充電すると、システムはまた通常通り機能します。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Enable Peak Shift(ピークシフトを有効にする)
Advanced Battery Charge Configuration アドバンストバッテリー充電モードのシステムにバッテリーをセットすると、バッテリーの性能を最大限に高めることができます。標準充電アルゴリズムと他のテクニックを使用して、非作業時間にバッテリーの性能を最大限に高めます。作業時間に高速充電を使用すると、バッテリーはより速く充電されるためまたすぐに使用することができます。各曜日ごとにシステムの使用が多くなる時間を指定します。 作業時間を 0 に設定すると、その日のシステムの使用はあまり多くないことを意味します。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Enable Advanced Battery Charge Mode(アドバンストバッテリー充電モードを有効にする)
Primary Battery Configuration AC 電源に接続されている場合に、バッテリー充電の使用方法を定義できます。オプションは次の通りです。
  • Adaptive(適応)(デフォルト設定)
  • 標準
  • Express Charge(高速充電)
  • Primarily AC use(主に AC を使用)
  • Custom(カスタム)‐ バッテリー充電時の充電率を設定できます。
表 8. POST 動作. この表は、POST 動作オプションを記載しています。
オプション 説明
Adapter Warnings 特定の電源アダプタを使用する場合に、アダプタの警告メッセージが表示されるように設定することができます。
  • Enable Adapter Warnings(アダプタ警告を有効にする)(デフォルト設定)
Keypad(組み込み) 内蔵キーボードに組み込まれているキーパッドを有効にする 2 つの方法のうち 1 つを選択することができます。
  • Fn Key Only (Fn キーのみ)(デフォルト設定)
  • By Numlock(Numlock を使用)
Mouse/Touchpad コンピュータによるマウスとタッチパッド入力の処理を定義できます。オプションは次の通りです。
  • Serial Mouse(シリアルマウス)
  • PS2 Mouse(PS2 マウス)
  • Touchpad/PS-2 Mouse(タッチパッド /PS-2 マウス)(デフォルト設定)
Numlock Enable コンピュータの起動時に NumLock 機能を有効にするかどうかを指定します。このオプションはデフォルトで有効に設定されています。
  • Enable Numlock(Numlock を有効にする)
Fn Key Emulation PS-2 キーボードの <Scroll Lock> キー機能と内蔵キーボードの <Fn> キー機能を一致させることができます。このオプションはデフォルトで有効に設定されています。
  • Enable Fn Key Emulation(Fn キーのエミュレートを有効にする)
Fn Lock Options このオプションは、ホットキーの組み合わせ <Fn>+<Esc> で、F1 ~ F12 のプライマリ動作を、標準およびセカンダリ機能の間で切り替えることができます。Fn ロックモードのオプションは次の通りです。
  • ロックモード無効 / 標準
  • ロックモード有効 / セカンダリ
MEBx Hotkey このオプションは、システムを起動するときに、どの MEBx ホットキー機能を有効にするかを指定します。
  • Enable MEBx Hotkey(MEBx ホットキーを有効にする)(デフォルト設定)
Fastboot 一部の互換性手順をスキップすることにより、起動プロセスをスピードアップするオプションです。
  • Minimal (最少)– 起動中に特定のハードウェアおよび設定の初期化をスキップすることで起動時間を短縮します。
  • Thorough(完全) – 起動中にハードウェアおよび設定の完全な初期化を行います。(デフォルト設定)
  • Auto(自動)– 起動中に BIOS で設定の初期化を行うかを決定することができます。
Extend BIOS POST Time このオプションは追加で起動遅延を設定します。これにより、ユーザーは POST 状態メッセージを見ることができます。
  • 0 秒 (デフォルト設定)
  • 5 秒
  • 10 秒
表 9. 仮想化サポート. この表は、仮想化サポートオプションを記載しています。
オプション 説明
Virtualization このオプションでは、インテル・バーチャライゼーション・テクノロジーが提供する付加的なハードウェア機能を VMM(Virtual Machine Monitor)で使用できるようにするかどうかを指定します。
  • Enable Intel Virtualization Technology(インテル・バーチャライゼーション・テクノロジーを有効にする)(デフォルト設定)
VT for Direct I/O ダイレクト I/O 向けインテル・バーチャライゼーション・テクノロジーが提供する付加的なハードウェア機能を VMM(Virtual Machine Monitor)で使用できるようにするかどうかを指定します。
  • Enable Intel VT for Direct I/O(ダイレクト I/O 向けインテル・バーチャライゼーション・テクノロジーを有効にする)(デフォルト設定)
Trusted Execution MVMM(Measured Virtual Machine Monitor)が Intel ® Trusted Execution テクノロジーで提供される追加ハードウェア機能を活用できるかどうかを指定します。この機能を使用するには、TPM 仮想化テクノロジーと Direct I/O 用仮想化テクノロジーを有効にする必要があります。このオプションはデフォルトで無効に設定されています。
  • Trusted Execution
表 10. Wireless(ワイヤレス). この表は、ワイヤレスの設定オプションを記載しています。
オプション 説明
Wireless Switch ワイヤレススイッチで制御できるワイヤレスデバイスを決定できます。オプションは次の通りです。
  • WWAN
  • WLAN
  • GPS(WWAN モジュール)
  • Bluetooth

すべてのオプションがデフォルトで有効に設定されています。

Wireless Device Enable ワイヤレスデバイスを有効または無効にすることができます。オプションは次の通りです。
  • WWAN/GPS
  • WLAN
  • Bluetooth

すべてのオプションがデフォルトで有効に設定されています。

表 11. メンテナンス . この表は、メンテナンスオプションを記載しています。
オプション 説明
Service Tag コンピュータのサービスタグを表示します。
Asset Tag アセットタグがまだ設定されていない場合、システムアセットタグを作成することができます。このオプションはデフォルトでは設定されていません。
BIOS Downgrade このフィールドで、システムファームウェアの以前のリビジョンへのフラッシングを制御します。
  • Allow BIOS Downgrade(BIOS のダウングレードを許可する)
Data Wipe このフィールドで、ユーザーはすべての内蔵ストレージデバイスからデータを安全に消去することができます。
  • Wipe on Next Boot

この操作を選択すると、システムにインストールされているすべてのデバイスを安全に消去します。 以下は、この操作の影響を受けるデバイスのリストです。

  • Internal HDD(内蔵 HDD)
  • Internal SDD(内蔵 SDD)
  • Internal mSATA(内蔵 mSATA)
  • Internal eMMC
BIOS Recovery ここでユーザーは、プライマリハードドライブ、または外部 USB キーのリカバリファイルで、破損した BIOS の特定の状況からリカバリできます。このオプションはデフォルトで有効に設定されています。
  • Enable Recovery from Hard Drive(ハードドライブからのリカバリを有効にする)
表 12. システムログ. この表は、システムログオプションを記載しています。
オプション 説明
BIOS events システムイベントログを表示し、そのログを消去することができます。
Thermal Events サーマルイベントログを表示し、そのログを消去することができます。
Power Events 電源イベントログを表示し、そのログを消去することができます。

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