管理インターフェイスの使用
前述のLEDの表示に加えて、管理インターフェイスを使用すると、システムとそのコンポーネントの正常性状態を監視できます。ただし、システムを構成してプロビジョニングし、イベント通知を有効にしておく必要があります。
コンポーネントの作動を確認するには、次の方法から選択してください。
PowerVault Managerを使用して、システムとそのコンポーネントの正常性アイコン/値を確認するか、問題のあるコンポーネントにドリル ダウンします。PowerVault Managerでは正常性アイコンによって、システムとそのコンポーネントの状態が、OK、縮退、障害、不明のいずれかで表示されます。問題のあるコンポーネントが検出された場合、[推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決します。
PowerVault Managerを使用する代わりに、CLIでshow systemコマンドを実行して、システムとそのコンポーネントの正常性を表示できます。コンポーネントに問題がある場合は、システムの正常性が Degraded、 Fault、Unknownのいずれかで表示されます。問題のあるコンポーネントが検出された場合は、[正常性の推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決します。
イベント通知の監視:イベント通知が設定され、有効になっている場合は、イベント ログを表示してシステムとそのコンポーネントの正常性を監視できます。イベントが記録されたかどうかを確認するように、またはログのイベントに関する情報を表示するように、メッセージによって推奨される場合は、PowerVault ManagerまたはCLIを使用できます。PowerVault Managerを使用してイベント ログを表示し、イベント メッセージの上にカーソルを合わせると、そのイベントの詳細が表示されます。CLIを使用して、出力をフィルタリングする追加のパラメーターでshow events detailコマンドを実行し、イベントの詳細を表示します。コマンドのパラメーターと構文の詳細については、『CLIリファレンス ガイド』を参照してください。