1 |
重要 |
このイベントの重大度には、次の種類があります。
- ディスク グループがオンラインで、別のディスク障害が許容されず、ディスク グループを自動的に再構築するための適切なサイズとタイプのスペアが存在しません。
- 示されているディスク グループがRAID 6の場合、2つのディスクの障害により劣化した状態で動作していることになります。
- 示されているディスク グループがRAID 6でない場合、1つのディスクの障害により劣化した状態で動作していることになります。
リニア ディスク グループでは、適切なタイプとサイズの使用可能なディスクが存在し、動的スペア機能が有効になっている場合、そのディスクを使用してディスク グループが自動的に再構築され、イベント37が記録されます。
- ディスク グループがオンラインになっており、別のディスク障害が許容されません。表示されたディスク グループがRAID 6の場合、2台のディスクの故障により縮退状態で動作しています。表示されているディスク グループがRAID 6ではない場合、1台のディスクが故障したため縮退状態で動作しています。
推奨される対応策:
- イベント37が記録されなかった場合は、適切なタイプおよびサイズのスペアが再構築に利用できなかったということです。故障したディスクを同じタイプの同等以上の容量を持つものと交換し、必要に応じて、それをスペアとして指定してください。イベント9と37が記録されていることを確認して、完了となります。
- それ以外の場合は、再構築が自動的に開始され、イベント37が記録されます。故障したディスクを交換し、それを今後使うために専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアとして設定します。
- 最適なI/Oパフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要です。
- 故障したディスクをすべて交換し、今後使用するために設定されたスペア ディスクが十分あることを確認します。
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警告 |
ディスク グループはオンラインですが、別のディスク障害に耐えることができません。
- 示されているディスク グループがRAID 6の場合、2つのディスクの障害により劣化した状態で動作していることになります。
- 示されているディスク グループがRAID 6でない場合、1つのディスクの障害により劣化した状態で動作していることになります。
適切なサイズとタイプの専用スペアまたはグローバル スペアを使用して、ディスク グループを自動的に再構築します。イベント9および37は、これを示すためにログに記録されます。 推奨される対応策:
- イベント37が記録されなかった場合は、適切なタイプおよびサイズのスペアが再構築に利用できなかったということです。故障したディスクを同じタイプの同等以上の容量を持つものと交換し、必要に応じて、それをスペアとして指定してください。イベント9と37が記録されていることを確認して、完了となります。
- それ以外の場合は、再構築が自動的に開始され、イベント37が記録されます。故障したディスクを交換し、それを今後使うために専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアとして設定します。
- 最適なI/Oパフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要です。
- 故障したディスクをすべて交換し、今後使用するために設定されたスペア ディスクが十分あることを確認します。
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3 |
エラー |
示されたディスク グループがオフラインになりました。
RAID 0またはNRAIDのディスク1台、RAID 6のディスク3台、またはその他のRAIDレベルのディスク2台が故障しています。このディスク グループは再構成できません。手動で隔離していない限り、これはディスク グループの通常の状態ではありません。
パフォーマンス階層の仮想ディスク グループについては、ディスク障害がディスク グループのデータで発生した場合、利用可能なスペースがあれば、そのディスクが別の使用可能なディスク グループに自動的に移行され、ユーザー データは失われません。複数のディスクの故障が連続で発生し、データを移行する時間がなかった場合、別の階層にデータがフィットする十分なスペースがない場合、またはユーザーが迅速に故障したディスクを交換しない場合のみ、データが失われます。 推奨される対応策:
- CLItrustコマンドにより、ディスク グループ内の一部のデータを回復できる場合があります。TrustコマンドについてはCLIヘルプを参照してください。trust操作がお客様の状況に適用されるかの判断と実施のヘルプについては、テクニカル サポートにご連絡ください。
- Trustコマンドを使用しないことを選択した場合は、次の手順を実行します。
- 故障したディスクまたはディスクを交換します。(イベント ログでイベント8を探して、どのディスクが故障しているかを確認し、それらの交換に関するアドバイスを確認します。)
- ディスク グループを削除します(CLIremove disk-groupsコマンド)。
- ディスク グループを再作成します(CLIadd disk-groupコマンド)。
今後この問題が発生しないよう、フォールトトレラントRAIDレベルを使用し、スペア ディスクとして1つまたは複数のディスクを設定して、故障したディスクを直ちに交換します。
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4 |
情報 |
示されたディスクに、修正された不良ブロックがありました。 推奨される対応策:
- エラー トレンドと、エラーの数が利用可能な不良ブロック交換品の合計数に近いかどうかを監視します。
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5 |
情報 |
コントローラーの再起動が完了しました。 推奨される対応策:
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6 |
警告 |
示されたディスク グループの初期化中にエラーが発生しました。これは、ディスク ドライブの故障が原因となっている可能性があります。初期化が完了している可能性がありますが、ディスク グループのRAIDレベルと故障したディスクの数によって、FTDN(ダウン ディスクを含むフォールト トレラント)、CRIT(重大)、またはOFFL(オフライン)のステータスになっている場合があります。 推奨される対応策:
- イベント55、58、または412など、ほぼ同時に記録されたディスク障害を示す別のイベントを検索します。そのイベントの推奨される対応策にしたがってください。
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情報 |
次のいずれかを実行します。
- ディスク グループの作成が正常に完了しました。
- ディスク グループを作成しようとして失敗しました。ユーザーは、ディスク グループを追加しようとした時点で失敗したことを示すフィードバックを直ちに受け取ります。
推奨される対応策:
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7 |
エラー |
テスト環境では、コントローラーの診断に失敗すると、製品固有の診断コードが報告されます。 推奨される対応策:
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8 |
警告 |
次の条件のいずれかが発生しました。
- ディスク グループの一部であるディスクが停止しています。示されたディスク グループのディスクが故障し、ディスク グループのステータスがRAIDレベルと故障したディスク数によってFTDN(ダウン ディスクを含むフォールト トレラント)、CRIT(重大)、またはOFFL(オフライン)になる場合があります。スペアが存在し、ディスク グループがオフラインでない場合、コントローラーは自動的にスペアを使用してディスク グループを再構築します。後のイベントはディスク グループの変更を示します。問題が解決すると、イベント9が記録されます。
- ディスク グループの再構築に失敗しました。示されたディスクは、示されているディスク グループの再構築のターゲット ディスクとして使用されています。ディスク グループの再構築中、ディスク グループ内の別のディスクに障害が発生し、ディスク グループのステータスがOFFL(オフライン)になりました。示されたディスクのステータスはLEFTOVR(レフトオーバー)です。
- ディスク グループの一部であるSSDが、寿命が終了したことを報告しました。示されたディスク グループのディスクが故障し、ディスク グループのステータスがRAIDレベルと故障したディスク数によってFTDN(ダウン ディスクを含むフォールト トレラント)、CRIT(重大)、またはOFFL(オフライン)になる場合があります。スペアが存在し、ディスク グループがオフラインでない場合、コントローラーは自動的にスペアを使用してディスク グループを再構築します。後のイベントはディスク グループの変更を示します。問題が解決すると、イベント9が記録されます。
推奨される対応策:
- ディスク グループの一部であるディスクがダウンしている場合:
- 示されたディスクが、過剰なメディア エラー、ディスク障害の寸前、ハードウェア故障の可能性、ディスクがサポートされていない、コントローラーの復旧可能なエラーが多すぎる、違法な要求、劣化または速度の遅さといった、いずれかの理由によって故障した場合は、ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)の同等以上の容量のものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを保つには、交換対象のものと同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要となります。
- ユーザーがディスク グループからディスクを無理やり外そうとした、またはRAID-6の初期化の失敗や未知の理由により、示されたディスクが故障した場合:
- 関連するディスク グループがオフラインまたは隔離されている場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- それ以外の場合は、ディスクのメタデータをクリアし、ディスクを再使用します。
- 以前検出されたディスクが存在しなくなったために、示されたディスクがエラーとなっている場合:
- ディスクを再挿入するか、スロットに入っていたものと同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つ交換用ディスクを挿入します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを持つ交換用ディスクが必要です。
- ディスクのステータスがレフトオーバー(LEFTOVR)の場合、メタデータをクリアし、ディスクを再使用します。
- 関連するディスク グループがオフラインまたは隔離されている場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- ディスク グループの再構築が失敗した場合:
- 関連するディスク グループがオンラインの場合は、ディスクを再利用できるよう、示されたディスクのメタデータを消去します。
- 関連するディスク グループがオフラインの場合は、CLItrustコマンドにより、ディスク グループ内の一部またはすべてのデータを回復できる場合があります。ただし、部分的に再構築されたディスクを信頼すると、データ崩壊が起こる可能性があります。trustコマンドについてはCLIヘルプを参照してください。trust操作がお客様の状況に適用されるかの判断と実施のヘルプについては、テクニカル サポートにご連絡ください。
- 関連するディスク グループがオフラインで、trustコマンドを使用したくない場合は、次の手順を実行します。
- ディスク グループを削除します(CLIremove disk-groupsコマンド)。
- ディスクを再利用できるように、示されたディスクのメタデータを消去します(CLI clear disk-metadataコマンド)。
- 故障したディスクまたはディスクを交換します。(イベント ログでイベント8のその他のインスタンスを探して、どのディスクが故障しているかを判断します)。
- ディスク グループを再作成します(CLI add disk-groupコマンド)。
- ディスク グループの一部であるSSDが寿命の終了を報告している場合、ディスクを同じタイプで同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
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9 |
情報 |
示されているスペア ディスクが示されているディスク グループで使用され、フォールトトレラント ステータスに戻っています。 ディスク グループの再構築が自動的に開始されます。このイベントは、イベント8によって報告された問題が解決したことを示します。 推奨される対応策:
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16 |
情報 |
示されたディスクはグローバル スペアに指定されています。 推奨される対応策:
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18 |
エラー |
ディスク グループの再構築でエラーが発生しました。 ディスクが故障すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。ただし、この操作は失敗しました。ディスク グループ内の他のディスクのデータの一部が読み取り不能なため(修正不能のメディア エラー)、データの一部が再構築できません。 推奨される対応策:
- データのバックアップ コピーがない場合は、バックアップをとってください。
- イベント8、55、58、または412など、ほぼ同時に記録されたディスク障害を示す別のイベントを検索します。そのイベントの推奨される対応策にしたがってください。
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情報 |
ディスク グループの再構築が完了しました。 部分的に完了しているADAPTディスク グループの場合、利用可能なスペア領域がないか、ADAPTフォールトトレラントの要件によりスペア領域が使用できなくなっています。 推奨される対応策:
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19 |
情報 |
再スキャンが完了しました。 推奨される対応策:
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20 |
情報 |
ストレージ コントローラーのファームウェア アップデートが完了しました。 推奨される対応策:
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21 |
エラー |
ディスク グループの確認が完了しました。エラーが見つかりましたが修正されていません。 推奨される対応策:
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警告 |
故障したディスクなど内部で検出された状態により、ディスク グループの確認が完了しませんでした。ディスクが故障している場合、データはリスクにさらされる可能性があります。 推奨される対応策:
- 冷却問題または故障したコントローラー モジュール、拡張モジュール、電源など、非ディスク ハードウェア問題を解決します。
- ディスク グループ内のディスクがSMARTイベントまたは復旧可能な読み取りエラーを記録しているかどうか、確認します。
- 記録されていて、ディスク グループが非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0またはRAID非対応)の場合は、データを別のディスク グループにコピーし、故障したディスクを交換します。
- 記録されていて、ディスク グループがフォールトトレラントRAIDレベルの場合は、ディスク グループの現在の状態をチェックします。FTOLでない場合、データがリスクにさらされる可能性があるため、データをバックアップしてください。FTOLの場合は、示されたディスクを交換します。同じディスク グループ内の2つ以上のディスクがSMARTイベントを記録している場合、データをバックアップして、ディスクを1回に1つずつ交換します。仮想ストレージでは、影響を受けるディスク グループを削除でき、そのデータを別のディスク グループに排出し、ディスク グループを再び追加できます。
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情報 |
ディスク グループの検証がすぐに失敗したか、ユーザーによって中止されたか、成功しました。 推奨される対応策:
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23 |
情報 |
ディスク グループの作成が開始されました。 推奨される対応策:
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25 |
情報 |
ディスク グループの統計がリセットされました。 推奨される対応策:
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28 |
情報 |
コントローラーのパラメータが変更されました。 一般設定が変更されると、このイベントが記録されます。たとえば、ユーティリティーの優先度、リモート通知の設定、ユーザー インターフェイスのパスワード、ネットワーク ポートIPの値などの変更がこれにあたります。ディスク グループまたはボリューム設定が変更されたときには、このイベントは記録されません。 推奨される対応策:
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31 |
情報 |
示されたディスクはスペアとして指定されていません。 推奨される対応策:
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32 |
情報 |
ディスク グループの検証が開始されました。 推奨される対応策:
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33 |
情報 |
コントローラーの時刻/日付が変更されました。 このイベントは変更が発生する前に記録されるため、イベントのタイムスタンプは古い時刻になります。このイベントは、NTPを有効にしている場合、頻繁に発生します。 推奨される対応策:
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34 |
情報 |
コントローラーの設定が工場出荷時のデフォルトに復元されました。 推奨される対応策:
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37 |
情報 |
ディスク グループの再構築が開始されました。完了するとイベント18が記録されます。 推奨される対応策:
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38 |
情報 |
温度、電圧、または電流の測定値がエラーまたは警告からOKに変わりました。 推奨される対応策:
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39 |
警告 |
センサーが警告範囲の温度または電圧を監視しました。問題が解決すると、イベント39を記録したコンポーネントについてイベント47が記録されます。 イベントがディスク センサーを指している場合、この温度範囲内では予期しないディスク動作が発生することがあります。 イベント ログをチェックして、2つ以上のディスクがこのイベントを報告しているかを確認します。
- 複数のディスクがこの条件を報告している場合は、環境内に問題がある可能性があります。
- 1つのディスクがこの条件を報告している場合、環境内に問題があるか、ディスクが故障している可能性があります。
推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの説明のうちいずれも当てはまらない場合は、エラーを記録したディスクまたはコントローラー モジュールを交換します。
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40 |
エラー |
センサーが故障範囲の温度または電圧を監視しました。問題が解決すると、イベント40を記録したコンポーネントについてイベント47が記録されます。 推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの説明のうちいずれも当てはまらない場合は、エラーを記録したディスクまたはコントローラー モジュールを交換します。
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41 |
情報 |
示されたディスクは、示されたディスク グループのスペアに指定されています。 推奨される対応策:
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43 |
情報 |
示されたディスク グループが削除されました。 推奨される対応策:
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44 |
警告 |
コントローラーに示されたボリュームのキャッシュ データが含まれていますが、対応するディスク グループがオンラインではありません。 推奨される対応策:
- ディスク グループを構成するディスクがオンラインではない理由を確認します。
- エンクロージャがダウンしている場合は、対応処置を決めます。
- ディスク グループが必要なくなった場合、孤立データを消去できます。これにより、データが消えます。
- ディスク グループが欠落しており、それが意図的に取り外されたのではない場合は、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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47 |
情報 |
センサーが検出したエラーが削除されました。このイベントは、イベント39または40によって報告された問題が解決したことを示します。 推奨される対応策:
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48 |
情報 |
示されたディスク グループの名前が変更されました。 推奨される対応策:
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49 |
情報 |
長時間のSCSIメンテナンス コマンドが完了しました。(これは、通常ディスク ファームウェアのアップデート中に起こります。) 推奨される対応策:
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50 |
エラー |
24時間の間にキャッシュ メモリーでの修正可能なECCエラーの件数が10回を超えました。これは、ハードウェアの故障の可能性を示しています。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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警告 |
キャッシュ メモリーで修正可能なECCエラーが発生しました。 このイベントは、警告の重大度とともに記録され、テクニカル サポートに役立つ可能性がある情報を提供しますが、すぐに対処する必要はありません。コントローラー モジュールを交換する必要がある場合は、エラーの重大度とともに記録されます。
推奨される対応策:
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51 |
エラー |
48時間の間に修正不可能なECCエラーがキャッシュ メモリーで複数回発生しました。これは、ハードウェアの故障の可能性を示しています。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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警告 |
キャッシュ メモリーで修正不可能なECCエラーが発生しました。 このイベントは、警告の重大度とともに記録され、テクニカル サポートに役立つ可能性がある情報を提供しますが、すぐに対処する必要はありません。コントローラー モジュールを交換する必要がある場合は、エラーの重大度とともに記録されます。 推奨される対応策:
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52 |
情報 |
ディスク グループの拡張が開始されました。 場合によっては、この操作を完了するまでに数日または数週間かかることがあります。拡張を完了できるように十分な時間を確保してください。 完了すると、イベント53が記録されます。推奨される対応策:
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53 |
警告 |
ディスク グループの拡張中に多数のエラーが発生し、拡張を続行できません。 推奨される対応策:
- ディスクの問題により拡張が失敗した場合、ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものに交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。ディスク グループの再構築が開始されている場合、完了を待ってから拡張を再度行ってください。
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情報 |
ディスク グループの拡張が完了しているか、すぐに失敗したか、ユーザーによって中止されました。 推奨される対応策:
- ディスクの問題により拡張が失敗した場合、ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものに交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。ディスク グループの再構築が開始されている場合、完了を待ってから拡張を再度行ってください。
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54 |
情報 |
バッテリー交換が必要です。 バッテリは、リアルタイム(日付/時間)時計のバックアップ電源を提供します。電源障害が発生した場合、日付と時刻は1980-01-01 00:00:00に戻ります。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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55 |
警告 |
示されたディスクがSMARTイベントを報告しました。 SMARTイベントは発生しそうなディスク障害を示しています。 推奨される対応策:
- 冷却問題または故障した電源など、非ディスク ハードウェア問題を解決します。
- ディスクが非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0またはRAID非対応)を使用するディスク グループ内にある場合、データを別のディスク グループにコピーし、障害のあるディスクを交換します。
- ディスクがフォールトトレラントRAIDレベルを使用するディスク グループにある場合は、ディスク グループの現在の状態をチェックします。FTOLでない場合、データがリスクにさらされる可能性があるため、データをバックアップしてください。FTOLの場合は、示されたディスクを交換します。同じディスク グループ内の2つ以上のディスクがSMARTイベントを記録している場合、データをバックアップして、ディスクを1回に1つずつ交換します。仮想ストレージでは、影響を受けるディスク グループを削除でき、そのデータを別のディスク グループに排出し、ディスク グループを再び追加できます。
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56 |
情報 |
コントローラーは電源が投入されたか、または再起動されました。 推奨される対応策:
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58 |
エラー |
ディスク ドライブが、パリティ エラーまたはディスク ハードウェアの障害など、重大なエラーを検出しました。 推奨される対応策:
- 故障したディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)の同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
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警告 |
内部ロジック エラーが原因で、ディスク ドライブがリセットされました。 推奨される対応策:
- このイベントと警告の重大度が初めて記録され、示されたディスクが最新のファームウェアを実行していない場合は、ディスク ファームウェアをアップデートします。
- 同じディスクについて、このイベントと警告の重大度の記録数が1週間に5回を超えていて、示されたディスクが最新のファームウェアを実行している場合、ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)および同等以上の容量のものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象のものと同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要となります。
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情報 |
ディスク ドライブがイベントを報告しました。 推奨される対応策:
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59 |
警告 |
示されたSCSIデバイスとの通信中に、コントローラーがパリティ イベントを検出しました。このイベントはディスクではなく、コントローラーによって検出されました。 推奨される対応策:
- イベントが、ディスクまたは拡張モジュールが不良であることを示している場合は、示されたデバイスを交換します。
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情報 |
示されたSCSIデバイスとの通信中に、コントローラーが非パリティ エラーを検出しました。このエラーはディスクではなく、コントローラーによって検出されました。 推奨される対応策:
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61 |
エラー |
コントローラーが通信エラーから回復するためにディスク チャネルをリセットしました。このイベントは、長期的にエラー トレンドを特定するために記録されます。 推奨される対応策:
- コントローラーが復旧した場合は、対処する必要はありません。
- 他の記録されたイベントを確認し、必要な対処を判断します。
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62 |
警告 |
示された専用スペア ディスクまたはグローバル スペア ディスクが故障しています。 推奨される対応策:
- ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
- 故障したディスクがグローバル スペアだった場合は、新しいディスクをグローバル スペアとして設定します。
- 故障したディスクが専用スペアだった場合は、新しいディスクを同じディスク グループの専用スペアとして設定します。
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65 |
エラー |
起動時にキャッシュ メモリーで修正不可能なECCエラーが発生しました。 コントローラーが自動的に再起動されて、キャッシュ データがパートナー コントローラーのキャッシュから復元されます。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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68 |
情報 |
このイベントを記録したコントローラーがシャットダウンしているか、両方のコントローラーがシャットダウンしています。 推奨される対応策:
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71 |
情報 |
コントローラーがフェール オーバーを開始または完了しました。 推奨される対応策:
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72 |
情報 |
フェールオーバー後、リカバリーを開始または完了しました。 推奨される対応策:
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73 |
情報 |
2つのコントローラーが相互に通信し、キャッシュ冗長性が有効になっています。 推奨される対応策:
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74 |
情報 |
示されたディスク グループのFCループIDが、他のディスク グループのIDと整合するよう変更されました。これは、ディスク グループを構成するディスクを別のFCループIDを持つエンクロージャから挿入した場合に発生することがあります。 ディスク グループの所有権が変更された後も、所有している新しいコントローラーによってこのイベントが記録されます。
推奨される対応策:
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75 |
情報 |
示されたボリュームのLUN(論理ユニット番号)は、他のボリュームに割り当てられているLUNと競合するため、割り当てが解除されました。これは、マップされたボリュームのデータを含むディスクが、あるストレージ システムから別のストレージ システムへ移動された場合に発生することがあります。 推奨される対応策:
- 挿入されたディスクのボリューム データにホストがアクセスするようにするには、別のLUNを持つボリュームをマップします。
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76 |
情報 |
コントローラーがデフォルトの構成設定を使用しています。このイベントは初回電源投入時に発生し、ファームウェア アップデート後にも発生することがあります。 推奨される対応策:
- ファームウェア アップデートを実行したばかりで、お使いのシステムで特別な構成設定が必要とされる場合、お使いのシステムを以前のように動作させるには、それらの設定変更を行う必要があります。
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77 |
情報 |
電源投入またはフェールオーバーの結果として、キャッシュが初期化されました。 推奨される対応策:
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78 |
警告 |
スペアの容量が小さすぎるため、コントローラーがディスク グループに割り当てられたスペアを使用できません。 ディスク グループ内のディスクに障害が発生し、使用可能な専用スペアがなく、すべてのグローバル スペアが小さすぎる場合、またはダイナミック スペア機能が有効になっていて、すべてのグローバル スペアと使用可能なディスクが小さすぎる場合、または正しいタイプのスペアがない場合にこの問題が発生します。システム内の複数のディスクに障害がある可能性があります。
推奨される対応策:
- 故障した各ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
- 専用スペアまたはグローバル スペアとしてディスクを設定します。
- 専用スペアの場合、ディスクは、ディスク グループの他のディスクと同じタイプで、少なくともディスク グループ内の最小容量のディスクと同じ大きさである必要があります。また、同等以上のパフォーマンスを必要とします。
- グローバル スペアの場合、システムの最大ディスクと同等以上の容量を持つディスク タイプで、同等以上のパフォーマンスを持つディスクを選択することをお勧めします。システムにディスク タイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)が混在している場合、少なくとも各タイプに1つのグローバル スペアが存在している必要があります(専用スペアが特定のタイプのディスク グループ全体を保護するために使用されていない限り)。
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79 |
情報 |
示されたディスク グループのtrust操作が完了しました。 推奨される対応策:
- trustコマンドのCLIヘルプに記載されている、trustの手順を完了してください。
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80 |
情報 |
コントローラーが、1つ以上のディスクについて、示されているパラメータを有効または無効にしました。 推奨される対応策:
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81 |
情報 |
現在のコントローラーがパートナー コントローラーをアンキルしました。他のコントローラーが再起動されます。 推奨される対応策:
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82 |
情報 |
ディスク チャネルIDが競合しています。 推奨される対応策:
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83 |
情報 |
パートナー コントローラーが状態(シャットダウンまたは再起動)を変更しています。 推奨される対応策:
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84 |
警告 |
このイベントを記録した現在のコントローラーがパートナー コントローラーのフェール オーバーを強制的に実行しました。 推奨される対応策:
- ストレージ システムからデバッグ ログをダウンロードし、テクニカル サポートに連絡してください。サービス技術者は、デバッグ ログを使用して問題を特定することができます。
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86 |
情報 |
ホスト ポートまたはディスク チャネルのパラメータが変更されました。 推奨される対応策:
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87 |
警告 |
このコントローラーがパートナー コントローラーから取得したミラー設定に、不良の巡回冗長性検査(CRC)があります。ローカル フラッシュ設定が代わりに使用されます。 推奨される対応策:
- CLIリファレンス ガイドの説明に従って、restore defaultsコマンドを使用して、デフォルトの設定を復元します。
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88 |
警告 |
このコントローラーがパートナー コントローラーから取得したミラー設定が崩壊しています。ローカル フラッシュ設定が代わりに使用されます。 推奨される対応策:
- CLIリファレンス ガイドの説明に従って、restore defaultsコマンドを使用して、デフォルトの設定を復元します。
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89 |
警告 |
このコントローラーがパートナー コントローラーから取得したミラー設定に、このコントローラーのファームウェア処理に高すぎる設定レベルがあります。ローカル フラッシュ設定が代わりに使用されます。 推奨される対応策:
- このイベントを記録した現在のコントローラーにダウンレベルのファームウェアがあるようです。ダウンレベルのコントローラーのファームウェアをアップデートしてください。両方のコントローラーは同じファームウェア バージョンである必要があります。
問題が解決すると、イベント20が記録されます。 |
90 |
情報 |
パートナー コントローラーに現在のコントローラーのミラー設定イメージがないため、現在のコントローラーのローカル フラッシュ設定が使用されています。 このイベントは、他のコントローラーが新しいか、その設定が変更された場合に予期されます。 推奨される対応策:
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91 |
エラー |
テスト環境で、アクティブ/アクティブ モードでコントローラー間のハードウェア リセット信号をチェックする診断が失敗しました。 推奨される対応策:
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95 |
エラー |
アクティブ/アクティブ設定の両方のコントローラーは同じシリアル番号を持ちます。非固有のシリアル番号はシステム問題につながります。たとえば、WWNはシリアル番号によって決定されます。 推奨される対応策:
- コントローラー モジュールの1つを取り外して代わりを挿入し、再プログラムするために取り外したモジュールを戻します。
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96 |
情報 |
顧客データがキャッシュに存在する可能性があるため、起動時に有効になる保留中の設定変更が無視されました。 推奨される対応策:
- 要求された設定変更が行われなかった場合、もう一度変更を実行し、ユーザー インターフェイス コマンドを使用して、ストレージ コントローラーをシャットダウンし、再起動します。
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103 |
情報 |
示されたボリュームの名前が変更されました。 推奨される対応策:
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104 |
情報 |
示されたボリュームのサイズが変更されました。 推奨される対応策:
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105 |
情報 |
示されたボリュームのデフォルトLUN(論理ユニット番号)が変更されました。 推奨される対応策:
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106 |
情報 |
示されたボリュームが示されたプールに追加されました。 推奨される対応策:
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107 |
エラー |
コントローラーが重大なエラーを検出しました。シングルコントローラー設定では、コントローラーは自動的に再起動します。アクティブ/アクティブ設定では、パートナー コントローラーが、エラーが発生したコントローラーを終了します。 推奨される対応策:
- ストレージ システムからデバッグ ログをダウンロードし、テクニカル サポートに連絡してください。サービス技術者は、デバッグ ログを使用して問題を特定することができます。
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108 |
情報 |
示されたボリュームが示されたプールから削除されました。 推奨される対応策:
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109 |
情報 |
示されたボリュームの統計がリセットされました。 推奨される対応策:
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110 |
情報 |
示されたディスク グループの所有権が他のコントローラーに渡されました。 推奨される対応策:
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111 |
情報 |
示されたホスト ポートのリンクはアップです。 このイベントは、イベント112が報告する問題が解決したことを示しています。FCポートを持つシステムの場合、このイベントはループ初期化後も表示されます。 推奨される対応策:
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112 |
警告 |
示されたホスト ポートのリンクが不意に停止しました。これはホストのマッピングに影響することがあります。 推奨される対応策:
- 対応するイベント111を探し、ホスト接続または切り替えの問題を示す過剰な遷移を監視します。このイベントの発生件数が1時間に8回を超える場合は、調査する必要があります。
- このイベントは、ケーブル接続の障害やスイッチの故障など、ストレージ システム外の機器が原因で発生します。
- この問題がストレージ システムの外部に起因していない場合は、このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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情報 |
コントローラーが起動しているため、示されたホスト ポートのリンクが停止しました。 推奨される対応策:
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114 |
情報 |
示されたディスクチャネル ポートのリンクはダウンです。ユーザーが要求する再スキャンが発生すると、必ずイベント114と211が記録されます。これはエラーを示すものではありません。 推奨される対応策:
- 対応するイベント211を探し、ディスクの問題を示す過剰な遷移を監視します。1時間に8回以上の遷移が発生する場合は、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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116 |
エラー |
リカバリー後、このイベントを記録したコントローラーにライトバック キャッシュ データをミラーリングしている間に、パートナー コントローラーが強制終了されました。このイベントを記録したコントローラーは再起動し、パートナー コントローラーのキャッシュ内のデータの損失を回避しましたが、他のコントローラーが正常に再起動しないと、データが失われます。 推奨される対応策:
- データが失われた可能性があるかどうかを判断するには、このイベントがイベント56(ストレージ コントローラーの起動)の直後、およびイベント71(フェールオーバーの開始)に続いて起こっているかどうかをチェックします。フェールオーバーは再起動が成功しなかったことを示しています。
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117 |
警告 |
このコントローラー モジュールが示されたホスト チャネル上でエラーを検出または生成しました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- さらにエラーが検出される場合は、コントローラーと接続ホスト間の接続をチェックします。
- さらにエラーが生成される場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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118 |
情報 |
示されたボリュームのキャッシュ パラメータが変更されました。 推奨される対応策:
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127 |
警告 |
コントローラーが無効なディスク デュアルポート接続を検出しました。このイベントは、コントローラー ホスト ポートがホストまたはスイッチ上のポートではなく、拡張ポートに接続されていることを示しています。 推奨される対応策:
- ホスト ポートと拡張ポートの接続を解除し、適切なデバイスに接続します。
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136 |
警告 |
示されたディスク チャネルで検出されたエラーにより、コントローラーがチャネルを劣化したものとしてマークしました。 推奨される対応策:
- 示されたディスク チャネルでエラーの原因を確認し、故障したハードウェアを交換します。
問題が解決すると、イベント189が記録されます。 |
139 |
情報 |
マネジメント コントローラー(MC)は電源が投入されたか、または再起動されました。 推奨される対応策:
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140 |
情報 |
マネジメント コントローラーが再起動しようとしています。 推奨される対応策:
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141 |
情報 |
このイベントは、システムの管理に使用されるIPアドレスがユーザーまたはDHCPサーバー(DHCPが有効になっている場合)によって変更された場合に記録されます。このイベントは、アドレスが変更されていないときでも、電源投入またはフェールオーバー リカバリー時に記録されます。 推奨される対応策:
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152 |
警告 |
マネジメント コントローラー(MC)は15分間ストレージ コントローラー(SC)と通信せず、故障した可能性があります。 このイベントは最初、情報の重大度として記録されます。問題が解決しない場合、このイベントは2回目に警告の重大度として記録され、MCは問題から回復しようとして自動的に再起動します。イベント156が記録されます。
推奨される対応策:
- このイベントが警告の重大度として1度だけ記録されている場合、対処を行う必要はありません。
- このイベントが警告の重大度として複数回記録されている場合、以下を実行する必要があります。
- コントローラー ファームウェアのバージョンを確認し、必要に応じて最新のファームウェアにアップデートします。
- 最新のファームウェアがすでにインストールされている場合は、このイベントを記録したコントローラー モジュールのハードウェアが故障している可能性があります。モジュールを交換してください。
- このイベントを記録したコントローラーの管理インターフェイスにアクセスできない場合、以下の手順を実行します。
- そのコントローラー モジュールをシャットダウンし、モジュールを再度装着します。
- 管理インターフェイスにアクセスできる場合は、コントローラー ファームウェアのバージョンを確認し、必要に応じて最新のファームウェアにアップデートします。
- 問題が再発する場合は、モジュールを交換します。
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情報 |
マネジメント コントローラー(MC)は160秒間ストレージ コントローラー(SC)と通信していません。 通信が15分以内に回復した場合は、イベント153が記録されます。問題が解決しない場合は、このイベントは2回目に警告の重大度として記録されます。
注: このイベントは通常、ファームウェア アップデート中には情報の重大度として記録されます。
推奨される対応策:
- コントローラー ファームウェアのバージョンを確認し、必要に応じて最新のファームウェアにアップデートします。
- 最新のファームウェアがすでにインストールされている場合、必要な対処はありません。
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153 |
情報 |
マネジメント コントローラー(MC)はストレージ コントローラー(SC)との通信を再度確立しました。 推奨される対応策:
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156 |
警告 |
マネジメント コントローラー(MC)が、エラー リカバリーのためにストレージ コントローラー(SC)から再起動されました。 推奨される対応策:
- イベント152の推奨される対応策を参照してください。152はほぼ同時に記録されます。
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情報 |
マネジメント コントローラー(MC)が、ユーザーによる起動など通常の状況でストレージ コントローラー(SC)から再起動されました。 推奨される対応策:
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157 |
エラー |
ストレージ コントローラー(SC)フラッシュ チップに書き込もうとして、エラーが発生しました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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158 |
エラー |
12時間の間に修正可能なECCエラーがストレージ コントローラーCPUメモリーで複数回発生しました。これは、ハードウェアの故障の可能性を示しています。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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警告 |
ストレージ コントローラーCPUメモリーで修正可能なECCエラーが発生しました。 このイベントは、警告の重大度とともに記録され、テクニカル サポートに役立つ可能性がある情報を提供しますが、すぐに対処する必要はありません。コントローラー モジュールを交換する必要がある場合は、エラーの重大度とともに記録されます。 推奨される対応策:
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161 |
情報 |
1つ以上のエンクロージャに、エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)への有効なパスがありません。 すべてのエンクロージャEMPが無効です。 推奨される対応策:
- ストレージ システムからデバッグ ログをダウンロードし、テクニカル サポートに連絡してください。サービス技術者は、デバッグ ログを使用して問題を特定することができます。
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162 |
警告 |
このコントローラー モジュールが以前に提示したホストのWWN(ノードとポート)が不明です。デュアル コントローラー システムでは、このイベントの原因として2つのことが考えられます。
- システムの電源オフ時に、1つまたは両方のコントローラー モジュールが交換されたか、移動された。
- 1つまたは両方のコントローラー モジュールのフラッシュ設定が消去された(以前使用したWWNが保存される場所)。
独自のシリアル番号に基づいたWWNを生成することによって、この状況からコントローラー モジュールを復旧します。推奨される対応策:
- コントローラー モジュールを交換したとき、またはそのFRU IDデータを再プログラミングした場合、それにアクセスしているすべてのホストでこのコントローラー モジュールのWWN情報を確認します。
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163 |
警告 |
現在オフラインのパートナー コントローラー モジュールが以前提示したホストWWN(ノードとポート)が不明です。 このイベントの原因として2種類のことが考えられます。
- システムの電源オフ時に、イベントを報告しているオンライン コントローラー モジュールが交換されたか、移動された。
- オンライン コントローラー モジュールのフラッシュ設定が消去された(以前使用したWWNが保存される場所)。
他のコントローラー モジュール独自のシリアル番号に基づいたWWNを生成することによって、この状況からオンライン コントローラー モジュールを復旧します。推奨される対応策:
- コントローラー モジュールを交換したとき、またはそのFRU IDデータを再プログラミングした場合、それにアクセスしているすべてのホストで他のコントローラー モジュールのWWN情報を確認します。
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166 |
警告 |
2つのコントローラーのRAIDメタデータ レベルが一致しません。これは、コントローラーに異なるファームウェア レベルがあることを示しています。 通常、より高いファームウェア レベルのコントローラーは、低いファームウェア レベルのコントローラーが書き込んだメタデータを読み取ることができます。逆の場合は読み取れません。したがって、より高いファームウェア レベルのコントローラーが故障している場合、低いファームウェア レベルの残っているコントローラーは、フェール オーバーしたディスク内のメタデータを読み取ることができません。 推奨される対応策:
- これがファームウェア アップデート後に発生した場合は、メタデータの形式が変わったことを示していますが、これは稀にしか発生しません。より低いファームウェア レベルのコントローラーを更新して、他のコントローラーのファームウェア レベルに一致するようにします。
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167 |
警告 |
コントローラー起動時の診断テストで、異常な動作が検出されました。電源サイクルを修正する必要があります。 推奨される対応策:
- ストレージ システムからデバッグ ログをダウンロードし、テクニカル サポートに連絡してください。サービス技術者は、デバッグ ログを使用して問題を特定することができます。
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170 |
情報 |
前回の再スキャンで、示されているエンクロージャがシステムに追加されたことが検出されました。 推奨される対応策:
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171 |
情報 |
前回の再スキャンで、示されているエンクロージャがシステムから削除されたことが検出されました。 推奨される対応策:
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172 |
エラーや警告 |
示されたディスク グループが、次の理由の1つによって隔離されました。
- ディスクの一部にアクセスできません。ディスク グループが隔離されている間、リニア ストレージで、ホストからディスク グループのボリュームにアクセスしようとすると失敗します。仮想ストレージでは、プールのすべてのボリュームが強制的に読み取り専用になります。すべてのディスクにアクセスできる場合は、ディスク グループはFTOLの結果ステータスによって自動的に隔離されます。一部のディスクにアクセスできないが、ディスク グループへの書き込みと読み取りの許可に十分なアクセスが確保できる場合は、FTDNまたはCRITの結果ステータスによって自動的に隔離されます。ディスク グループが隔離から削除されると、イベント173が記録されます。隔離の詳細は、SMCまたはCLIドキュメントを参照してください。
注意:
- これによりデータのリカバリーが難しくなったり、不可能になったりするため、イベント172が記録された場合はリカバリー方法として手動隔離操作を使用して回避します。
- ディスク グループが隔離された、またはオフラインの間に書き込まれていないキャッシュ データを消去した場合、そのデータは永久に失われます。
- このシステムではサポートされていない形式でデータが含まれています。コントローラーは、リニア ディスク グループをサポートしていません。
推奨される対応策:
- 一部のディスクにアクセスできないため、ディスク グループが隔離された場合:
- 示されたディスク グループについてイベント173が後から記録された場合、対処を行う必要はありません。ディスク グループは、すでに隔離から削除されています。
- これ以外の場合は、次の処置を行ってください。
- すべてのエンクロージャの電源が入っていることを確認します。
- すべてのエンクロージャのディスクとI/Oモジュール全部がスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることをチェックします。
- ユーザー インターフェイスで欠落または故障として報告されている隔離されたディスク グループ内にディスクを装着しなおします。(隔離されたディスク グループのメンバーではないディスクを取り外し、再挿入しないでください。)
- SAS拡張ケーブルがストレージ システムの各エンクロージャを接続し、それらが完全に装着されていることを確認します。(これによって他のディスク グループに問題が生じることがあるため、ケーブルを取り外し、再挿入しないでください。)
- 誤ってディスクがシステムから取り外されていないことを確認します。
- システム内の障害を示すその他のイベントをチェックし、それらのイベントの推奨される対応策を実行します。ただし、そのイベントがディスクの故障を示し、推奨される対応策としてディスクの交換が指示されている場合、データ リカバリーのために後から必要になるので、この時点ではディスクを交換しないでください。
- 手順を実行してもまだディスク グループが隔離されている場合は、両方のコントローラーをシャットダウンしてから、ストレージ システム全体の電源をオフにします。その後、ディスク エンクロージャ(拡張エンクロージャ)、コントローラー エンクロージャの順に電源を再びオンにします。
- これらの推奨される対応策を実行してもまだディスク グループが隔離されている場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- このシステムでサポートされていない形式のデータが含まれるため、ディスク グループが隔離された場合:
- お使いのコントローラーを、このタイプのディスク グループをサポートするコントローラーに交換することで、隔離されたディスク グループとボリュームの完全サポートおよび管理機能を回復します。
- このディスク グループ上のデータが必要ないことがわかっている場合は、ディスク グループを削除し、現在取り付けられているコントローラーを使用してボリュームを削除します。
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173 |
情報 |
示されたディスク グループが隔離から削除されました。 推奨される対応策:
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174 |
情報 |
エンクロージャまたはディスク ファームウェアのアップデートが成功しました。もしくはユーザーが中止したか、失敗しました。 ファームウェア アップデートに失敗した場合、その問題は直ちにユーザーに知らされます。その時点で問題に対処する必要があるため、故障がある場合でも、このイベントは情報の重大度として記録されます。 推奨される対応策:
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175 |
情報 |
ネットワークポートのEthernetリンクによって、示されたコントローラーのステータス(アップまたはダウン)が変更されました。 推奨される対応策:
- ネットワーク ポートがマネジメント コントローラー(MC)の起動後すぐにアップになることを示すイベント(イベント139)が記録された場合は、対処を行う必要はありません。
- それ以外の場合は、エラー トレンドについてこのイベントの発生を監視します。このイベントの発生件数が1時間に8回を超える場合は、調査する必要があります。
- このイベントは、ケーブル接続の障害やEthernetスイッチの故障など、ストレージ システム外の機器が原因で発生します。
- このイベントが、デュアル コントローラー システム内の1つのコントローラーのみで記録されている場合は、2つのコントローラー間のEthernetケーブルをスワップします。これは、この問題がストレージ システムの外部または内部で起こっていることを示します。
- この問題がストレージ システムの外部に起因していない場合は、このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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176 |
情報 |
示されたディスクのエラー統計がリセットされました。 推奨される対応策:
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177 |
情報 |
示された欠落ボリュームのキャッシュ データがパージされました。 推奨される対応策:
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181 |
情報 |
SNMP、SMI-S、Eメール通知の設定、システム ストリング(システム名、システムの位置など)など、マネジメント コントローラー(MC)に関連付けられた1つ以上の設定パラメータが変更されました。 推奨される対応策:
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182 |
情報 |
すべてのディスクのチャネルが一時停止されました。すべてのチャネルの一時停止が解除されるまで、ディスクでI/Oは実行されません。 推奨される対応策:
- このイベントがディスクのファームウェア アップデートに関連して発生した場合は、対処を行う必要はありません。条件がクリアされると、イベント183が記録されます。
- このイベントの発生時にディスクのファームウェア アップデートを実行していない場合は、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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183 |
情報 |
すべてのディスク チャネルの一時停止が解除されたため、I/Oを再開できます。一時停止解除により再スキャンが開始され、完了するとイベント19として記録されます。 このイベントは、イベント182が報告した一時停止が終了したことを示しています。 推奨される対応策:
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185 |
情報 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)の書き込みコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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186 |
情報 |
エンクロージャ パラメータがユーザーによって変更されました。 推奨される対応策:
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187 |
情報 |
ライトバック キャッシュが有効化されました。 イベント188は、ライトバック キャッシュが無効化されたときに記録される対応イベントです。 推奨される対応策:
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188 |
情報 |
ライトバック キャッシュが無効化されました。 イベント187は、ライトバック キャッシュが有効化されたときに記録される対応イベントです。 推奨される対応策:
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189 |
情報 |
以前に劣化したか、故障したディスク チャネルは現在正常です。 推奨される対応策:
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190 |
情報 |
コントローラー モジュールのスーパーキャパシタ パックの充電が開始されました。 この変更は自動ライトスルー機能をトリガーする条件を満たしているため、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント191が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベント後、5分以内にイベント191が記録されない場合は、スーパーキャパシタが故障している可能性があり、コントローラー モジュールを交換する必要があります。
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191 |
情報 |
イベント190を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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192 |
情報 |
コントローラー モジュールの温度が通常の動作範囲を超えました。 この変更は自動ライトスルー機能をトリガーする条件を満たしているため、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント193が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベントが記録されてからイベント193が記録されていない場合は、温度が引き続き動作範囲を超えている可能性があり、調査する必要があります。このイベントとほぼ同時に別の温度超過イベントが記録されることがあります(イベント39、40、168、307、469、476、または477など)。そのイベントの推奨される対応策を参照してください。
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193 |
情報 |
イベント192を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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194 |
情報 |
パートナー コントローラー モジュールのストレージ コントローラーが起動していません。 これは自動ライトスルー機能をトリガーする条件が満たされたことを示しており、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント195が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベントが記録されてからイベント195が記録されていない場合は、他のストレージ コントローラーが引き続きダウンしている可能性があり、原因を調査する必要があります。このイベントとほぼ同時に別のイベントが記録されることがあります。それらのイベントの推奨される対応策を参照してください。
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195 |
情報 |
イベント194を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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198 |
情報 |
電源装置が故障しました。 これは自動ライトスルー機能をトリガーする条件が満たされたことを示しており、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント199が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベントが記録されてからイベント199が記録されていない場合は、電源装置が正常でない可能性があり、原因を調査する必要があります。このイベントとほぼ同時に別の電源装置イベントが記録されることがあります(イベント168など)。そのイベントの推奨される対応策を参照してください。
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199 |
情報 |
イベント198を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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200 |
情報 |
ファンが故障しています。 これは自動ライトスルー機能をトリガーする条件が満たされたことを示しており、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント201が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベントが記録されてからイベント201が記録されていない場合は、ファンが正常でない可能性があり、原因を調査する必要があります。このイベントとほぼ同時に別のファン イベントが記録されることがあります(イベント168など)。そのイベントの推奨される対応策を参照してください。
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201 |
情報 |
イベント200を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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202 |
情報 |
自動ライトスルー トリガー条件がクリアされ、ライトバック キャッシュが再び有効化されます。このイベントとほぼ同時に環境の変化も記録されます(イベント191、193、195、199、201、および241)。 推奨される対応策:
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203 |
警告 |
環境の変化によりライトバック キャッシュの有効化が許可されますが、自動ライトバック設定は設定されません。このイベントとほぼ同時に環境の変化も記録されます(イベント191、193、195、199、201、および241)。 推奨される対応策:
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204 |
エラー |
NVデバイス自体または転送メカニズムのいずれかでエラーが発生しました。システムは回復しようと試みることがあります。 電源故障の発生時など、コントローラーが予期せず停止した場合、CompactFlashカードを使用して、書き込まれていないキャッシュ データをバックアップします。このイベントは、ストレージ コントローラー(SC)が起動時にCompactFlashの問題を検出すると生成されます。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてCompactFlashを交換します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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警告 |
システムが起動し、NVデバイスに問題が見つかりました。システムは復旧を試みます。 電源故障の発生時など、コントローラーが予期せず停止した場合、CompactFlashカードを使用して、書き込まれていないキャッシュ データをバックアップします。このイベントは、ストレージ コントローラー(SC)が起動時にCompactFlashの問題を検出すると生成されます。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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情報 |
システムが正常に起動し、NVデバイスは通常の想定内の状態です。 ユーザーの対処が必要となる場合、このイベントはエラーまたは警告イベントとして記録されます。 推奨される対応策:
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205 |
情報 |
示されたボリュームがマップされました。またはマップ解除されました。 推奨される対応策:
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206 |
情報 |
ディスク グループのスクラブが開始されました。 スクラブは、ディスク グループのディスクに次のエラー タイプがないかチェックします。
- RAID 3、5、6、または50のディスク グループのデータ パリティ エラー。
- RAID 1または10のディスク グループのミラー ベリファイ エラー。
- RAID 0およびRAID非対応ディスク グループを含む、すべてのRAIDレベルのメディア エラー。
エラーが検出されると、それらは自動的に修正されます。 スクラブが完了すると、イベント207が記録されます。推奨される対応策:
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207 |
エラー |
ディスク グループのスクラブが完了し、示されたディスク グループで多数のエラーが検出されました。 100を超えるパリティまたはミラーの不一致が検出され、スクラブ中に修正された場合、または1~99のパリティまたはミラーの不一致が見つかり、同じディスク グループの10回の各スクラブ中に修正された場合に、このイベントはエラーとして記録されます。 非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0およびRAID非対応)の場合、メディア エラーはデータ損失を示している可能性があります。推奨される対応策:
- 冷却問題または故障したコントローラー モジュール、拡張モジュール、電源など、非ディスク ハードウェア問題を解決します。
- ディスク グループ内のディスクがSMARTイベントまたは復旧可能な読み取りエラーを記録しているかどうか、確認します。
- 記録されていて、ディスク グループが非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0またはRAID非対応)の場合は、データを別のディスク グループにコピーし、故障したディスクを交換します。
- 記録されていて、ディスク グループがフォールトトレラントRAIDレベルの場合は、ディスク グループの現在の状態をチェックします。FTOLでない場合、データがリスクにさらされる可能性があるため、データをバックアップしてください。FTOLの場合は、示されたディスクを交換します。同じディスク グループ内の2つ以上のディスクがSMARTイベントを記録している場合、データをバックアップして、ディスクを1回に1つずつ交換します。仮想ストレージでは、影響を受けるディスク グループを削除でき、そのデータを別のディスク グループに排出し、ディスク グループを再び追加できます。
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警告 |
故障したディスクなど内部で検出された状態により、ディスク グループのスクラブが完了しませんでした。ディスクが故障している場合、データはリスクにさらされる可能性があります。 推奨される対応策:
- 冷却問題または故障したコントローラー モジュール、拡張モジュール、電源など、非ディスク ハードウェア問題を解決します。
- 記録されていて、ディスク グループが非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0またはRAID非対応)の場合は、データを別のディスク グループにコピーし、故障したディスクを交換します。
- 記録されていて、ディスク グループがフォールトトレラントRAIDレベルの場合は、ディスク グループの現在の状態をチェックします。FTOLでない場合、データがリスクにさらされる可能性があるため、データをバックアップしてください。FTOLの場合は、示されたディスクを交換します。同じディスク グループ内の2つ以上のディスクがSMARTイベントを記録している場合、データをバックアップして、ディスクを1回に1つずつ交換します。仮想ストレージでは、影響を受けるディスク グループを削除でき、そのデータを別のディスク グループに排出し、ディスク グループを再び追加できます。
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情報 |
ディスク グループのスクラブが完了しているか、ユーザーによって中止されました。 このイベントは、100未満のパリティまたはミラーの不一致が見つかり、スクラブ中に修正された場合は情報の重大度として記録されます。 非フォールトトレラントRAIDレベル(RAID 0およびRAID非対応)の場合、メディア エラーはデータ損失を示している可能性があります。推奨される対応策:
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208 |
情報 |
示されたディスクのスクラブ ディスク ジョブが開始されました。結果はイベント209として記録されます。 推奨される対応策:
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209 |
エラー |
イベント208のスクラブディスク ジョブが完了し、1つ以上のメディア エラー、SMARTイベント、または(非メディア)エラーが検出されました。このディスクが非フォールトトレラント ディスク グループで使用されている場合、データが失われた可能性があります。 推奨される対応策:
- ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
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警告 |
イベント208のスクラブディスク ジョブがユーザーによって中止されたか、ディスク ブロックが再度割り当てられました。これらの不良ブロックの交換は「その他のエラー」として報告されます。このディスクが非フォールトトレラント ディスク グループで使用されている場合、データが失われた可能性があります。 推奨される対応策:
- エラー トレンドと、エラーの数が利用可能な不良ブロック交換品の合計数に近いかどうかを監視します。
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情報 |
イベント208のスクラブディスク イベントが完了し、エラーが見つからなかったか、スクラブされたディスク(エラーなし)がディスク グループに追加されたか、ユーザーによってジョブが中止されました。 推奨される対応策:
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210 |
情報 |
仮想ストレージの使用時に、示された親ボリュームのすべてのスナップショットが削除されました。 推奨される対応策:
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211 |
警告 |
SASトポロジーが変更されました。SASマップ内でエレメントが検出されませんでした。このメッセージは、SASマップ内のエレメントの数、検出されたエキスパンダの数、ネイティブ(ローカル コントローラー)側およびパートナー(パートナー コントローラー)の拡張レベル数、デバイスPHYの数を指定します。 推奨される対応策:
- 再スキャンを実行し、SASマップを再入力します。
- 再スキャンで問題が解決しない場合は、両方のストレージ コントローラーをシャットダウンし、再起動します。
- 問題が解決しない場合は、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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情報 |
SASトポロジーが変更されました。SASエキスパンダの数が増加または減少しました。このメッセージは、SASマップ内のエレメントの数、検出されたエキスパンダの数、ネイティブ(ローカル コントローラー)側およびパートナー(パートナー コントローラー)の拡張レベル数、デバイスPHYの数を指定します。 推奨される対応策:
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212 |
情報 |
スナップ プールに関連づけられているマスター ボリュームがすべて削除されました。 推奨される対応策:
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213 |
情報 |
マスター ボリュームが標準ボリュームに変換されたか、標準ボリュームがマスター ボリュームに変換されました 推奨される対応策:
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214 |
情報 |
スナップショットの作成が完了しました。スナップショットの数が示されます。 各スナップショットの詳細については、追加のイベントを参照してください。 推奨される対応策:
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215 |
情報 |
以前に作成したスナップショットがコミットされ、使用可能になりました。各スナップショットの詳細については、追加のイベントを参照してください。 推奨される対応策:
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216 |
情報 |
コミットされていないスナップショットが削除されました。示されたスナップショットの削除は正常に完了しました。 推奨される対応策:
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217 |
エラー |
コントローラーでスーパーキャパシタの障害が発生しました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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218 |
警告 |
スーパーキャパシタ パックの寿命が終わりそうです。 推奨される対応策:
- このイベントを報告したコントローラー モジュールを交換します。
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219 |
情報 |
ユーティリティーの優先度がユーザーによって変更されました。 推奨される対応策:
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220 |
情報 |
ユーザーにより、指定されたボリューム内のデータを、指定されたスナップショット内のデータにロール バックしています。 推奨される対応策:
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221 |
情報 |
スナップショットのリセットが完了しました。 推奨される対応策:
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222 |
情報 |
スナップ プール ポリシーが設定されました。スナップ プールのポリシーがユーザーによって変更されました。ポリシーは、スナップ プールが関連づけられた閾値レベルに達したときに、システムが自動的に実行するアクションを指定します。 推奨される対応策:
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223 |
情報 |
スナップ プールの閾値のレベルが設定されました。スナップ プールの閾値レベルがユーザーによって変更されました。それぞれのスナップ プールには、スナップ プールの容量が減少してその値に達したときに通知する閾値レベルが3つあります。それぞれの閾値レベルには、閾値に到達したときのシステムの動作を指定するポリシーが関連づけられています。 推奨される対応策:
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224 |
情報 |
指定されたボリュームのデータを、指定されたスナップショット内のデータにロール バックしました。 推奨される対応策:
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225 |
エラー |
マスター ボリュームからスナップショットにデータをコピーするときに、コピーオンライトの障害が発生しました。スナップ プールへのアクセスに問題があるため、ディスクへの書き込み処理を完了できませんでした。データはキャッシュに残ります。 推奨される対応策:
- マスター ボリュームのすべてのスナップショットを削除してから、マスター ボリュームを標準ボリュームに変換します。
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226 |
エラー |
スナップ プールを初期化できなかったため、ロール バックが開始されませんでした。ロール バックは一時停止状態です。 推奨される対応策:
- スナップ プールと、このボリュームが存在するプールがオンラインになっていることを確認します。ロールバック操作を再開します。
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227 |
エラー |
ロール バックに失敗しました。指定された親ボリュームの特定のLBA(論理ブロック アドレス)範囲のロール バックの実行に失敗しました。 推奨される対応策:
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228 |
エラー |
スナップ プールを初期化できなかったため、ロール バックを終了できませんでした。ロール バックは一時停止状態です。 推奨される対応策:
- スナップ プールと、このボリュームが存在するプールがオンラインになっていることを確認します。ロールバック操作を再開します。
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229 |
警告 |
スナップ プールの警告の閾値に達しました。 推奨される対応策:
- スナップ プールを拡張したり、スナップショットを削除したりすることができます。
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230 |
警告 |
スナップ プールのエラーの閾値に達しました。エラーの閾値に達すると、システムは自動的に、この閾値レベルのポリシーで設定されたアクションを実行します。エラーの閾値のデフォルトのポリシーでは、スナップ プールを自動拡張するようになっています。 結果のアクション:
- すべてのスナップショットが削除されました。
- 関連づけられているすべてのマスター ボリュームとスナップショットについて、書き込み処理を停止します。
- 最も古いスナップショットが削除されました。
- 通知のみ:実行されたアクションはありません。
- すべてのスナップショットが無効になりました。
- スナップ プールの拡張がリクエストされました
推奨される対応策:
- スナップ プールを拡張したり、スナップショットを削除したりすることができます。
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231 |
警告 |
スナップ プールの重要の閾値に達しました。重要の閾値に達すると、システムは自動的に、この閾値レベルのポリシーで設定されたアクションを実行します。重要の閾値のデフォルトのポリシーでは、スナップ プールのスナップショットをすべて削除するようになっています。 結果のアクション:
- すべてのスナップショットが削除されました。
- 関連づけられているすべてのマスター ボリュームとスナップショットについて、書き込み処理を停止します。
- 最も古いスナップショットが削除されました。
- 通知のみ:実行されたアクションはありません。
- すべてのスナップショットが無効になりました。
- スナップ プールの拡張がリクエストされました
推奨される対応策:
- ポリシーが書き込みを停止するようになっている場合は、スナップショットを削除することによって、スナップ プール内のスペースを解放する必要があります。
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232 |
警告 |
現在の設定に対して許可されているエンクロージャの最大数を超えています。 プラットフォームは、設定されているエンクロージャの数をサポートしていません。このイベントで示されているエンクロージャが設定から削除されました。 推奨される対応策:
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233 |
警告 |
示されたディスク タイプが無効です。現在の設定で許可されていません。 許可されていないタイプのディスクがすべて設定から削除されました。 推奨される対応策:
- 許可されていないディスクをサポートされているものに交換します。
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234 |
エラー |
スナップ プールに致命的エラーが発生しており、使用できません。 推奨される対応策:
- このスナップ プールに関連づけられているすべてのスナップショットが無効であるため、削除する必要があります。ただし、マスター ボリュームのデータは、標準ボリュームに変換することでリカバリーできます。
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235 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)が重大なエラーを検出しました。 推奨される対応策:
- 示されたコントローラー モジュールまたは拡張モジュールを交換します。
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情報 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)がイベントを報告しました。 推奨される対応策:
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236 |
エラー |
特殊なシャットダウン操作が開始されました。これらの特殊なシャットダウン タイプは互換性のない機能を示しています。 推奨される対応策:
- 示されたコントローラー モジュールを示された機能をサポートするものに交換します。
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情報 |
特殊なシャットダウン操作が開始されました。これらの特殊なシャットダウン タイプはファームウェア アップデート プロセスの一部として使用されます。 推奨される対応策:
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237 |
エラー |
一般的なシステムの正常性の問題またはファームウェア アップデート中に失われる書き込み不可のキャッシュ データが原因で、ファームウェア アップデートの試行が中止されました。 推奨される対応策:
- ファームウェア アップデートを再試行する前に解決します。正常性の問題については、CLIのshow systemコマンドを実行し、正常性の問題を特定します。書き込まれていないキャッシュ データの場合は、CLIのshow unwritable-cacheコマンドを使用します。
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情報 |
ファームウェア アップデートが開始され、進行中です。このイベントには、ファームウェアのアップデートに問題がある場合に必要となるファームウェア アップデート操作の詳しい手順が含まれています。 推奨される対応策:
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238 |
警告 |
無効なライセンスが原因で、ライセンス機能のインストールに失敗しました。 推奨される対応策:
- プラットフォームで何のためのライセンスが許可されているかを確認し、必要に応じて修正を行って、再インストールしてください。
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239 |
警告 |
CompactFlashのフラッシュ中にタイムアウトが発生しました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてCompactFlashを交換します。
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240 |
警告 |
CompactFlashのフラッシュ中に障害が発生しました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてCompactFlashを交換します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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241 |
情報 |
イベント242を記録する自動ライトスルー トリガー イベントが解決されました。 推奨される対応策:
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242 |
エラー |
コントローラー モジュールのコンパクトフラッシュ カードに障害が発生しました。 この変更は自動ライトスルー機能をトリガーする条件を満たしているため、ライトバック キャッシュが無効化され、システムはライトスルー モードになります。この障害が解決されると、イベント241が記録され、ライトバック モードが回復したことが示されます。 推奨される対応策:
- このイベントが記録されてからイベント241が記録されていない場合は、CompactFlashが正常でない可能性があり、原因を調査する必要があります。このイベントとほぼ同時に別のCompactFlashイベントが記録されることがあります(イベント239、240、481など)。そのイベントの推奨される対応策を参照してください。
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243 |
情報 |
新しいコントローラー エンクロージャが検出されました。コントローラー モジュールが、あるエンクロージャから別のエンクロージャへ移動し、コントローラーがミッドプレーンWWNとローカル フラッシュにあるWWNが異なることを検出した場合に、これが発生します。 推奨される対応策:
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245 |
情報 |
既存のディスク チャネル ターゲット デバイスは、SCSI検出コマンドに応答していません。 推奨される対応策:
- ハードウェアの不具合または不良ケーブルがないか、示されたターゲット デバイスをチェックしてから、再スキャンを開始します。
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246 |
警告 |
コイン型バッテリが存在しないか、正しく装着されていないか、生産終了しています。 バッテリは、リアルタイム(日付/時間)時計のバックアップ電源を提供します。電源障害が発生した場合、日付と時刻は1980-01-01 00:00:00に戻ります。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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247 |
警告 |
示されたフィールド交換可能ユニット(FRU)のFRU ID SEEPROMが読み取れません。FRU IDデータがプログラムされていない可能性があります。 FRU IDデータにはworldwide name、シリアル番号、ファームウェアとハードウェアのバージョン、ブランディング情報などが含まれています。このイベントは、ストレージ コントローラー(SC)が、プログラムされていない各FRUに対して起動されるたびに記録されます。 推奨される対応策:
- FRUを返し、FRU IDデータを再プログラムさせます。
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248 |
情報 |
有効な機能ライセンスが正常にインストールされました。各ライセンス機能についての詳細は、イベント249を参照してください。 推奨される対応策:
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249 |
情報 |
有効なライセンスがインストールされると、各ライセンス機能についてこのイベントが記録され、その機能の新しいライセンス値が表示されます。このイベントは機能がライセンスされているか、ライセンスが一時的なものか、一時的なライセンスの期限が切れていないかを指定します。 推奨される対応策:
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250 |
警告 |
ライセンスがインストールできませんでした。 ライセンスが無効です。または、ライセンスがお使いの製品でサポートされていない機能を指定しています。 推奨される対応策:
- ライセンスに付属しているreadmeファイルを確認します。ライセンスが生成されるシステムにライセンスをインストールしようとしていることを確認してください。
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251 |
情報 |
示されたソース ボリュームのボリュームコピー操作が開始されました。 コピーが完了するまで(イベント268によって示される)いずれのボリュームもマウントしないでください。 推奨される対応策:
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252 |
情報 |
スナップショットの作成後に書き込まれたデータが削除されました。 スナップショットは、スナップショットが作成された時点の親ボリュームの状態を表しています。 推奨される対応策:
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253 |
情報 |
ライセンスがアンインストールされました。 推奨される対応策:
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255 |
情報 |
コントローラーAのPBCとコントローラーBのPBCが異なるベンダーのものであるため、コントローラーのPBCが一致しません。 これにより利用可能な設定が制限されることがあります。 推奨される対応策:
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256 |
情報 |
ボリュームのスナップショットが作成されましたが、まだコミットされていません。 仮想レプリケーション ボリュームの内部スナップショットが作成されましたが、まだコミットされていません。
これは、VSSハードウェア プロバイダーなど、タイミングの影響を受けやすく2段階でスナップショットを作成する必要があるアプリケーションによってスナップショットが作成される場合に発生する可能性があります。スナップショットがコミットされ、イベント258がログに記録された後、スナップショットを使用できるようになります。 推奨される対応策:
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257 |
情報 |
指定されたスナップショットは準備およびコミットされており、使用可能な状態になっています。 推奨される対応策:
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258 |
情報 |
スナップショットがボリュームにコミットされました。これで、スナップショットを使用できるようになりました。 推奨される対応策:
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259 |
情報 |
インバンドCAPIコマンドが無効化されました。 推奨される対応策:
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260 |
情報 |
インバンドCAPIコマンドが有効化されました。 推奨される対応策:
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261 |
情報 |
インバンドSESコマンドが無効化されました。 推奨される対応策:
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262 |
情報 |
インバンドSESコマンドが有効化されました。 推奨される対応策:
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263 |
警告 |
示されたスペア ディスクが見つかりません。削除されたか、応答していません。 推奨される対応策:
- ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、ミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。
- ディスクをスペアとして設定します。
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266 |
情報 |
示されたマスター ボリュームのボリュームコピー操作がユーザーによって中断されました。 推奨される対応策:
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267 |
エラー |
ボリュームコピー操作で障害が発生しました。 このイベントには、2つのバリアントがあります。
- ソース ボリュームがマスター ボリュームである場合、それを再マウントできます。ソース ボリュームがスナップショットの場合は、コピーが完了する(イベント268によって示される)まで、それを再マウントしないでください。
- 原因としては、プールの使用可能な領域が不足し、高いしきい値を超えている、ボリュームを利用できない、一般的なI/Oエラーが考えられます。
推奨される対応策:
- バリアント1:必要な対処はありません。
- バリアント2:プール スペアまたはボリュームの故障を示す、ほぼ同時に記録された他のイベントを検索します。それらのイベントの推奨される対応策に従ってください。
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268 |
情報 |
示されたボリュームのボリューム コピー操作が完了しました。 推奨される対応策:
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269 |
エラー |
パートナー ファームウェア アップデート操作を実行できませんでした。 このイベントには、2種類あります。
- ファームウェア パートナーのアップデートをサポートするにはシステムの状態が不十分です。
- システムに書き込み不可能なキャッシュ データが存在します。
- 書き込み不可能なキャッシュ データが存在するかどうかを判断できません。
- コントローラー モジュールのファームウェア バージョンに互換性がありません。
- システムに互換性のないファームウェアが存在します。
推奨される対応策:
- バリエーション1、2、または3:ファームウェア アップデートを続行する前に、この状態を解決する必要があります。システムにログインし、show systemコマンドを実行して異常なコンポーネントを特定し、システムの正常性を復元するための推奨事項を確認します。check firmware-upgrade-healthコマンドを使用して、システムがファームウェアのアップグレードの準備ができていることを確認できます。書き込まれていないキャッシュ データの場合は、CLIのshow unwritable-cacheコマンドを使用します。
- バリエーション4:両方のコントローラー モジュールが互換性のあるファームウェアを実行した後で、この機能を手動で再度有効にすることができます。
- バリエーション5:コントローラー モジュールを最新バージョンのファームウェアにアップデートする必要があります。
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情報 |
パートナー ファームウェア アップデート操作が開始されました。あるコントローラーから別のコントローラーへファームウェアをコピーして、両方のコントローラーを同じファームウェア バージョンにアップさせるために、この操作を使用します。 推奨される対応策:
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270 |
警告 |
FRU ID SEEPROMから永続的なIPデータの読み取りまたは書き込みで問題が発生したか、FRU ID SEEPROMから無効なデータが読み取られました。 推奨される対応策:
- IP設定(iSCSIシステムのiSCSIホストポートIP設定など)をチェックして、設定が正しくない場合はアップデートします。
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271 |
情報 |
FRU IDデータを読み取れなかったか、その中のデータが有効でない、またはプログラムされていないため、ストレージ システムはコントローラーのFRU ID SEEPROMから有効なシリアル番号を取得できませんでした。このため、MACアドレスはフラッシュのコントローラー シリアル番号を使用して決まります。このイベントは、起動時に1回のみ記録されます。 推奨される対応策:
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272 |
情報 |
ポリシー トリガーにより、スナップ プールが拡張されました。 推奨される対応策:
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273 |
情報 |
示されたエンクロージャとコントロール モジュールのPHY障害分離が、ユーザーによって有効化または無効化されました。 推奨される対応策:
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274 |
警告 |
示されているPHYが自動的に、またはユーザーによって無効化されました。ディスク スロットが空の場合、または問題が検出された場合、ドライブPHYは自動的に無効化されます。次の理由は、ハードウェアの故障である可能性が高いことを示しています。
- エラー カウントの割り込みのため無効
- 過剰なPHY変更数により無効
- PHYの準備はできているが、COMINITをパスしなかった
推奨される対応策:
- 前掲のいずれの理由も当てはまらない場合、何も対処する必要はありません。
- 前掲のいずれかの理由に当てはまり、ストレージ システムの電源がオンになった直後にイベントが発生した場合は、次の手順を実行します。
- ストレージ コントローラーをシャットダウンします。次に、示されたエンクロージャの電源をオフにして、数秒待ってから再度オンにします。
- この問題が再発し、イベント メッセージがディスク スロットを特定している場合は、そのスロット内のディスクを交換します。
- この問題が再発し、イベント メッセージがモジュールを特定している場合は、次の操作を行います。
- 示されているPHYタイプがEgressの場合は、モジュールのEgressポートのケーブルを交換します
- 示されているPHYタイプがIngressの場合は、モジュールのIngressポートのケーブルを交換します
- その他のPHYタイプが示されている場合、またはケーブルを交換しても問題が解決しない場合は、示されたモジュールを交換します。
- 問題が解決しない場合は、温度超過の状態または電源ユニット障害を示すイベントなど、ハードウェアの障害を示していないか、その他のイベントをチェックし、それらのイベントの推奨される対応策を行います。
- 問題が解決しない場合は、エンクロージャ ミッドプレーンが故障している場合があります。シャーシFRUを交換します。
- 前掲のいずれかの理由に当てはまり、このイベントが、フェールオーバー、ユーザーによる再スキャン、再起動のいずれかの直後に記録された場合は、次の手順を実行します。
- イベント メッセージがディスク スロットを特定している場合は、そのスロット内のディスクを付け直します。
- ディスクの再装着後もこの問題が解決しない場合は、ディスクを交換します。
- イベント メッセージがモジュールを特定している場合は、次の操作を行います。
- 示されているPHYタイプがEgressの場合は、モジュールのEgressポートのケーブルを交換します。
- 示されているPHYタイプがIngressの場合は、モジュールのIngressポートのケーブルを交換します。
- その他のPHYタイプが示されている場合、またはケーブルを交換しても問題が解決しない場合は、示されたモジュールを交換します。
- 問題が解決しない場合は、温度超過の状態または電源ユニット障害を示すイベントなど、ハードウェアの障害を示していないか、その他のイベントをチェックし、それらのイベントの推奨される対応策を行います。
- 問題が解決しない場合は、エンクロージャ ミッドプレーンが故障している場合があります。シャーシFRUを交換します。
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275 |
情報 |
示されたPHYが有効化されました。 推奨される対応策:
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276 |
情報 |
ミラー セットが作成されました。 推奨される対応策:
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277 |
情報 |
ミラー セットが削除されました。 推奨される対応策:
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278 |
情報 |
ミラー セットが検証されました。 推奨される対応策:
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279 |
情報 |
ミラー コンポーネントのbreakコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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280 |
情報 |
ミラー コンポーネントのsplitコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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281 |
情報 |
ミラー セットのjoinコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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282 |
情報 |
ミラー コンポーネントのrejoinコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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283 |
情報 |
ミラー コンポーネントのresilverコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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284 |
情報 |
ミラー セットのミラー コンポーネントが削除されました。 推奨される対応策:
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285 |
情報 |
スコアボード ストアが使用できなくなりました。 推奨される対応策:
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286 |
情報 |
ミラー コンポーネントの検証が開始されました。 推奨される対応策:
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287 |
情報 |
ミラー コンポーネントの検証が完了しました。 推奨される対応策:
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288 |
情報 |
ミラー コンポーネントの検証が中止されました。 推奨される対応策:
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289 |
情報 |
ミラー コンポーネントの検証に失敗しました。 推奨される対応策:
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290 |
情報 |
ミラー コンポーネントのI/Oエラーが発生しました。 推奨される対応策:
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291 |
情報 |
ミラー コンポーネントのシルバリングが開始されました。
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292 |
情報 |
ミラー コンポーネントのシルバリングが完了しました。 推奨される対応策:
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293 |
情報 |
ミラー コンポーネントのシルバリングが中止されました。 推奨される対応策:
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294 |
情報 |
ミラー コンポーネントのbreakコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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295 |
情報 |
splitコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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296 |
情報 |
joinコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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297 |
情報 |
rejoinコマンドが完了しました。 推奨される対応策:
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298 |
警告 |
コントローラーのリアルタイム クロック(RTC)設定が無効です。 リアルタイム クロックのバッテリが故障すると、通常、電源喪失後にこのイベントが発生します。時刻は、電源喪失が発生する最大5分前の時間に設定されるか、1980-01-01 00:00:00にリセットされる場合があります。 推奨される対応策:
- システムの日付と時間を確認します。どちらかが正しくない場合は、正しい日付と時刻に設定します。
- イベント246を探し、そのイベントの推奨される対応策に従ってください。
問題が解決すると、イベント299が記録されます。 |
299 |
情報 |
コントローラーのRTC設定が正常にリカバリーされました。 このイベントは通常、予期しない電源喪失の後に発生します。 推奨される対応策:
- 必要な対処はありませんが、イベント246も記録されている場合は、そのイベントの推奨される対応策に従ってください。
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300 |
情報 |
CPU周波数がhighに変更されました。 推奨される対応策:
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301 |
情報 |
CPU周波数がlowに変更されました。
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302 |
情報 |
DDRメモリー クロック周波数がhighに変更されました。 推奨される対応策:
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303 |
情報 |
DDRメモリー クロック周波数がlowに変更されました。 推奨される対応策:
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304 |
情報 |
コントローラーが、完全に回復した可能性があるI2Cエラーを検出しました。 推奨される対応策:
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305 |
情報 |
ストレージ コントローラー(SC)フラッシュ メモリー内のシリアル番号は、コントローラー モジュールまたはミッドプレーンFRU ID SEEPROMのシリアル番号と比較したとき、無効になることがわかりました。有効なシリアル番号が自動的に回復されます。 推奨される対応策:
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306 |
情報 |
ストレージ コントローラー(SC)フラッシュ メモリー内のコントローラー モジュール シリアル番号は、コントローラー モジュールFRU ID SEEPROMのシリアル番号と比較したとき、無効になることがわかりました。有効なシリアル番号が自動的に回復されます。 推奨される対応策:
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307 |
重要 |
コントローラーFRUの温度センサーが、コントローラーのシャットダウンを引き起こす温度超過条件を検出しました。 推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
問題が解決しない場合は、エラーを記録したコントローラー モジュールを交換します。 |
309 |
情報 |
通常は、マネジメント コントローラー(MC)が起動されると、IP設定は、それが永続化されているミッドプレーンFRU ID SEEPROMから取得されます。前回の変更時にシステムがIP設定をSEEPROMに書き込めなかった場合、フラッシュ メモリーにフラグが設定されます。このフラグは起動中に確認され、設定されている場合、このイベントはログに記録されて、コントローラー モジュールでは、SEEPROMにあるIPデータが使用されます。 コントローラー モジュールのスワップ後、またはストレージ エンクロージャ シャーシの交換後には、マネジメント コントローラー(MC)のIP設定が正しくない場合があります。
- コントローラー モジュールをスワップすると、交換用コントローラー モジュールのフラッシュ メモリーのIP設定が使用される場合があります。
- ストレージ エンクロージャ シャーシを交換すると、IP設定が失われるので両方のコントローラー モジュールで再入力する必要があります。
推奨される対応策:
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310 |
情報 |
再スキャン後、少なくとも1つのEMP(エンクロージャ マネジメント プロセッサー)について、データのバックエンド検出と初期化が完了しています。システム内の他のEMPの処理が完了しても、このイベントが再び記録されることはありません。 推奨される対応策:
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311 |
情報 |
ユーザーがiSCSIインターフェイスを使用してホストのpingを開始すると、このイベントが記録されます。 推奨される対応策:
- Ping操作に失敗した場合、ストレージ システムとリモート ホスト間の接続を確認します。
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312 |
情報 |
通知設定をテストするとき、EメールのメッセージとSNMPトラップがこのイベントを使用します。このイベントは、イベント ログに記録されません。 推奨される対応策:
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313 |
エラー |
示されたコントローラー モジュールに障害が発生しました。このイベントは、シングル コントローラー設定では無視されます。 推奨される対応策:
- これがデュアル コントローラー システムの場合は、故障したコントローラー モジュールを交換します。モジュールの障害/サービス要求LEDが点灯(点滅ではなく)します。
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314 |
エラー |
示されたFRUが故障しているか、正しく動作していません。このイベントは、問題を示すその他のFRU固有のイベントの後に起こります。 推奨される対応策:
- FRUの交換が必要かどうかを判断するには、製品のハードウェア インストールおよびメンテナンス ガイドのコンポーネント障害の確認に関するトピックを参照してください。
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315 |
重要 |
このIOMは、挿入されているエンクロージャとの互換性がありません。 推奨される対応策:
- このIOMを、このエンクロージャと互換性があるIOMと交換します。
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316 |
警告 |
機能の一時的なライセンスの有効期限が切れています。 その機能を使用して作成されたすべてのコンポーネントに引き続きアクセスできますが、新しいコンポーネントは作成できません。 推奨される対応策:
- この機能を使用して続行するには、永久ライセンスを購入します。
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情報 |
機能の一時的なライセンスは10日で期限が切れます。その機能を使用して作成されたコンポーネントに引き続きアクセスできますが、新しいコンポーネントは作成できません。 推奨される対応策:
- トライアル期間後もこの機能を使用して続行するには、永久ライセンスを購入します。
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317 |
エラー |
ストレージ コントローラーのディスク インターフェイスで深刻なエラーが検出されました。コントローラーはパートナーによって強制終了されます。 推奨される対応策:
- コントローラー モジュールおよび拡張モジュール間のケーブル接続を目視で確認します。
- ケーブル接続に問題がない場合は、このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
- 問題が再発した場合は、コントローラー モジュールに接続されている拡張モジュールを交換します。
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319 |
警告 |
示されている使用可能なディスクが故障しました。 推奨される対応策:
- ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
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322 |
警告 |
コントローラーのフラッシュ メモリー内のCHAP認証データベースを作成するために使用されたバージョンよりも古いストレージ コントローラー(SC)バージョンが、コントローラーにあります。 CHAPデータベースの読み取りまたは更新ができません。ただし、新しいレコードを追加でき、既存のデータベースを最新の既知のバージョン番号を使用して新しいデータベースに交換できます。 推奨される対応策:
- コントローラー ファームウェアを、示されたデータベース バージョンと互換性のあるSCのバージョンへアップグレードします。
- レコードが追加されなかった場合は、データベースにアクセスでき、そのままの状態となります。
- レコードが追加された場合は、データベースにアクセスできますが、新しいレコードのみ含まれます。
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352 |
情報 |
エキスパンダ コントローラー(EC)アサート データまたはスタックダンプ データが使用できます。 推奨される対応策:
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353 |
情報 |
エキスパンダ コントローラー(EC)アサート データまたはスタックダンプ データが消去されました。 推奨される対応策:
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354 |
警告 |
SASトポロジーがホスト ポートで変更されました。1つ以上のPHYが停止しました。たとえば、コントローラー ホスト ポートをホストに接続しているSASケーブルが切断されました。 推奨される対応策:
- 示されたポートとホスト間のケーブル接続を確認します。
- ログを監視し、問題が解決しているかどうかを確認します。
|
情報 |
SASトポロジーがホスト ポートで変更されました。1つ以上のPHYがアクティブになりました。たとえば、コントローラー ホスト ポートをホストに接続するSASケーブルが接続されました。 推奨される対応策:
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356 |
警告 |
このイベントは、製造環境で実行されたテストによってのみ発生します。 推奨される対応策:
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357 |
警告 |
このイベントは、製造環境で実行されたテストによってのみ発生します。 推奨される対応策:
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358 |
重要 |
示されたディスク チャネルのすべてのPHYが停止しています。システムは劣化し、すべてのディスクがシングル ポート状態のため、フォールトトレラントではありません。 注: ME4 Seriesのシステムでは、デュアルポート ディスクのみサポートしてします。
推奨される対応策:
- コントローラー エンクロージャの電源を切り、数秒待ってから再度オンにします。
- 示されたチャネルについてイベント359が記録された場合、その状況が解消され、対処が必要ないことを示しています。
- この状態が解決されない場合は、コントローラー モジュールの1つまたはコントローラー エンクロージャのミッドプレーンにハードウェア障害があることを示しています。交換対象のFRUの特定に役立つ情報については、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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警告 |
示されたディスク チャネルの一部のPHYが停止しています。 推奨される対応策:
- ログを監視し、その状態が続いているかどうかを確認します。
- 示されたチャネルについてイベント359が記録された場合、その状況が解消され、対処が必要ないことを示しています。
- この状態が解決されない場合は、コントローラー モジュールの1つまたはコントローラー エンクロージャのミッドプレーンにハードウェア障害があることを示しています。交換対象のFRUの特定に役立つ情報については、トラブルシューティングと問題解決を参照してください。
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359 |
情報 |
示されたディスク チャネルの停止していたPHYがすべて回復し、起動しています。 推奨される対応策:
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360 |
情報 |
示されたディスクPHYのスピードが再交渉されました。 推奨される対応策:
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361 |
重要、エラー、または警告 |
スケジューラの示されたスケジュールで問題が発生しました。 推奨される対応策:
- 示された問題に基づいて、適切なアクションを実行します。
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情報 |
スケジュールされたタスクが開始されました。 推奨される対応策:
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362 |
重要、エラー、または警告 |
スケジューラの示されたタスクで問題が発生しました。 推奨される対応策:
- 示された問題に基づいて、適切なアクションを実行します。
|
情報 |
スケジューラの示されたタスクで問題が発生しました。 推奨される対応策:
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363 |
エラー |
マネジメント コントローラー(MC)が再起動されると、現在インストールされているファームウェアのバージョンが最近インストールされたバンドル内のファームウェアのバージョンと比較されます。ファームウェアをアップデートする場合、すべてのコンポーネントが正常に更新されていることが重要です。そうでなければ、システムが正しく動作しない場合があります。チェックするコンポーネントには、CPLD、エキスパンダ コントローラー(EC)、ストレージ コントローラー(SC)およびMCが含まれます。 推奨される対応策:
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情報 |
マネジメント コントローラー(MC)が再起動されると、現在インストールされているファームウェアのバージョンが最近インストールされたバンドル内のファームウェアのバージョンと比較されます。バージョンが一致すると、このイベントは情報の重要度として記録されます。チェックするコンポーネントには、CPLD、エキスパンダ コントローラー(EC)、ストレージ コントローラー(SC)およびMCが含まれます。 推奨される対応策:
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364 |
情報 |
ブロードキャスト バスは、ジェネレーション1として実行されます。 推奨される対応策:
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365 |
エラー |
修正不可能なECCエラーがストレージ コントローラーCPUメモリーで複数回発生しました。これは、ハードウェアの故障の可能性を示しています。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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警告 |
ストレージ コントローラーCPUメモリーで修正不可能なECCエラーが発生しました。 このイベントは、警告の重大度とともに記録され、テクニカル サポートに役立つ可能性がある情報を提供しますが、すぐに対処する必要はありません。コントローラー モジュールを交換する必要がある場合は、エラーの重大度とともに記録されます。 推奨される対応策:
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400 |
情報 |
示されたログが、ログ収集システムに転送する必要があるレベルに達しました。 推奨される対応策:
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401 |
警告 |
示されたログが、ログ収集システムに転送しない場合、診断データが失われるレベルに達しました。 推奨される対応策:
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402 |
エラー |
示されたログがラップされ、一番古い診断データの上書きが開始されました。 推奨される対応策:
- ログ収集システムが上書きされる前にログを転送していない理由を調査します。たとえば、ログの送信先を設定せずに管理対象ログを有効化した可能性があります。
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412 |
警告 |
示されたRAID-6ディスク グループのディスクが1つ故障しました。ディスク グループはオンラインですが、FTDN(ダウン ディスクを含むフォールトトレラント)ステータスとなっています。 適切なタイプとサイズの専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアが存在する場合、そのスペアはディスク グループの再構築に自動的に使用されます。イベント9と37が記録され、このことが示されます。使用可能なスペア ディスクが存在しなくても、適切なタイプとサイズの利用可能なディスクが存在し、動的なスペア機能が有効化されていれば、そのディスクがディスク グループの再構築に自動的に使用され、イベント37が記録されます。 推奨される対応策:RAID-6:
- イベント37が記録されなかった場合は、適切なタイプおよびサイズのスペアが再構築に利用できなかったということです。故障したディスクを同じタイプの同等以上の容量を持つものと交換し、必要に応じて、それをスペアとして指定してください。イベント9と37が記録されていることを確認して、完了となります。
- それ以外の場合は、再構築が自動的に開始され、イベント37が記録されます。故障したディスクを交換し、それを今後使うために専用スペア(リニアのみ)またはグローバル スペアとして設定します。
- 最適なI/Oパフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要です。
- 故障したディスクをすべて交換し、今後使用するために設定されたスペア ディスクが十分あることを確認します。
ADAPT:
- イベント37が記録されなかった場合、スペア スペースは再構築に使用できません。故障したディスクを、同じタイプの、同等かそれ以上の容量のディスクと交換します。再構築が開始し、イベント37は自動的に記録されます。
- 最適なI/Oパフォーマンスを保つには、同等以上のパフォーマンスを持つ交換ディスクが必要です。
- 将来のフォールト トレランスのために、すべての故障したディスクが交換されたことを確認します。
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413 |
情報 |
レプリケーション セットの作成リクエストが正常に完了しました。
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414 |
エラー |
レプリケーション セットの作成リクエストが失敗しました。 指定されたボリュームがすでにレプリケーション セットにある場合、またはマスター ボリュームではない場合、この操作を行うことはできません。
推奨される対応策:
- ボリュームがマスター ボリュームであり、レプリケーション セットに含まれていない場合は、操作を再試行します。
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415 |
情報 |
レプリケーション セットの削除リクエストが正常に完了しました。
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416 |
エラー |
レプリケーション セットの削除リクエストが失敗しました。 これは、レプリケーション セットに対して無効な識別子が指定された場合、または指定されたプライマリ ボリュームがローカル システムに存在しない場合に発生する可能性があります。
推奨される対応策:
- 有効なレプリケーション セット識別子を使用するか、またはプライマリ ボリュームのローカル システム上で、再度削除を行います。
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417 |
情報 |
スナップショットが削除されました。
- リモート スナップショットのプロキシ ボリューム用にスペースを確保します。
- 新しいスナップショット用にスペースを確保します。
- 同時にセカンダリ ボリュームをプライマリ ボリュームに変更します。
- ボリュームあたりのスナップショットが最大数に達したため、新しいスナップショット用にスペースを確保します。
- システムあたりのレプリケーション スナップショットが最大数に達したため、新しいスナップショット用にスペースを確保します。
- スペースを確保します。理由は不明です。
ユーザー指定のスナップショット スペースが制限を超過したため、仮想スナップショットは削除されました。
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418 |
警告 |
リモート スナップショットの操作に失敗しました。
- リモート プール ボリュームが制限に達したためです。
- リモート コントローラーのボリュームが制限に達したためです。
- リモート プール ボリュームが制限に達したためです。
- 理由は不明です。
レプリケーション操作を完了できません。これは、セカンダリ プールでプロキシ ボリュームとレプリケーション スナップショットを作成する必要があるが、そのプールまたはその所有するコントローラーに対してボリュームが最大数存在し、かつプールには自動削除に適したスナップショットが含まれていないためです。
このイベントは、セカンダリ ボリュームのシステムにのみ記録されます。
推奨される対応策:
- レプリケーション操作を続行するには、宛先プールまたは同じコントローラーが所有する別のプールから、不要なボリュームを1つ以上削除します。上記のアクションを実行した後、同じ理由でレプリケーションに失敗して一時停止になる場合は、イベント431と418がログに記録されます。前述の処理を繰り返して、レプリケーションを再開します。
- 将来的に追加ボリュームを作成できるようにするには(標準ボリューム、レプリケーション ボリューム、またはスナップショット)、いずれかの不要なボリュームを削除します。
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419 |
情報 |
セカンダリ ボリュームを追加するリクエストが開始されました。
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420 |
エラー |
セカンダリ ボリュームの追加リクエストが失敗しました。 これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- ボリュームがすでにレプリケーション ボリュームになっている。
- ボリュームがシステムに対してローカルではない。
- 通信リンクがビジー状態である、またはエラーが発生している。
- ボリュームが既存のボリュームと同じサイズではない、またはもうセットに入っていない。
- ボリューム レコードが最新ではない。
- レプリケーションがライセンスされていないか、ライセンス制限を超えている。
推奨される対応策:
- 前述の問題のいずれかが存在する場合は、それを解決します。その後、有効なボリュームで追加操作を再度行います。
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421 |
情報 |
セカンダリ ボリュームの追加リクエストが正常に完了しました。
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422 |
情報 |
セカンダリ ボリュームの削除リクエストが正常に完了しました。
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423 |
エラー |
セカンダリ ボリュームの削除リクエストが失敗しました。 これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- ボリューム レコードが見つからない。
- ボリューム レコードがまだ使用できない。
- プライマリ ボリュームの競合が発生している。
- リモート システムからはボリュームを削除できない。
- ボリュームがプライマリ ボリュームであるため、削除できない。
推奨される対応策:
- 前述の問題のいずれかが存在する場合は、それを解決します。その後、有効なボリュームで削除操作を再度行います。
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424 |
情報 |
セカンダリ ボリュームの変更リクエストが正常に完了しました。
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425 |
情報 |
レプリケーションを開始しました。
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426 |
情報 |
レプリケーションが正常に完了しました。
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427 |
警告 |
- プライマリ ボリュームがリモート ボリュームにローカル設定タグを送信しようとして失敗しました。
- セカンダリ ボリュームがリモート ボリュームにローカル設定タグを送信しようとして失敗しました。
- リモート ボリュームにローカル設定タグを送信しようとして失敗しました。
ストレージ システム間で情報を送信するときに、通信エラーが発生しました。
推奨される対応策:
- ネットワークまたはファブリックで、異常に高い混雑状態や接続の問題がないか確認します。
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428 |
情報 |
レプリケーションが、ユーザーによって中断されました。
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429 |
情報 |
レプリケーションが、ユーザーによって再開されました。
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430 |
情報 |
レプリケーションが、ユーザーによって中止されました。
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431 |
エラー |
エラーが発生したか、またはプライマリ ボリュームでメディア エラーが発生したためにレプリケーションが中断されました。レプリケーションを再開するには、ユーザー介入が必要です。 指定されたボリュームへのレプリケーションは、レプリケーション プロセス中にエラーが検出されたため、一時停止しています。これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- キャッシュリクエストが中止された。
- キャッシュによって、ソースまたはターゲット ボリュームがオフラインであることが検知された。
- キャッシュがメディア エラーを検出した。
- スナップ プールがいっぱいである。
- 通信リンクがビジー状態である、またはエラーが発生している。
- レプリケーションに使用されているスナップショットが無効である。
- プロキシ通信の確立中に問題が発生した。
推奨される対応策:
- 報告された問題がプライマリ ボリュームにある場合は、可能な限り多くのボリュームをバックアップします。
- エラーを解決してから、レプリケーションを再開してください。
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432 |
エラー |
セカンダリ ボリュームでエラーが発生したため、レプリケーションが中止されました。推奨される対応策:
- セカンダリ ボリュームが有効であること、また、ボリュームが存在するシステムがアクセス可能であることを確認します。
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433 |
情報 |
レプリケーションがスキップされました。
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434 |
警告 |
レプリケーションが実行中のレプリケーションと衝突しました。 これは通常のオペレーションである場合がありますが、場合によっては問題を示している可能性があります。
推奨される対応策:
- ネットワークの問題がないことを確認してください。
- プライマリとセカンダリのシステム間に十分な帯域幅があることを確認してください。
- レプリケーションの間隔が、レプリケーションを完了するのに十分な時間に設定されていることを確認してください。キューイングされているレプリケーションの数が多すぎると、一部のレプリケーションが完了しない場合があります。
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435 |
警告 |
レプリケーション セットを初期化できませんでした。リモート システムのファームウェア バージョンは、ローカル システムと互換性がありません。推奨される対応策:
- 片方または両方のシステムのファームウェアをアップデートして、同じバージョンが実行されるようにします。
- ネットワークまたはファブリックで、異常に高い混雑状態や接続の問題がないか確認します。
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436 |
警告 |
リモート システムのファームウェアは、ローカル システムのファームウェアとの互換性を欠くため、相互に通信してレプリケーション操作を実行することができません。推奨される対応策:
- 片方または両方のシステムのファームウェアをアップデートして、同じバージョンが実行されるようにします。
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437 |
情報 |
レプリケーション セットのプライマリ ボリュームを変更するユーザー リクエストが開始されました。
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438 |
情報 |
レプリケーション セットのプライマリ ボリュームを変更するユーザー リクエストが正常に完了しました。
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439 |
エラー |
プライマリ ボリュームを変更するリクエストが失敗しました。 これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- ボリュームがレプリケーション セット内にない。
- 設定タグまたは設定データが見つからない。
- 再試行の制限に達した。
推奨される対応策:
- 指定されたボリュームがレプリケーション セットの一部であることを確認します。
- ローカル ストレージ システムとリモート ストレージ システム間の通信を妨げるネットワークの問題がないことを確認します。
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440 |
警告 |
セカンダリ ボリュームでエラーが発生したため、レプリケーションを再試行しています。 これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- キャッシュリクエストが中止された。
- キャッシュによって、ソースまたはターゲット ボリュームがオフラインであることが検知された。
- キャッシュがメディア エラーを検出した。
- スナップ プールがいっぱいである。
- 通信リンクがビジー状態である、またはエラーが発生している。
- レプリケーションに使用されているスナップショットが無効である。
- プロキシ通信の確立中に問題が発生した。
- レプリケーションが所定のポリシーに従って自動的に再試行されている。再試行回数が制限に達する前に問題が解決した場合、レプリケーションはそのまま継続される。そうでない場合は、ポリシーが無期限に再試行するよう設定されていない限り、一時停止状態になる。
推奨される対応策:
- 前述の問題のいずれかが存在する場合は、それを解決します。
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441 |
エラー |
セカンダリ ボリュームの追加リクエストが失敗しました。セットからボリュームを削除するには、ユーザー介入が必要です。推奨される対応策:
- 指定されたセカンダリ ボリュームをレプリケーション セットから削除します。
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442 |
警告 |
パワーオン セルフ テスト(POST)診断で、UARTチップのハードウェア エラーが検出されました。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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443 |
エラー |
示されているエンクロージャのファームウェアは、この設定ではサポートされていません。 示されているエンクロージャのファームウェアは、このエンクロージャを拡張シャーシとしてサポートしていません。そのファームウェアは、このエンクロージャを直接接続されたJBODとしてのみサポートしています。
推奨される対応策:
- 示されたエンクロージャを交換します。これはサポートされていません。
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444 |
情報 |
スナップ プールのスペースが不足しています。 スナップ プールが容量の閾値に達し、関連づけられたポリシーが正常に完了しました。
- スナップショットの削除
- 書き込みの停止
- 最も古いスナップショットの削除
- 通知のみ
- スナップショットの無効化
- 自動拡張
- 不明なポリシー
たとえば、スナップ プールが正常に拡張されたか、最も古いスナップショットが削除されたか、あるいは、すべてのスナップショットが削除された。ポリシーが[最も古いスナップショットの削除]の場合、削除されたスナップショットのシリアル番号が報告されます。
推奨される対応策:
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警告 |
スナップ プールのスペースが不足しています。 スナップ プールが容量の閾値に達しましたが、関連づけられている[自動拡張]ポリシーは、ディスク グループに十分なスペースがないために失敗しました。
推奨される対応策:
- ディスク グループを拡張するか、不要なボリュームを削除して、ディスク グループの使用可能なスペースを増やします。
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449 |
情報 |
エラーまたは内部で検知された他の状態を理由に、ロール バックが中止されました。 これは、ロール バックの進行中に、ユーザーが別のボリュームのロール バックを選択した場合に発生します。この選択により、最初のロール バックが中止され、新しいロール バックが開始されます。親ボリュームを破損する可能性があるため、ユーザーがロール バックを明示的に中止することはできません。
推奨される対応策:
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450 |
警告 |
リモート ボリュームのステータスが、オンラインからオフラインに変更されました。 これが発生する理由は複数あります。例を挙げます。
- 通信リンクがビジー状態である、またはエラーが発生している。
- ローカル イニシエーターでエラーが発生した。
推奨される対応策:
- ローカル ストレージ システムとリモート ストレージ システム間の通信を妨げるネットワークの問題がないことを確認します。
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451 |
情報 |
リモート ボリュームのステータスが、オフラインからオンラインに変更されました。 推奨される対応策:
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452 |
情報 |
リモートボリュームが、レプリケーション セットから正常に分離されました。 これで、ボリュームを別のストレージ システムに物理的に移動できるようになりました。
推奨される対応策:
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453 |
情報 |
リモート ボリュームが、レプリケーション セットに正常に再接続されました。 推奨される対応策:
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454 |
情報 |
ユーザーが、示されたディスク グループのドライブスピンダウン遅延を示された値に変更しました。 推奨される対応策:
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455 |
警告 |
コントローラーが、設定されたホスト ポート リンクのスピードがFC SFPの機能を超過したことを検出しました。スピードは、データ パスのすべてのハードウェア コンポーネントがサポートする最大値に自動的に削減されます。 推奨される対応策:
- 示されたポートのSFPを、より高いスピードをサポートするSFPに交換します。
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456 |
警告 |
コントローラーが起動中にミッドプレーンFRU IDデータからOUIを読み取れなかったため、システムのIQNはデフォルトのOUIから生成されました。IQNがシステムのブランディングに対して適切でない場合は、iSCSIホストがシステムにアクセスできないことがあります。 推奨される対応策:
- 状態コード0のイベント270がほぼ同時に記録されている場合は、ストレージ コントローラーを再起動します。
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457 |
情報 |
示された仮想プールが作成されました。 推奨される対応策:
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458 |
情報 |
ディスク グループが示された仮想プールに追加されました。 推奨される対応策:
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459 |
情報 |
示されたディスク グループの削除が開始されました。 この操作が完了すると、イベント470が記録されます。
推奨される対応策:
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460 |
エラー |
示された仮想プールに示されたディスク グループがありません。 これは、ディスク ドライブが欠落しているか、接続されていないか、電源がオフになったエンクロージャが原因となっている場合があります。
推奨される対応策:
- すべてのディスクが取り付けられ、すべてのエンクロージャが接続され、電源がオンになっていることを確認します。問題が解決すると、イベント461が記録されます。
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461 |
情報 |
示された仮想プールになかった示されたディスク グループが回復しました。 このイベントは、イベント460が報告した問題が解決したことを示しています。
推奨される対応策:
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462 |
エラー |
示された仮想プールがストレージ上限に到達しました。 3つのしきい値があり、そのうち2つをユーザーが設定することができます。3つ目の一番高い設定はコントローラーが自動的に設定し、変更することはできません。高いしきい値を超え、仮想プールがオーバーコミットされると、このイベントは警告の重大度として記録されます。オーバーコミットされるとは、仮想ボリュームすべてのコミット サイズの合計が仮想プールの物理的な領域を超えることを意味しています。ストレージの使用率がしきい値を下回ると、イベント463が記録されます。
推奨される対応策:
- ストレージの使用率を減らすか、容量を追加するための手順をすぐに実行する必要があります。
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警告 |
示された仮想プールが割り当てられたページの高いしきい値を超え、仮想プールがオーバーコミットされています。 3つのしきい値があり、そのうち2つをユーザーが設定することができます。3つ目の一番高い設定はコントローラーが自動的に設定し、変更することはできません。高いしきい値を超え、仮想プールがオーバーコミットされると、このイベントは警告の重大度として記録されます。オーバーコミットされるとは、仮想ボリュームすべてのコミット サイズの合計が仮想プールの物理的な領域を超えることを意味しています。ストレージの使用率がしきい値を下回ると、イベント463が記録されます。
推奨される対応策:
- ストレージの使用率を減らすか、容量を追加するための手順をすぐに実行する必要があります。
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情報 |
示された仮想プールが、割り当てられたページのしきい値のいずれかを超えました。 3つのしきい値があり、そのうち2つをユーザーが設定することができます。3つ目の一番高い設定はコントローラーが自動的に設定し、変更することはできません。高いしきい値を超え、仮想プールがオーバーコミットされると、このイベントは警告の重大度として記録されます。オーバーコミットされるとは、仮想ボリュームすべてのコミット サイズの合計が仮想プールの物理的な領域を超えることを意味しています。ストレージの使用率がしきい値を下回ると、イベント463が記録されます。
推奨される対応策:
- 低いしきい値および中間しきい値については、対処の必要はありません。ただし、ストレージ使用率が、近い将来に高いしきい値を超える速度で増えていないか確認することをお勧めします。そのような速度で増加している場合は、ストレージの使用を減らすか、追加の容量を購入する手順を踏んでください。
- 高いしきい値を超えている場合、ストレージの使用率を減らすか、容量を追加するための手順をすぐに実行する必要があります。
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463 |
情報 |
示された仮想プールが、割り当てられたページのしきい値のいずれかを下回りました。 このイベントは、イベント462が報告した状態に該当しなくなったことを示しています。
推奨される対応策:
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464 |
警告 |
ユーザーが、サポートされていないケーブルまたはSFPを示されたコントローラー ホスト ポートに挿入しました。 推奨される対応策:
- ケーブルまたはSFPをサポートされているタイプに交換します。
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465 |
情報 |
ユーザーが、サポートされていないケーブルまたはSFPを示されたコントローラー ホスト ポートから取り外しました。 推奨される対応策:
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466 |
情報 |
示された仮想プールが削除されました。 推奨される対応策:
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467 |
情報 |
示されたディスク グループの追加が正常に完了しました。 推奨される対応策:
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468 |
情報 |
FPGA温度が通常の動作範囲に戻り、FPGAをダウンストリーム アダプターに接続するバスのスピードが回復しました。FPGAの温度超過状態を補うために、スピードが削減されていました。 このイベントは、イベント469が報告した問題が解決したことを示しています。
推奨される対応策:
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469 |
警告 |
FPGAをダウンストリーム アダプタに接続するバスのスピードが、FPGAの温度超過状態を補うために削減されました。 ストレージ システムは動作していますが、I/Oパフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、エラーを記録したコントローラー モジュールを交換します。
問題が解決すると、イベント468が記録されます。 |
470 |
警告 |
示されたディスク グループの削除に失敗しました。 ディスク グループの削除は、複数の理由により失敗することがあります。この失敗の具体的な原因は、このイベントに含まれています。ディスク グループのディスクからデータ ページを移動させるための残りのプール領域にスペースがなくなると、ほとんどの場合、削除は失敗します。
推奨される対応策:
- このイベントに含まれるエラー メッセージによって示されている問題を解決し、ディスク グループを削除する要求を再度実行します。
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情報 |
示されたディスク グループの削除が正常に完了しました。 推奨される対応策:
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471 |
エラー |
セカンダリ ボリュームが分離されているため、レプリケーションがキューに登録されました。推奨される対応策:
- レプリケーションの続行を許可するには、セカンダリ ボリュームを再接続してから、レプリケーションを再開します。
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473 |
情報 |
示されたボリュームは、しきい値の割合を超えて仮想プールを使用しています。 これは、ストレージの使用率がこのボリュームのしきい値を超えていることを意味しています。ストレージの使用率がしきい値を下回ると、イベント474が記録されます。
推奨される対応策:
- 必要な対処はありません。この情報の活用方法については、ユーザーの判断にお任せします。
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474 |
情報 |
示されたボリュームによる仮想プールの使用が、しきい値の割合を下回りました。 このイベントは、イベント473が報告した状態に該当しなくなったことを示しています。
推奨される対応策:
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475 |
情報 |
セカンダリ ボリュームがオフライン状態であるため、レプリケーションがキューに登録されました。 推奨される対応策:
- レプリケーションの続行を許可するには、セカンダリ ボリュームへのアクセスを妨げている問題を解決します。
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476 |
警告 |
CPU温度が安全範囲を超えたため、CPUは自己防衛状態になりました。IOPSが減少しました。 ストレージ システムは動作していますが、I/Oパフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、エラーを記録したコントローラー モジュールを交換します。
問題が解決すると、イベント478が記録されます。 |
477 |
情報 |
CPU温度が通常範囲を超えたため、プロセッサー速度が削減されました。IOPSが減少しました。 ストレージ システムは動作していますが、I/Oパフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、エラーを記録したコントローラー モジュールを交換します。
問題が解決すると、イベント478が記録されます。 |
478 |
情報 |
イベント476または477が報告した問題が解決されました。 推奨される対応策:
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479 |
エラー |
このイベントを報告しているコントローラーは、不揮発性メモリーからのデータのフラッシュや復元ができませんでした。 これはCmpactFlashの障害である可能性が高いですが、コントローラー モジュールのその他の問題が原因になっていることもあります。パートナー コントローラーは、このイベントを記録したストレージ コントローラーを強制終了し、フラッシュまたは復元操作を実行するためにデータのコピーを使用します。
推奨される対応策:
- 初めてこのイベントが記録された場合は、強制終了されたストレージ コントローラーを再起動してください。
- このイベントが再度記録された場合は、CompactFlashを交換します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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480 |
エラー |
示されたストレージ システムのiSCSIポートのIPアドレスが競合していることが検出されました。示されたIPアドレスはすでに使用されています。 推奨される対応策:
- データネットワーク管理者に問い合わせ、IPアドレスの競合を解決してください。
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481 |
エラー |
CompactFlashハードウェアの定期的な監視によって、エラーが検出されました。コントローラーがライトスルー モードになり、I/Oパフォーマンスが低下しています。 推奨される対応策:
- このイベントを記録したストレージ コントローラーを再起動します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてCompactFlashを交換します。
- このイベントが再び記録された場合は、ストレージ コントローラーをシャットダウンしてコントローラー モジュールを交換します。
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482 |
警告 |
PCIeバスのいずれかが、必要数に満たないレーンで実行されています。 このイベントは、コントローラーに少ないレーンを使用させるハードウェアの問題によって発生します。システムは少ないレーンで動作していますが、I/Oパフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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483 |
エラー |
示されたディスク チャネルの無効な拡張モジュール接続が検出されました。EgressポートがEgressポートに接続されているか、Ingressポートが誤ったEgressポートに接続されています。推奨される対応策:
- エンクロージャ間のケーブル接続を目視で確認し、ケーブル接続を修正します。
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484 |
警告 |
ディスク障害が発生した場合、このディスク グループの再構築に利用できる互換性スペアがありません。専用または適切なグローバル スペアを持つディスク グループのみが再構築を自動的に開始します。 この状況は、データのリスクを高めます。示されたディスク グループのディスクが将来的に故障した場合、そのディスク グループで再構築を開始するには、専用またはグローバル スペアとしてディスクを再構築するユーザー操作が必要となるためです。 最後のグローバル スペアが削除されるか、再構築に使用されると、1つ以上の専用またはグローバル スペアを持たないディスク グループはすべてリスクが高まります。使用可能なグローバル スペアがある場合でも、ディスク グループがより大きな容量のディスクまたは異なるタイプのディスクを使用している場合、ディスク グループの再構築に使用できません。したがって、このイベントは、未使用のグローバル スペアがある場合でも記録されることがあります。ダイナミック スペア機能が有効になっている場合は、再構築に使用できるディスクがあっても、このイベントが記録されます。推奨される対応策:
- 専用スペアまたはグローバル スペアとしてディスクを設定します。
- 専用スペアの場合、ディスクは、リニア ディスク グループの他のディスクと同じタイプで、少なくともリニア ディスク グループ内の最小容量のディスクと同じ大きさである必要があります。また、同等以上のパフォーマンスを必要とします。
- グローバル スペアの場合、システムの最大ディスクと同等以上の容量を持つディスク タイプで、同等以上のパフォーマンスを持つディスクを選択することをお勧めします。システムにディスク タイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)が混在している場合、少なくとも各タイプに1つのグローバル スペアが存在している必要があります(専用のスペアが特定のタイプの全ディスク グループを保護するために使用されており、リニア ストレージ設定にのみ適用されない限り)。
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485 |
警告 |
示されたディスク グループが隔離され、このイベントを記録したコントローラーに存在する無効なデータの書き込みを防止しました。 このイベントは、示されたディスク グループが隔離されたオフライン状態(ステータスがQTOF)になり、データ喪失を防いだことを報告します。このイベントを記録したコントローラーは、(ディスク グループ メタデータに保存された情報を使用して)ディスク グループに書き込まれるべきではない古いデータが含まれている可能性があることを検出しました。推奨される対応策に従わない場合、データが失われる可能性があります。この状況は、シャットダウンせずにコントローラー モジュールを取り外し、その場所に別のコントローラー モジュールを挿入することで発生します。今後この問題が発生しないようにするには、コントローラー モジュールを取り外す前にコントローラー モジュールのストレージ コントローラーをシャットダウンします。この状況は、イベント204が示すように、CompactFlashカードの障害によっても発生することがあります。
推奨される対応策:
- イベント204が記録されている場合は、イベント204の推奨される対応策に従ってください。
- イベント204が記録されていない場合は、次の推奨される対応策を実行してください。
- イベント486がイベント485とほぼ同時に記録されない場合は、取り外したコントローラー モジュールを挿入しなおし、シャットダウンしてからもう一度取り外します。
- イベント485と486がほぼ同時に記録された場合は、自動回復プロセスが完了するまで、少なくとも5分はお待ちください。サインインし、両方のコントローラー モジュールが動作可能であることを確認します。(コントローラーがCLI表示コントローラー コマンドまたはSMCで動作するかどうかを確認できます。)ほとんどの場合、システムは起動し、それ以上の対処は必要ありません。両方のコントローラー モジュールが5分で動作可能にならない場合は、データが失われた可能性があります。両方のコントローラーが動作していない場合は、このリカバリー プロセスにしたがってください。
- 最初にイベント486を記録したコントローラー モジュールを取り外します。
- コントローラー エンクロージャの電源を切り、数秒待ってから再度オンにします。
- コントローラー モジュールが再起動するまで待ち、もう一度サインインします。
- ディスク グループのステータスをチェックします。ディスク グループのいずれかが隔離されたオフライン(QTOF)ステータスになっている場合は、それらのディスク グループを隔離します。
- 先ほど取り外したコントローラー モジュールを再挿入します。これで正常に再起動するはずです。
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486 |
警告 |
リカバリー プロセスが開始され、このイベントを記録したコントローラーに存在する無効なデータの書き込みが防止されました。 このイベントを記録したコントローラーは、(ディスク グループ メタデータに保存された情報を使用して)ディスク グループに書き込まれるべきではない古いデータが含まれている可能性があることを検出しました。コントローラーはこのイベントを記録し、パートナー コントローラーを再起動し、10秒待機してから、強制終了します。パートナー コントローラーはこのコントローラーをアンキルし、正しいキャッシュ データをコントローラーへミラーリングします。この手順により、ほとんどの場合ですべてのデータが正しく書き込まれます。データを喪失したり、古いデータが書き込まれたりすることはありせん。
推奨される対応策:
- 自動リカバリー プロセスが完了するまで、少なくとも5分待ちます。サインインし、両方のコントローラー モジュールが動作可能であることを確認します(CLIのshow redundancy-modeコマンドでコントローラーが動作可能かどうかを確認できます)。ほとんどの場合、システムは起動し、対処が求められることはありません。
- 両方のコントローラー モジュールが5分で動作可能にならない場合は、イベント485の推奨される対応策を参照してください。このイベントはほぼ同時に記録されます。
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487 |
情報 |
過去のパフォーマンス統計がリセットされました。 推奨される対応策:
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488 |
情報 |
ボリューム グループの作成が開始されました。 推奨される対応策:
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489 |
情報 |
ボリューム グループの作成が完了しました。 推奨される対応策:
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490 |
情報 |
ボリューム グループの作成に失敗しました。 推奨される対応策:
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491 |
情報 |
ボリューム グループの作成が開始されました。 推奨される対応策:
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492 |
情報 |
ボリューム グループ内のボリュームのグループが解除されました。 推奨される対応策:
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493 |
情報 |
ボリューム グループが変更されました。 推奨される対応策:
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494 |
情報 |
スナップ プールの再初期化が完了しました。 推奨される対応策:
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495 |
警告 |
プライマリ パスのI/Oエラー数がしきい値に達したため、ベストパス ルーティングのアルゴリズムが、示されたディスクへの代替パスを選択しました。 このイベントを記録するコントローラーは、どのチャネル(パス)に問題があるかを示しています。たとえば、Bコントローラーが問題を記録した場合、Bコントローラー モジュールに接続された一連のケーブルと拡張モジュールに問題があります。
推奨される対応策:
- このイベントがエンクロージャのあるディスクでのみ記録され続ける場合は、以下を実行する必要があります。
- ディスクを交換します。
- これで問題が解決しない場合は、エンクロージャ ミッドプレーンが故障している可能性があります。示されているエンクロージャのシャーシFRUを交換します。
- エンクロージャ内の2つ以上のディスクまたは複数のエンクロージャ内のディスクでこのイベントが記録される場合は、以下を実行します。
- 不良パスに切断されたSASケーブルがないか、チェックします。ケーブルが切断されている場合は、報告された故障を持つ、最もアップストリームのエンクロージャ内のIngressポートに接続されているケーブルを交換します。これで問題が解決しない場合、問題が解決するまで、不良パス内のその他のケーブルを一度に1本ずつ交換します。
- これで問題が解決しない場合は、不良パスにある拡張モジュールを交換します。報告された故障を持つ、エンクロージャーにある最もアップストリームのモジュールから始めます。これで問題が解決しない場合は、問題が解決するまで、影響を受けるエンクロージャのアップストリームのその他の拡張モジュール(とコントローラー モジュール)を一度に1つずつ交換します。
- これで問題が解決しない場合は、エンクロージャ ミッドプレーンが故障している可能性があります。報告された故障を持つ、最もアップストリームのエンクロージャのシャーシFRUを交換します。これで問題が解決せず、報告された障害を持つエンクロージャが2つ以上存在する場合は、問題が解決するまで、報告された障害を持つ他のエンクロージャのシャーシFRUを交換します。
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496 |
警告 |
サポートされていないディスク タイプが見つかりました。 推奨される対応策:
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警告 |
サポートされていないディスク ベンダーが見つかりました。 推奨される対応策:
- ディスクを、お使いのシステム ベンダーがサポートしているディスクに交換します。
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497 |
情報 |
ディスクのコピーバック操作が開始されました。示されたディスクは、ソースディスクです。 ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生したディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデータ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロットの親和性といいます。
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディスクを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
推奨される対応策:
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498 |
情報 |
ディスクのコピーバック操作が完了しました。 推奨される対応策:
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警告 |
ディスクのコピーバック操作が失敗しました。 ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生したディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデータ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロットの親和性といいます。
しかし、このコピーバック操作は失敗しました。これは、障害が発生したディスクの交換用に挿入されたディスクにも障害がある、またはコピーバックのソース ディスクに障害があることが原因の可能性があります。この障害は、ディスクが挿入されているエンクロージャのミッドプレーンの障害によっても発生する可能性があります。
推奨される対応策:
- イベント8、55、58、または412など、ほぼ同時に記録されたディスク障害を示す別のイベントを検索します。そのイベントの推奨される対応策にしたがってください。同じスロットで問題が繰り返される場合は、シャーシのFRUを交換します。
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499 |
情報 |
ディスクのコピーバック操作が開始されました。示されたディスクは、宛先ディスクです。 ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生したディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデータ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロットの親和性といいます。
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディスクを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
推奨される対応策:
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500 |
情報 |
ディスクのコピーバック操作が完了しました。指定されたディスクは復元されてスペアに戻りました。 ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生したディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデータ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロットの親和性といいます。
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディスクを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
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501 |
エラー |
エンクロージャ ハードウェアは、I/Oモジュール ファームウェアと互換性がありません。 エキスパンダ コントローラー ファームウェアは、ミッドプレーン タイプとの非互換性を検出しました。予防策として、エンクロージャでのディスクのアクセスが無効化されます。
推奨される対応策:
- サポートされているエンクロージャを使用する場合は、ストレージ システムを最新のファームウェアにアップデートします。サポートされていないエンクロージャを使用している場合は、サポートされていないエンクロージャをサポートされているエンクロージャに交換してください。
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502 |
警告 |
示されたSSDの残りの寿命が5%以下になりました。 デバイスが寿命の最後に近づき、到達すると、このイベントが再度記録されます。
推奨される対応策:
- 同じタイプと容量を持つスペアSSDが使用できることを確認します。
- スペアが入手可能な場合は、SSDをすぐに交換します。
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情報 |
示されたSSDの残りの寿命が20%以下になりました。 SSDがさらに寿命の最後に近づくと、警告の重大度として、このイベントが再度記録されます。
推奨される対応策:
- 同じタイプおよび容量の交換用SSDがない場合は、取得してください。
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503 |
情報 |
Intelligent BackEnd Error Monitor(IBEEM)が、示されたPHYについて継続的なエラーが報告されていることを検出しました。 IBEEMは、30分間PHYをモニタリングした後にこのイベントを記録しました。
推奨される対応策:
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504 |
情報 |
システムへのサービス デバッグ アクセスがユーザーによって有効化または無効化されました。サービス デバッグ アクセスを許可すると、セキュリティに影響する可能性があります。診断の完了後、そのアクセスを許可しないことをお勧めします。 推奨される対応策:
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505 |
警告 |
示された仮想プールが、500 GBより小さいサイズで作成されました。これにより、予期しない動作が発生することがあります。 ストレージ システムが正常に動作しないことがあります。
推奨される対応策:
- ディスク グループを仮想プールに追加して、プールのサイズを増やします。
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506 |
情報 |
示されたディスク グループの追加が開始されました。 この操作が完了すると、イベント467が記録されます。
推奨される対応策:
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507 |
情報 |
示されたディスクのリンク スピードが、エンクロージャが対応可能なリンク スピードと一致していません。 オートネゴシエーション リンク スピードがエンクロージャによってサポートされている最大スピード未満になったときに、このイベントが記録されます。ディスクは機能しますが、I/Oパフォーマンスが低下します。このイベントは、1つのディスク チャネルまたは両方のディスク チャネルに対して記録されることがあります。
推奨される対応策:
- ディスクが非フォールトトレラント ディスク グループ(RAID 0またはRAID非対応)のメンバーである場合、データを別のディスク グループに移動します。
- ディスクを同じタイプ(SSD、エンタープライズSAS、またはミッドラインSAS)で同等以上の容量を持つものと交換します。最適なI/Oパフォーマンスを維持するには、交換対象と同等以上のパフォーマンスを発揮する交換用ディスクが必要です。
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508 |
エラー |
示された仮想プールがオフラインになりました。そのボリュームもすべてオフラインになりました。 仮想プール内のすべてのデータが失われました。仮想プール メタデータの破損またはアクセス不能によって、この状態が発生することがあります。
推奨される対応策:
- システム内の障害を示すその他のイベントがないかチェックし、それらのイベントの推奨される対応策にしたがいます。
- 仮想プールを再作成します。
- データがバックアップにあれば、そこからデータを復元します。
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509 |
エラー |
示された仮想プールのメタデータ ボリュームがオフラインになりました。ボリュームのマッピングと永続的な予約にアクセスできないか、それらが失われています。 推奨される対応策:
- システム内の障害を示すその他のイベントがないかチェックし、それらのイベントの推奨される対応策にしたがいます。
- ボリュームの新しいマッピングを作成します。永続的な予約がホスト システムによって自動的に復元されます。
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510 |
情報 |
FDEロック キーが設定されたか、ユーザーによって変更されました。 推奨される対応策:
- ロック キーのパスフレーズと新しいロックIDを記録します。
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511 |
情報 |
FDEインポート ロック キーがユーザーによって設定されました。 これは通常、別のシステムによってロックされたFDEディスクをシステムにインポートするために使用されます。
推奨される対応策:
- インポートしたディスクがシステムに統合されていることを確認します。
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512 |
情報 |
システムが、ユーザーによってFDEで保護された状態に設定されました。 フル ディスク暗号化が有効になりました。このシステムから削除されたディスクは、別のシステムにインポートされない限り読み取ることができません。
推奨される対応策:
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513 |
情報 |
システムが、ユーザーによってFDE再目的化状態に設定されました。 すべてのディスクが再目的化され、初期の工場出荷時の状態に設定されました。FDEはこのシステムで有効ではなくなりました。
推奨される対応策:
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514 |
情報 |
FDEロック キーとインポート キーがユーザーによって消去されました。 I/O操作は、システムが再起動されない限り、続行する場合があります。
推奨される対応策:
- システムが再起動し、データへのアクセスを目的とする場合は、ロック キーを回復する必要があります。
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515 |
情報 |
FDEディスクは、ユーザーによって再目的化されました。 ディスクが元の工場出荷時の状態にリセットされました。
推奨される対応策:
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516 |
エラー |
FDEディスクが使用不可の状態になりました。 関連イベント メッセージ518は、ディスク動作が失敗したことを示しており、追加の情報を提供することがあります。
推奨される対応策:
- イベント メッセージで指定された推奨される対応策を参照してください。
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517 |
情報 |
FDEが使用不可状態だったディスクが利用できるようになりました。 ディスクが通常動作に戻りました。
推奨される対応策:
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518 |
エラー |
FDEディスク動作が失敗しました。 このイベントは、失敗した動作に関する詳細を提供します。
推奨される対応策:
- このディスクは、削除、インポート、再利用、または交換する必要があります。
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519 |
エラー |
システムがフル ディスク暗号化縮退状態に変わりました。 一般的には、ディスク関連の状況が発生しています。
推奨される対応策:
- 1個または複数のディスクを、取り外すか、インポートするか、リパーパスするか、または交換する必要があります。
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520 |
情報 |
フル ディスク暗号化縮退状態になっていたシステムは、もう縮退されません。 システムが通常動作に戻りました。
推奨される対応策:
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521 |
エラー |
ミッドプレーンSEEPROMにアクセスし、フル ディスク暗号化キーを保存または取得しているときに、エラーが発生しました。 ミッドプレーンのメモリーは、FDEロック キーを保存するために使用されます。
推奨される対応策:
- エラーが解決しない場合は、ミッドプレーンを交換する必要があります。
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522 |
警告 |
示された論理ブロック アドレスで、スクラブディスクグループ ジョブのエラーが発生しました。 イベント メッセージには、ディスク グループ名とディスク グループ内のエラーの論理ブロック アドレスが必ず含まれています。エラーを含むブロックがボリュームによって使用されているLBA範囲内に該当する場合、イベント メッセージには、そのボリューム名とそのボリューム内のLBAも含まれます。
推奨される対応策:
- このイベントに以前記録されたイベント207を調べます。そのイベントの推奨される対応策を行います。
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523 |
情報 |
このイベントは、スクラブディスクグループ ジョブに関連する詳細を提供し、イベント206、207、または522の情報を詳しく説明します。 推奨される対応策:
- 関連するイベントの推奨される対応策にしたがいます。
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524 |
エラー |
温度または電圧センサーが危険しきい値に達しました。 センサーが危険な範囲の温度または電圧を監視しました。問題が解決すると、イベント524を記録したコンポーネントについてイベント47が記録されます。 イベントがディスク センサーを指している場合、この温度範囲内では予期しないディスク動作が発生することがあります。イベント ログをチェックして、2つ以上のディスクがこのイベントを報告しているかを確認します。
- 複数のディスクがこの条件を報告している場合は、環境内に問題がある可能性があります。
- 1つのディスクがこの条件を報告している場合、環境内に問題があるか、ディスクが故障している可能性があります。
推奨される対応策:
- ストレージ システムのファンが動作していることを確認します。
- 周囲温度が高すぎないことを確認します。コントローラー エンクロージャの動作範囲は5ºC~35ºC(41ºF~95ºF)で、拡張エンクロージャの動作範囲は5ºC~40ºC(41ºF~104ºF)です。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、エラーを記録したディスクまたはコントローラー モジュールを交換します。
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525 |
情報 |
ドロワーがユーザーによって停止されました。 ドロワーの電源がオフになり、安全に取り外すことができます。更新されたドロワーの情報を入手するには、再スキャンを完了する必要があります。
推奨される対応策:
- start drawerコマンドを使用してドロワーを再起動するか、交換のためにドロワーを取り外します。
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526 |
情報 |
ドロワーがユーザーによって起動されました。 ドロワーの電源が入りました。ドロワーのディスクがスピンアップするまでに数分かかることがあります。更新されたドロワーの情報を入手するには、再スキャンを完了する必要があります。
推奨される対応策:
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527 |
エラー |
エキスパンダ コントローラー(EC)ファームウェアはエンクロージャと互換性がありません。 予防措置として、エキスパンダ コントローラー(EC)はすべてのPHYを無効化し、サポートされている診断リストで短いエンクロージャ ステータス ページを報告しました。
推奨される対応策:
- コントローラー モジュールを最新のサポート バンドル バージョンにアップグレードします。
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528 |
エラー |
エキスパンダ コントローラー(EC)ファームウェアは、パートナー エキスパンダ コントローラー(EC)ファームウェアがエンクロージャと互換性がないことを検出しました。 予防措置として、エキスパンダ コントローラー(EC)はすべてのPHYを無効化し、サポートされている診断リストで短いエンクロージャ ステータス ページを報告しました。
推奨される対応策:
- パートナー コントローラー モジュールを最新のサポート バンドル バージョンにアップグレードします。
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529 |
エラー |
ローカル エキスパンダ コントローラー(EC)はエンクロージャと互換性がありません。 予防措置として、エキスパンダ コントローラー(EC)はすべてのPHYを無効化し、サポートされている診断リストで短いエンクロージャ ステータス ページを報告しました。
推奨される対応策:
- コントローラー モジュールを、エンクロージャと互換性があるものと交換します。
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530 |
エラー |
ローカル エキスパンダ コントローラー(EC)ファームウェアは、パートナー エキスパンダ コントローラー(EC)との非互換性レベルを検出しました。この非互換性は、サポートされていないハードウェアまたはファームウェアが原因である可能性があります。 予防措置として、ローカル エキスパンダ コントローラー(EC)はリセット ループ内にパートナー エキスパンダ コントローラー(EC)を保持しています。
推奨される対応策:
- エンクロージャからパートナー コントローラー モジュールを取り外します。(このイベントを報告したコントローラー モジュールを持たない)各エンクロージャでシングルコントローラー モードのパートナー コントローラー モジュールを起動します。最新の互換性のあるバンドル バージョンをロードします。そのバージョンのロードに失敗した場合は、パートナー コントローラー モジュールを交換します。
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531 |
エラー |
示されたコントローラー モジュールはストールから回復できませんでした。システムを手動で回復する必要があります。 推奨される対応策:
- ストレージ システムからデバッグ ログをダウンロードし、テクニカル サポートに連絡してください。サービス技術者は、デバッグ ログを使用して問題を特定することができます。
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警告 |
示されたコントローラー モジュールがストールを検出しました。システムが修正を実行します。 推奨される対応策:
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532 |
警告 |
ディスクへの書き込み処理中に保護情報エラーが発生したため、パートナー コントローラー モジュールが強制終了されました。 フェールオーバー後の再試行が成功する場合、コントローラーに障害があると考えられます。それ以外の場合は、ディスクが障害を引き起こしている可能性があります。
推奨される対応策:
- フェールオーバー後の再試行が成功する場合は、強制終了されたコントローラーを交換します。それ以外の場合(ディスク エラーが発生する場合)は、ディスクを交換して、コントローラーを再び動作状態に戻します。
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533 |
エラー |
このイベントは、示されたコンポーネントのMCテストの結果について詳細な情報を提供します。 テストが成功した場合は、コンポーネントが存在し、動作可能であることがメッセージで示されます。テストに失敗した場合は、コンポーネントが使用不可であることがメッセージに示されます。
推奨される対応策:
- イベントで、テストの失敗が示された場合は、このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
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情報 |
このイベントは、示されたコンポーネントのMCテストの結果について詳細な情報を提供します。 推奨される対応策:
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534 |
情報 |
設定された閾値を超えるディスク エラーが発生したため、システムは、指定されたディスクが縮退していると判断しました。 指定されたディスクで、設定された閾値を超えるディスク エラーが発生しました。ディスクは非フォルト トレラント ディスク グループに含まれているため、システムは、ディスク ステータスを故障ではなく縮退に設定しました。
推奨される対応策:
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警告 |
設定された閾値を超えるディスク エラーが発生したため、システムは、指定されたディスクが縮退していると判断しました。 指定されたディスクで、設定された閾値を超えるディスク エラーが発生しました。ディスクは非フォルト トレラント ディスク グループに含まれているため、システムは、ディスク ステータスを故障ではなく縮退に設定しました。
推奨される対応策:
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535 |
警告 |
コントローラーが保護情報エラーを検出した後、ディスクのステータスがFAILEDになりました。 推奨される対応策:
- 障害が発生したディスクを交換し、もう一方のコントローラーを稼働中に戻します。
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536 |
情報 |
コントローラーによってディスク保護情報エラーが検出されましたが、再試行が成功しました。これ以上のリカバリー処置は必要ありませんでした。 推奨される対応策:
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537 |
警告 |
ディスクが保護情報エラーを報告した後、ディスクのステータスがFAILEDになりました。 推奨される対応策:
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538 |
情報 |
保護情報エラーがディスクによって報告されましたが、再試行が成功しました。これ以上のリカバリー処置は必要ありませんでした。 推奨される対応策:
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539 |
情報 |
示されたディスク グループ(破損したディスク グループ)について、グループ リカバリーの「再作成」ステップが正常に行われませんでした。または、ディスク グループ リカバリーの「再作成」ステップが成功しました。 推奨される対応策:
- 予想されたボリュームがリカバリーされたことを確認します。
- 予想されたボリュームがリカバリーされなかった場合は、「recover volume」コマンドを使用できます。
- ボリューム リカバリーを確認した後、「recover disk-group complete」コマンドを実行して、ディスク グループのリカバリーを完了します。
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540 |
情報 |
指定されたボリューム(破損したボリューム)がリカバリーされました。 推奨される対応策:
- ボリューム リカバリーを確認した後、「recover disk-group complete」コマンドを実行して、ディスク グループのリカバリーを完了します。
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541 |
情報 |
指定されたディスク グループ(破損したディスク グループ)について、ディスク グループ リカバリーの「完了」ステップが成功しました。 推奨される対応策:
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542 |
重要 |
データ喪失によって、データ ブロックがコントローラーによって遮断されました。 遮断されたデータ ブロックについてのボリューム情報を説明するイベント543も記録されます。
推奨される対応策:
- リカバリー手順を実行します。これにはバックアップからの復元が含まれる場合があります。
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543 |
重要 |
データ喪失によって、ボリュームのデータ ブロックがコントローラーによって遮断されました。 このイベントは、遮断されたデータ ブロックのボリューム情報を説明します。データ ブロックのディスク グループおよびディスク情報について説明するイベント542と一緒に記録されます。
推奨される対応策:
- リカバリー手順を実行します。これにはバックアップからの復元が含まれる場合があります。
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544 |
情報 |
ディスク グループのスクラブ操作が時間目標を20%超過しました。 システムは、システム リソースを調整することでスクラブ時間目標を達成しようとしますが、データ量や異常に高いホスト アクティビティなどの要因によって、スクラブ操作が要求された時間を超える場合があります。
推奨される対応策:
- このイベントが繰り返し発生する場合は、目標を達成できる可能性を高めるために、スクラブの実行時間の目標を長くする必要があります。
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545 |
警告 |
コントローラー モジュールが従来のエンクロージャ ミッドプレーンに接続され、パフォーマンスが低下しています。 推奨される対応策:
- より良いパフォーマンスを実現するには、エンクロージャのレガシー シャーシFRUをFRUの最新バージョンと交換します。
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546 |
エラー |
このイベントを記録したコントローラーは、互換性のないホスト ポート設定を持つパートナー コントローラーを強制終了しました。 推奨される対応策:
- 強制終了されたコントローラー モジュールを、残ったコントローラー モジュールと同じホスト ポート設定を持つコントローラー モジュールと交換します。
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547 |
警告 |
設定された閾値を超えるディスク エラーが発生したため、システムは、指定されたディスクが縮退していると判断しました。システムは、設定済みのポリシーに従い、ディスクを障害ありとしました。 推奨される対応策:
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548 |
警告 |
ディスク グループの再構築に失敗しました。 ディスクが故障すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。この場合、読み取り負荷のデータ(修正不可能なメディア エラー)がディスク グループ内の1つ以上のディスクに存在したため、再構築操作が失敗しました。このため、データの一部を再構築できませんでした。
推奨される対応策:
- ディスク グループのデータのバックアップ コピーがない場合は、バックアップをとってください。
- サイズやホスト マッピングなど、ディスク グループの設定に注意してください。
- イベント8、55、58、または412など、ほぼ同時に記録されたディスク障害を示す別のイベントを検索します。そのイベントの推奨される対応策にしたがってください。
- ディスク グループを削除します。
- ディスク グループを再度追加します。
- データをバックアップから新しいディスク グループへ復元します。
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549 |
重要 |
示されたコントローラー モジュールは、内部プロセッサーの障害から回復したことを検出しました。 推奨される対応策:
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550 |
重要 |
ストレージ コントローラーとディスク ドライブ間の読み取りデータ パスは信頼できないことが検出されまた。ストレージ コントローラーはこれを修正する措置をとりました。 推奨される対応策:
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551 |
エラー |
EMPは、電源供給ユニット(PSU)について以下のいずれかを報告しました。
- PSUはEMPと通信できません。
- エンクロージャ内のPSUは供給できる電源を持たないか、ハードウェアが故障しています。
- PSUは、破損したファームウェアで実行されています。
推奨される対応策:
- EMPは専用PSUと通信できません。
- 少なくとも10分待機し、エラーが解決されたかチェックします。
- エラーが解決しない場合、エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、PSUをメモします。パートナーのPSUが劣化していないことを確認します。パートナーのPSUが劣化している場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- パートナーのPSUが劣化していない場合は、示されたPSUを取り外し、再度挿入します。
- これで問題が解決しない場合は、示されたFRUが故障している可能性があり、交換する必要があります。
- エンクロージャ内のPSUの1つが供給できる電源を持たないか、ハードウェアが故障しています。
- 示されたPSUがスロットに完全に装着され、PSUのラッチがあればロックされていることを確認します。
- 各PSUのスイッチ(スイッチがあれば)がオンになっていることを確認します。
- 各電源ケーブルがしっかりとPSUと動作するコンセントの両方に差し込まれていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたPSUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
- PSUが破損したファームウェアで実行されている場合:
- 示されたPSUが故障しており、交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
EMPは、電源供給ユニット(PSU)が取り外されたことを報告しました。 推奨される対応策:
- 示されたPSUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- PSUがエンクロージャにない場合は、PSUをすぐに取り付けます。
- PSUがエンクロージャ内にある場合は、電源ユニットがスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障しているため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内の電源装置に関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
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552 |
エラー |
EMPがアラート状態を報告しました。
- ハードウェアの故障が検出され、示されたFRUのすべてのファンが故障しています。
- ファンはEMPと通信できません。
推奨される対応策:
- ハードウェアの故障が検出され、示されたFRUのすべてのファンが故障している場合、
- システムの正常性情報を調べ、どのFRUに影響を受けたファンが含まれているかを確認します。イベント551または558は、含まれているFRUの詳細情報を提供する必要があります。
- 含まれているFRUを交換します。
- ファンがEMPと通信できない場合、
- 少なくとも10分待機し、エラーが解決されたかチェックします。
- エラーが解決しない場合、エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、FRUをメモします。パートナーのFRUが劣化していないことを確認します。パートナーのFRUが劣化している場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- パートナーのFRUが劣化していない場合は、示されたFRUを取り外し、再度挿入します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
EMPは以下のいずれかを報告しました。
- 示されたFRUのファンが取り外されました。
- 示されているFRU内のファンが故障し、FRUのファン冗長性が失われました。
推奨される対応策:
- 示されたFRUのファンが取り外されている場合:
- 示されたFRUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- FRUがエンクロージャにない場合は、適切なFRUをすぐに取り付けます。
- FRUがエンクロージャ内にある場合は、FRUがスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障しているため交換する必要があります。
- 示されているFRU内のファンが故障し、FRUのファン冗長性が失われている場合:
- 示されたFRUが故障しており、交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内のファンに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
|
553 |
エラー |
温度センサーがアラート状態を報告しました。
- 温度センサーは、示されたFRUの危険温度しきい値外にあります。
- 温度センサーはEMPと通信できません。
推奨される対応策:
- 温度センサーは、示されたFRUの危険温度しきい値外にある場合は、
- 周囲の温度が高すぎないことを確認します。通常の動作範囲については、お使いの製品の『ハードウェア インストールおよびメンテナンス ガイド』を参照してください。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- エンクロージャのファンすべてが動作していることを確認します。
- エンクロージャ内のすべてのモジュールのスロットにモジュールまたはダミー プレートがあることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
- 温度センサーはEMPと通信できません。
- 少なくとも10分待機し、エラーが解決されたかチェックします。
- エラーが解決しない場合、エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、FRUをメモします。パートナーのFRUが劣化していないことを確認します。パートナーのFRUが劣化している場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- エンクロージャを除くすべてのFRUタイプについて、パートナーFRUが劣化していない場合は、示されたFRUを取り外し、再度挿入します。
- 示されたFRUがエンクロージャの場合は、その時点でエンクロージャの予防メンテナンス ウィンドウと電源サイクルをセットアップします。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
温度センサーが正常な動作温度しきい値内にありませんが、安全な動作限界内にあります。もしくは温度センサーが取り外されました。 推奨される対応策:
- 温度センサーが通常の動作範囲を超えていても、安全な動作限界内にある場合は、
- 周囲の温度が高すぎないことを確認します。通常の動作範囲については、お使いの製品の『ハードウェア インストールおよびメンテナンス ガイド』を参照してください。
- エアフローを妨げる障害物がないか確認します。
- 温度センサーが取り外されている場合:
- 示されたFRUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- FRUがエンクロージャにない場合は、FRUをすぐに取り付けます。
- FRUがエンクロージャ内にある場合は、FRUがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内の温度センサーに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
|
554 |
エラー |
電圧センサーがアラート状態を報告しました。
- 電圧センサーは、示されたFRUの危険電圧しきい値外にあります。
- 電圧センサーはEMPと通信できません。
推奨される対応策:
- 電圧センサーが示されたFRUの危険電圧しきい値外にある場合:
- エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、示されたFRUが故障している可能性があり、交換する必要があります。
- 電圧センサーがEMPと通信できない場合:
- 少なくとも10分待機し、エラーが解決されたかチェックします。
- エラーが解決しない場合、エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これにより問題が解決されない場合は、パートナーFRUが劣化していないことを確認します。パートナーFRUが劣化している場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- エンクロージャを除くすべてのFRUタイプについて、パートナーFRUが劣化していない場合は、示されたFRUを取り外し、再度挿入します。
- 示されたFRUがエンクロージャの場合は、その時点でエンクロージャの予防メンテナンス ウィンドウと電源サイクルをセットアップします。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
電圧センサーが正常な動作範囲内にありませんが、安全な動作限界内にあります。もしくは電圧センサーが取り外されました。 推奨される対応策:
- 電圧センサーが通常の動作範囲を超えていても、安全な動作限界内にある場合は、
- エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、示されたFRUが故障している可能性があり、交換する必要があります。
- 電圧センサーが取り外されている場合は、
- 示されたFRUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- FRUがエンクロージャにない場合は、FRUをすぐに取り付けます。
- FRUがエンクロージャ内にある場合は、FRUがスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内の電圧センサーに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
|
555 |
エラー |
ローカル エキスパンダ コントローラー ファームウェアは、パートナー エキスパンダ コントローラー ファームウェアまたはハードウェアとの非互換性レベルを検出しました。予防措置として、ローカル エキスパンダ コントローラーはPHYをすべて無効化できます。 推奨される対応策:
- エキスパンダ コントローラーの両方に正しいファームウェア バージョンがあることを確認します。
- エキスパンダ コントローラーの両方に異なるファームウェア バージョンがある場合、パートナー コントローラー モジュールをエンクロージャと互換性のある適切なファームウェアにアップグレードします。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、パートナー コントローラー モジュールを交換します。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
コントローラー モジュール、拡張モジュールまたはドロワーのエキスパンダが合致しても応答がないか、拡張モジュールのエキスパンダが取り外されました。 推奨される対応策:
- 示されたFRUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- FRUがエンクロージャにない場合は、適切なFRUをすぐに取り付けます。
- FRUがエンクロージャ内にある場合は、FRUがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障しているため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内のエキスパンダに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
|
556 |
エラー |
アラート状態がルート エキスパンダまたはドロワー エキスパンダ エレメントで検出されました。 推奨される対応策:
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
アラート状態がルート エキスパンダまたはドロワー エキスパンダ エレメントで検出されました。 推奨される対応策:
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内のエキスパンダに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
|
557 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、電流センサーについてアラート状態を報告しました。
- EMPは示された電流センサーと通信できません。
- 電流センサーは危険しきい値外です。
推奨される対応策:
- EMPが示された電流センサーと通信できない場合:
- 少なくとも10分待機し、エラーが解決されたかチェックします。
- エラーが解決しない場合、エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これにより問題が解決されない場合は、パートナーFRUが劣化していないことを確認します。パートナーFRUが劣化している場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
- エンクロージャを除くすべてのFRUタイプについて、パートナーFRUが劣化していない場合は、示されたFRUを取り外し、再度挿入します。
- 示されたFRUがエンクロージャの場合は、その時点でエンクロージャの予防メンテナンス ウィンドウと電源サイクルをセットアップします。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
- 電流センサーが危険しきい値外の場合:
- エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
警告 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、電流センサーについてアラート状態を報告しました。
- 電流センサーは、定義された警告しきい値外です。
- 電流センサーが取り外されました。
推奨される対応策:
- 電流センサーが定義された警告しきい値を超えている場合:
- エンクロージャのすべてのモジュールがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これで問題が解決しない場合は、示されたFRUが故障している可能性があり、交換する必要があります。
- 電流センサーが取り外されている場合:
- 示されたFRUが示されたエンクロージャ内にあることをチェックします。
- FRUがエンクロージャにない場合は、FRUをすぐに取り付けます。
- FRUがエンクロージャ内にある場合は、FRUがスロットに完全に装着され、ラッチがあればロックされていることを確認します。
- これらの推奨される対応策により問題が解決されない場合は、示されたFRUが故障している可能性があるため交換する必要があります。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
解決済み |
示されたエンクロージャ内の電流センサーに関するSESアラートが解決されました。 推奨される対応策:
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558 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、ファン コントロール モジュールについてアラート状態を報告しました。 エンクロージャ内のファン モジュールに障害が発生しました。
推奨される対応策:
|
警告 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、ファン コントロール モジュールについてアラート状態を報告しました。 示されたファン モジュールのホット スワップ回路に障害が発生しました。ファンは動作を続けます。ただし、エンクロージャの電源が入っている間は、このFRUを取り外すことは危険です。
推奨される対応策:
- -示されたファン コントロール モジュールが示されたエンクロージャ内にあることを確認します。
- ファン コントロール モジュールがエンクロージャ内にない場合は、すぐにファン コントロール モジュールFRUを取り付けます。
- ファン コントロール モジュールがエンクロージャ内にある場合は、ファン コントロール モジュールがスロットに完全に装着され、そのラッチがロックされていることを確認します。ファン コントロール モジュールが完全に装着されており、ファン コントロール モジュールとエンクロージャの障害LED/サービス要求LEDが点灯している場合は、すぐにファン コントロール モジュールFRUを交換します。それでも問題が解決しない場合は、すぐにシャーシFRUを交換します。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
|
解決済み |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、ファン コントロール モジュールについてアラート状態を報告しました。 示されたエンクロージャ内のファン モジュールに関するSESアラートが解決されました。
推奨される対応策:
|
559 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 ドロワーの動作センサーが過剰なレベルの加速または減速を検出しました。
推奨される対応策:
- ドロワーのコンポーネントとドライブの物理的損傷を防ぐため、ドロワーの取り外しまたは挿入時に無理な力をかけないようにしてください。
|
警告 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 ドロワーの動作センサーが過剰なレベルの加速または減速を検出しました。
推奨される対応策:
- ドロワーのコンポーネントとドライブの物理的損傷を防ぐため、ドロワーの取り外しまたは挿入時に無理な力をかけないようにしてください。
|
解決済み |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 示されたエンクロージャ内の動作センサーに関するSESアラートが解決されました。
推奨される対応策:
|
560 |
重要 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 エンクロージャ管理プロセッサーは、エンクロージャのミッドプレーン上のファン管理デバイスと通信できません。ミッドプレーンに問題が発生している可能性があります。
推奨される対応策:
- 示されたエンクロージャについて、システム正常性でファン コントロール モジュールのステータスを調べます。ファン管理デバイスが原因で障害が発生した場合は、両方のファン コントロール モジュールで通信障害(エラー重大度を含むイベント558)も報告されるはずです。システム温度が徐々に上昇している場合は、可能であればシステムをシャットダウンして損傷のリスクを回避します。シャーシFRUをすぐに交換します。温度センサーがシャットダウン値に達すると、コントローラー モジュールは自動的にシャットダウンします。シャットダウン値については、お使いの製品のインストール ガイドの温度センサーについての情報を参照してください。
- このイベントがログに記録されてから10分以内にエンクロージャの物理的な場所にアクセスできる場合は、ファンがエンクロージャで動作しているかどうかを確認します。
- ファンが動作している場合は、過熱状態が発生することはありません。ファンは最高のRPMレートで動作している必要があります。指定されたサービス間隔でシャーシFRUを交換します。
- ファンが動作していない場合は、過熱状態が発生する可能性があります。可能であれば、すぐにシステムをシャットダウンして損傷のリスクを回避してください。シャーシFRUをすぐに交換します。
- このイベントをログに記録されてから10分以内に物理エンクロージャの場所にアクセスできない場合は、次のようにします。
- 過熱状態が発生していないことを確認するために、システム温度(温度センサーとディスク)を注意深く監視します。
- システム温度が徐々に上昇している場合は、可能であればシステムをシャットダウンして損傷のリスクを回避します。シャーシFRUをすぐに交換します。温度センサーがシャットダウン値に達すると、コントローラー モジュールは自動的にシャットダウンします。シャットダウン値については、お使いの製品のインストール ガイドの温度センサーについての情報を参照してください。
|
警告 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 エンクロージャ内のファン管理デバイスが、一方または両方のファン コントロール モジュールの不良電圧を報告しています。
推奨される対応策:
- システム正常性でファン管理デバイスのステータスを調べます。一方のファン モジュールで障害が報告された場合でも、両方交換します。
|
解決済み |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、動作センサーについてアラート状態を報告しました。 示されたエンクロージャ内のファン管理デバイスに関するSESアラートが解決されました。
推奨される対応策:
|
561 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、前面パネルの耳部のLEDについてアラート状態を報告しました。 EMPが、前面パネルの耳部のLEDと通信できません。
推奨される対応策:
- 示されたエンクロージャのシャーシとミッドプレーン間のFRUを交換します。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
|
情報 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、前面パネルの耳部のLEDについてアラート状態を報告しました。 推奨される対応策:
|
解決済み |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、前面パネルの耳部のLEDについてアラート状態を報告しました。 示されたエンクロージャ内の前面パネルの耳部のLEDに関するSESアラートが解決されました。
推奨される対応策:
|
562 |
情報 |
仮想プールの統計がリセットされました。 推奨される対応策:
|
563 |
情報 |
ディスクが再起動されました。 推奨される対応策:
|
564 |
エラー |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、エンクロージャのドロワー内のアラート状態を報告しました。 EMPは、エンクロージャのドロワー内のアラート状態を報告しました。
- ドロワーの電源が不良です。
- 両方のドロワー スライスがリセットされているか、応答していません。
推奨される対応策:
- テクニカル サポートにお問い合わせください。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
|
警告 |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、エンクロージャのドロワー内のアラート状態を報告しました。 EMPは、エンクロージャのドロワー内のアラート状態を報告しました。ドロワー内のいずれかのスライスがリセットされているか、応答していません。
推奨される対応策:
- テクニカル サポートにお問い合わせください。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
|
解決済み |
エンクロージャ マネジメント プロセッサー(EMP)は、エンクロージャのドロワー内のアラート状態を報告しました。 示されたエンクロージャ内のドロワーに関するSESアラートが解決されました。
推奨される対応策:
|
565 |
警告 |
PCIeバスのいずれかが、最適なスピード以下で実行されています。 このイベントは、コントローラーを想定よりも遅い速度で実行させるハードウェアの問題によって発生します。システムは動作していますが、I/Oパフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- イベントをログに記録したコントローラーを再起動します。問題が解決しない場合は、コントローラー モジュールを交換します。
|
566 |
情報 |
DDRポートのいずれかが、5分以上ビジーです。 このイベントは、短いデータ ブロックの処理中のスピード補正によって発生します。システムは動作しますが、I/Oパフォーマンスが低下します。
推奨される対応策:
|
568 |
情報 |
ディスク グループには物理セクター サイズ ディスクが混在します(たとえば、同じディスク グループに512nと512eディスクがあります)。 このイベントは、ユーザーが一致しないセクター形式を持つディスクまたはディスク グループとは別のセクター形式を持つグローバル スペアの交換品を選ぶと発生します。これにより、一部のワークロードのパフォーマンスが低下する可能性があります。
推奨される対応策:
|
569 |
警告 |
ポートに対するSASホスト ケーブルの不整合が検出されました。示された代替PHYが無効化されています。 たとえば、ファンアウト(展開)ケーブルはコントローラー モジュールのホスト ポートに接続されていますが、ポートは標準のSASケーブルを使用するように設定されています。または、その逆になっています。
推奨される対応策:
- 接続されたケーブルを使用するには、CLIの「set host-parameters」コマンドを使用して、適切なケーブル タイプを使用するようにポートを設定します。
- それ以外の場合は、ポートで使用するように設定されたタイプのケーブルに交換します。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
|
解決済み |
以前に検出された、ポートに対するSASホスト ケーブルの不整合が解決されました。 適切なケーブル タイプが接続されています。
推奨される対応策:
|
571 |
エラー |
割り当てられたスナップショットの領域が、仮想プールの設定された割合上限を超えました。 スナップショットの領域制限ポリシーがスナップショットを削除するように設定されている場合は、スナップショットの領域使用率が設定された上限を下回るまで、スナップショットの保持優先設定にしたがって、システムはスナップショットの削除を開始します。それ以外の場合は、スナップショットが手動で削除されるまで、システムはスナップショットに一般的なプール領域を使用します。ストレージ使用率がしきい値を下回ると、イベント572が記録されます。
推奨される対応策:
- スナップショットの領域上限ポリシーが通知のみで設定されている場合は、すぐにスナップショット領域の使用率を削減するか、ストレージ容量を追加する手順を実行する必要があります。
- スナップショット領域ポリシーが削除するよう設定されている場合は、システムはスナップショット領域を自動的に削減し、削除できるスナップショットがない場合はイベント573が記録されます。
|
警告 |
割り当てられたスナップショット領域が、スナップショット領域の高いしきい値を超えました。 高いしきい値の設定は、プールのスナップショット領域が上限に近い状態であることを示しています。しきい値の設定は、プールが設定されたスナップショット領域の大部分を使用しており、監視が必要であることを示すためのものです。ストレージの使用率が任意のしきい値を下回ると、イベント572が記録されます。
推奨される対応策:
- 不要になったスナップショットを削除して、スナップショット領域の使用率を減らします。
|
情報 |
割り当てられたスナップショット領域が、スナップショット領域の低いしきい値または中間しきい値を超えました。 しきい値の設定は、プールが設定されたスナップショット領域の大部分を使用しており、監視が必要であることを示すためのものです。ストレージの使用率が任意のしきい値を下回ると、イベント572が記録されます。
推奨される対応策:
- 不要になったスナップショットを削除して、スナップショット領域の使用率を減らします。
|
572 |
情報 |
示された仮想プールが、スナップショット領域のしきい値のいずれかを下回りました。 このイベントは、イベント571が報告した状態に該当しなくなったことを示しています。
推奨される対応策:
|
573 |
警告 |
スナップショットを削除できないため、仮想プールの割り当てられたスナップショット領域は削減できません。 保持優先が「削除しない」に設定されている場合、割り当てられたスナップショットは自動的に削除できません。スナップショットが削除可能と見なされるには、スナップショット ツリーの末端にある必要があります。プールのスナップショットがこれらの制約をクリアしていない場合、このイベントが記録されます。
推奨される対応策:
- 手動でスナップショットを削除し、割り当てられたスナップショット領域を削減します。
|
574 |
情報 |
ピア接続が作成されました。 推奨される対応策:
|
575 |
情報 |
ピア接続が削除されました。 推奨される対応策:
|
576 |
情報 |
レプリケーション セットが作成されました。もしくはレプリケーション セットの作成に失敗しました。 推奨される対応策:
|
577 |
エラー |
レプリケーション セットの削除に失敗しました。 推奨される対応策:
|
情報 |
レプリケーション セットが削除されました。 推奨される対応策:
|
578 |
エラー |
レプリケーションの起動に失敗しました。 イベント内で示された状態により、レプリケーションに失敗しました。レプリケーション失敗の理由には、セカンダリ システムのシャットダウン、ピア接続における通信ロス(CHAP設定変更による)またはプールの領域不足などがあります。
推奨される対応策:
- このイベントに含まれるエラー メッセージによって示されている問題を解決します。
|
情報 |
レプリケーションが開始されました。 推奨される対応策:
|
579 |
警告 |
レプリケーションに失敗しました。 イベント内で示された状態により、レプリケーションに失敗しました。レプリケーション失敗の理由には、セカンダリ システムのシャットダウン、ピア接続における通信ロス(CHAP設定変更による)またはプールの領域不足などがあります。
推奨される対応策:
- このイベントに含まれるエラー メッセージによって示されている問題を解決します。
|
情報 |
レプリケーションが正常に完了しました。 推奨される対応策:
|
580 |
情報 |
レプリケーションが中止されました。 推奨される対応策:
|
581 |
警告 |
レプリケーションは、システムによって内部で停止しました。 システムがレプリケーション セットでエラー状態を検出し、レプリケーションが何らかの理由により続行できない場合、システムは内部でレプリケーションを停止します。その理由には、セカンダリ システムのシャットダウン、ピア接続における通信ロス(CHAP設定変更による)またはプールの領域不足などがあります。
推奨される対応策:
- このイベントで説明されている条件がクリアされると、レプリケーションは自動的に再開されます。
|
情報 |
レプリケーションは、ユーザーによって停止されました。 推奨される対応策:
|
582 |
情報 |
レプリケーションは、アクティブなレプリケーションの後にキューされています。 推奨される対応策:
|
583 |
エラー |
障害が発生したため、レプリケーション セットは逆になりませんでした。 フェールバック リストア処理中に障害が発生したため、レプリケーション セットのレプリケーション方向は逆になりませんでした。
推奨される対応策:
- ピア接続の問題が報告された場合は、ピア接続で定義されたホスト ポートに適切なインターフェイス ケーブルが接続されていることを確認します。
- 適切なケーブルが接続されている場合は、ケーブルとネットワーク スイッチに問題がないか確認します。
- 問題がない場合は、ピア接続が無効な設定でないか確認します。
|
情報 |
レプリケーション セットのレプリケーション方向が逆になりました。セカンダリがプライマリになり、プライマリがセカンダリになりました。 フェールバック リストア処理中に、レプリケーション セットのレプリケーション方向が逆になりました。
推奨される対応策:
|
584 |
情報 |
ピア接続が修正されました。 推奨される対応策:
|
585 |
情報 |
レプリケーション セットが修正されました。 推奨される対応策:
|
586 |
エラー |
イベント内で示された状態により、レプリケーションの再開に失敗しました。レプリケーション失敗の理由には、セカンダリ システムのシャットダウン、ピア接続における通信ロス(CHAP設定変更による)またはプールの領域不足などがあります。 推奨される対応策:
- このイベントに含まれるエラー メッセージによって示されている問題を解決します。
|
情報 |
レプリケーションが再開されました。 推奨される対応策:
|
587 |
情報 |
保留中のレプリケーションがキューから削除されました。 推奨される対応策:
|
588 |
情報 |
レプリケーション セットがフェールオーバーしました。 フェールバック リストア処理中に、レプリケーション セットがフェールオーバーしました
推奨される対応策:
|
589 |
情報 |
レプリケーション セットが、[リストアなしのフェールバック]処理を完了したか、[リストアなしのフェールバック]処理が異常終了しました。 推奨される対応策:
|
590 |
エラー |
ディスク グループが隔離されました。 この状態は、コントローラー フラッシュ/復元の失敗によって発生しました。
推奨される対応策:
- ディスク グループを復元するには、CLIのdequarantineコマンドを使用し、ディスク グループの隔離を解除します。2つ以上のディスク グループが隔離されている場合は、各ディスク グループを個別に隔離解除する必要があります(フォールト トレラントでも、そうでなくても)。隔離の解除が完了すると、ディスク グループは隔離前の状態に戻ります。たとえば、ディスク グループが隔離される前に再構築されていた場合、ディスク グループは停止した場所から再構築を再開します。
- リニア ディスク グループの場合、パリティが正しくない場所を探すには、CLIのscrub vdiskコマンド(fixパラメーターは無効化)を使用します。この手順はオプションで、データの整合性の問題解決に必須ではありません。
- フォールト トレラント ディスク グループの場合、仮想ディスク グループに対して scrub disk-groupsコマンドを実行するか、リニア ディスク グループに対してscrub vdiskコマンド(fixパラメーターは有効化)を実行します。この手順により、パリティを既存のユーザー データと一致させることができます。この手順は、データの整合性の問題を解決するために必要です。
- 再構築中のディスク グループの場合、再構築の完了後に、仮想ディスク グループに対してscrub disk-groupsコマンドを実行するか、リニア ディスク グループに対してscrub vdiskコマンド(fixパラメーターは有効化)を実行します。この手順により、パリティを既存のユーザー データと一致させることができます。この手順は、データの整合性の問題を解決するために必要です。
- バックアップ コピーからデータをディスク グループに復元します。
|
591 |
エラー |
障害のためにコントローラー モジュールが分離されたか、コントローラー モジュールの分離が解除されました。 示されたコントローラー モジュールは誤動作しており、システムから分離されています。問題が解決されると、同じコードのイベントが情報の重大度とともにログに記録されます。
推奨される対応策:
- このイベントを記録したコントローラー モジュールを交換します。
|
解決済み |
障害のためにコントローラー モジュールが分離されたか、コントローラー モジュールの分離が解除されました。 示されたコントローラー モジュールが隔離される原因となった誤動作が解決され、コントローラー モジュールがサービス状態に戻りました。
推奨される対応策:
|
593 |
情報 |
PCIeバスが異なるスピードに移行しました。 推奨される対応策:
|
594 |
情報 |
指定されたディスク グループで指定されたディスクが欠けており、ディスク グループが隔離されています。ディスク グループが隔離されている間、リニア ストレージでホストからボリュームにアクセスしようとすると失敗します。仮想ストレージでは、プールのすべてのボリュームが強制的に読み取り専用になります。すべてのディスクにアクセスできる場合、ディスク グループはFTOLの結果ステータスによって自動的に隔離されます。すべてのディスクにアクセスできないものの、ディスク グループからの読み取りとディスク グループへの書き込みの許可に十分なアクセスを確保できる場合は、FTDNまたはCRITの結果ステータスによって自動的に隔離されます。スペア ディスクが使用できる場合、復元が自動的に始まります。ディスク グループが隔離から削除されると、イベント173が記録されます。隔離の詳細については、PowerVault ManagerまたはCLIドキュメントを参照してください。注意:
- これによりデータのリカバリーが難しくなったり、不可能になったりするため、イベント172が記録された場合はリカバリー方法として手動隔離操作を使用して回避します。
- ディスク グループが隔離された、またはオフラインの間に書き込まれていないキャッシュ データを消去した場合、そのデータは永久に失われます。
推奨される対応策:
- 示されたディスク グループについてイベント173が後から記録された場合、対処を行う必要はありません。ディスク グループは、すでに隔離から削除されています。
- これ以外の場合は、次の処置を行ってください。
- すべてのエンクロージャの電源が入っていることを確認します。
- すべてのエンクロージャのディスクとI/Oモジュール全部がスロットに完全に装着され、ラッチがロックされていることをチェックします。
- ユーザー インターフェイスで欠落または故障として報告されている隔離されたディスク グループ内にディスクを装着しなおします。(隔離されたディスク グループのメンバーではないディスクを取り外し、再挿入しないでください。)
- SAS拡張ケーブルがストレージ システムの各エンクロージャを接続し、それらが完全に装着されていることを確認します。(これによって他のディスク グループに問題が生じることがあるため、ケーブルを取り外し、再挿入しないでください。)
- 誤ってディスクがシステムから取り外されていないことを確認します。
- システム内の障害を示すその他のイベントをチェックし、それらのイベントの推奨される対応策を実行します。ただし、そのイベントがディスクの故障を示し、推奨される対応策としてディスクの交換が指示されている場合、データ リカバリーのために後から必要になるので、この時点ではディスクを交換しないでください。
- 上記の手順を実行した後もディスク グループが引き続き隔離されている場合、両方のコントローラーをシャットダウンし、ストレージ システム全体の電源を切ります。ディスク エンクロージャ(拡張エンクロージャ)の電源を再投入し、次にコントロール エンクロージャの電源を再投入します。
- 上記の手順を実行した後もディスク グループが引き続き隔離されている場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
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595 |
情報 |
このイベントは、このシステム内の各コントローラー モジュールのシリアル番号を報告します。 推奨される対応策:
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596 |
警告 |
指定されたディスク グループでエンクロージャの障害保護が侵害されています。 障害のあるディスクを取り付けたため、システムは、エンクロージャに障害がある場合にデータ ロスのリスクを最小限に抑えるための要件を満たすスペアを見つけることができませんでした。したがって、要件を満たしていないスペアを選択する必要がありました。RAID 6のディスク グループの場合、これは3つ以上のメンバー ディスクが同じエンクロージャにあることを意味します。他のRAIDレベルの場合は、複数のメンバー ディスクが同じエンクロージャにあることを意味します。
推奨される対応策:
- 示されたエンクロージャ内の示された障害のあるディスクを交換し、エンクロージャの障害保護を復元します。
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597 |
警告 |
指定されたディスク グループでドロワーの障害保護が侵害されています。 障害のあるディスクを取り付けたため、システムは、ドロワーに障害がある場合にデータ ロスのリスクを最小限に抑えるための要件を満たすスペアを見つけることができませんでした。したがって、要件を満たしていないスペアを選択する必要がありました。RAID 6のディスク グループの場合、これは3つ以上のメンバー ディスクが同じドロワーにあることを意味します。他のRAIDレベルの場合は、複数のメンバー ディスクが同じドロワーにあることを意味します。
推奨される対応策:
- 示されたエンクロージャ内の示された障害のあるディスクを交換し、ドロワーの障害保護を復元します。
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598 |
警告、情報 |
ドライブがパフォーマンス測定に失敗しました。 推奨される対応策:
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599 |
エラー |
ファームウェアは、エンクロージャ電源制御状態をまだ取得していません。 エンクロージャ電源エレメントは、エンクロージャ レベルの電力制御を提供します。これは、再起動またはモジュールの挿入後すぐに発生します。リセット後に30秒を超えてこの状態が続く場合は、エラーとして処理する必要があります。
推奨される対応策:
- テクニカル サポートにお問い合わせください。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
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警告、解決済み |
ファームウェアは、エンクロージャ電源制御状態をまだ取得していません。 エンクロージャの電源エレメントは、エンクロージャ レベルの電力制御を提供します。
推奨される対応策:
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602 |
エラー、警告 |
アラート状態がミッドプレーン インターコネクト エレメントで検出されました。 ミッドプレーン インターコネクト エレメントは、SBB I/Oモジュールとミッドプレーン間のインターフェイスに関連するステータスを報告します。これは通常、ミッドプレーン インターコネクトにおける何らかの通信問題です。
推奨される対応策:
- テクニカル サポートにお問い合わせください。分析のためにテクニカル サポート担当者にログを提供してください。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
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解決済み |
ミッドプレーン インターコネクト エレメントの警告またはエラー状態だったものが解決されました。 ミッドプレーン インターコネクト エレメントは、SBB I/Oモジュールとミッドプレーン間のインターフェイスに関連するステータスを報告します。
推奨される対応策:
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603 |
エラー、警告 |
SASコネクター エレメントのアラート状態が検出されました。 SASコネクター エレメントは、外部および内部のSASポート コネクターのステータス情報を報告します。
推奨される対応策:
- テクニカル サポートにお問い合わせください。
- 問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。
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情報、解決済み |
SASコネクター エレメントのアラート状態が検出されました。 SASコネクター エレメントは、外部および内部のSASポート コネクターのステータス情報を報告します。
推奨される対応策:
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604 |
警告 |
レプリケーション スナップショットが試行され、失敗しました。 レプリケーション セットが、ボリュームのスナップショットを保持するように設定されています。スナップショットが失敗した場合は、エラーの可能性があります。
推奨される対応策:
- ローカル システム、レプリケーション セット、ボリューム、ピア接続の正常性を監視します。ストレージ プールがいっぱいだと、この障害が発生する可能性があります。
- ピア接続システムの正常性と状態を確認します。
- ライセンス可能な最大スナップショットの上限(CLIのshow licenseコマンドによって表示)を超えていないことを確認します。
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605 |
警告 |
非アクティブなプロセッシング コアです。 コントローラー モジュールは、複数の処理コアを持ちます。システムは動作に十分なアクティブ コアを持ちますが、パフォーマンスが低下しています。
推奨される対応策:
- 次のように、すべての処理コアの再起動を試みます。
- このイベントを記録したコントローラー モジュールをシャットダウンします。
- コントローラー モジュールを取り外し、30秒待ってから、コントローラー モジュールを再度挿入します。
- このイベントが再度記録された場合は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
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606 |
エラー |
コントローラーにボリュームの書き込まれていないキャッシュ データが含まれ、そのスーパーキャパシタは充電に失敗しました。 スーパーキャパシターの障害のため、コントローラーの電源が失われると、書き込まれていないデータをキャッシュからコンパクト フラッシュにフラッシュするためのバックアップ電源がなくなります。
推奨される対応策:
- キャッシュライト ポリシーが、すべてのボリュームについてライトスルーであることを確認します。
- コントローラー モジュールの交換についての情報は、テクニカル サポートにお問い合わせください。
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607 |
警告 |
ローカル コントローラーが他のコントローラーを再起動しています。 推奨される対応策:
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608 |
エラー |
バックエンド ケーブル接続エラーが検出されました。 推奨される対応策:
- メッセージに、両方のコントローラーが未定義のエラー タイプと接続されていることが示されている場合、ケーブルのいずれかがSASトポロジーにループを形成するコントローラーEgressポートに正しく接続されていません。不適切な接続がないか、各コントローラーEgressポートのバックエンド ケーブル接続を確認します。
- メッセージに、コントローラーEgressポートがお互いに接続されていることが示されている場合、ケーブルのいずれかがSASトポロジーにループを形成するコントローラーEgressポートに正しく接続されていません。バックエンド ケーブル接続をチェックし、SASケーブルが指定されたポートの正しいポートに接続されていることを確認します。
- メッセージに、EBODループが作成されていることが示されている場合、ケーブルのいずれかがSASトポロジーにループを形成する拡張エンクロージャEgressポートに正しく接続されていません。バックエンド ケーブル接続をチェックし、SASケーブルが指定されたポートの正しいポートに接続されていることを確認します。
- メッセージに、ケーブルが中央ポートに接続されているが、そのポートがサポートされていないことが示されている場合、バックエンド ケーブル接続をチェックし、SASケーブルが指定されたポートの正しいポートに接続されていることを確認します。必要に応じて、ケーブルをIOMの中央のポートから左または右のポートに移動します。
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609 |
エラー |
アラート状態がドア ロック エレメントで検出されました。ドア ロック エレメントは、エンクロージャ ドロワーに関連するステータスを報告します。ドロワーは長時間開いていると報告されています。これにより冷却力が低下し、エンクロージャのオーバーヒートにつながる可能性があります。 推奨される対応策:
- ドロワーが完全に閉じてラッチされていることを確認します。
問題が解決した場合は、同じコードを持つイベントが解決済みの重大度とともに記録されます。 |
情報 |
アラート状態がドア ロック エレメントで検出されました。ドア ロック エレメントは、エンクロージャ ドロワーに関連するステータスを報告します。ドロワー センサーは取り外されたことを報告しています。 推奨される対応策:
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解決済み |
ドア ロック エレメントの情報またはエラー状態だったものが解決されました。 推奨される対応策:
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610 |
エラー |
アラート状態がサイドプレーン エレメントで検出されました。 推奨される対応策:
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警告 |
アラート状態がサイドプレーン エレメントで検出されました。 推奨される対応策:
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解決済み |
サイドプレーン エレメントの警告またはエラー状態だったものが解決されました。 推奨される対応策:
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611 |
エラー |
以下のいずれかの理由により、Eメール通知に失敗しました。
- 到達不可能なSMTPサーバーまたは送信者とSMTPサーバー ドメインの差。
- 不適切な設定。
推奨される対応策:
- 設定されたパラメータを確認し、メッセージを受信したことを確認するよう受信者に求めます。
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情報 |
Eメール通知が送信されました。メッセージを受信したことを確認するよう受信者に求めます。 推奨される対応策:
- 設定されたパラメータを確認し、メッセージを受信したことを確認するよう受信者に求めます。
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612 |
情報 |
アラート状態が内部シャーシSASコネクターで検出されました。 イベント メッセージは、シャーシの内部SASコネクターの場所を指定します。
推奨される対応策:
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613 |
エラー |
アラート状態がIOMで検出されました。 推奨される対応策:
- 示されたIOMを取り付けるか、再度装着を試みます。
- 問題が解決しない場合は、IOMを交換します。
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警告 |
アラート状態がIOMで検出されました。 推奨される対応策:
- 示されたIOMが取り付けられていない場合は取り付け、取り付けられていれば再度装着を試みます。
- 問題が解決しない場合は、IOMを交換します。
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情報 |
IOMがアンインストールされました。 推奨される対応策:
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解決済み |
IOMの警告またはエラー状態だったものが解決されました。 推奨される対応策:
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615 |
情報 |
ADAPTディスク グループのリバランス操作が開始されました。 推奨される対応策:
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616 |
警告 |
ADAPTディスク グループのリバランス操作が一部完了しました。 推奨される対応策:
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情報 |
ADAPTディスク グループのリバランス操作が完了しました。 推奨される対応策:
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617 |
警告 |
スペア容量の目標が満たされていません。 このイベントは、システム内の使用可能な領域が、ターゲット スペア容量によって指定されているフル フォールト トレランス レベルを満たしていないことを示しています。スペア容量の可用性は、障害のあるディスクからデータを再構築するなど、システムで使用可能な領域を必要とする操作によって変動します。
推奨される対応策:
- ディスクをディスク グループに追加するか、故障した可能性のあるディスクを交換します。システムは自動的にスペア容量を増加し、ターゲット スペア容量によってシステムに割り当てられている要件を満たします。
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618 |
解決済み |
スペア容量の目標が満たされています。 推奨される対応策:
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619 |
情報 |
コントローラーにフォールトが注入され、ブロードキャスト レシーバー(BR)リンク エラーが導入されました。 推奨される対応策:
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620 |
エラー |
エクスパンダー ゾーニングが有効化されているため、ディスク アクセスが制限される可能性があります。 ディスク アクセスは、エキスパンダへの接続に使用するポートに応じて変わります。 推奨される対応策:
- 有効なファームウェア バンドルをロードして、ゾーニングを無効にします。
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解決済み |
示されたエンクロージャのエキスパンダ ゾーニングが無効化されました。 推奨される対応策:
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621 |
情報 |
縮退したADAPTリバランス操作が開始されました。この操作では、フォールト トレラント ストライプ ゾーンを使用して、重要なストライプ ゾーンを縮退させることができます。 推奨される対応策:
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622 |
情報 |
縮退ADAPTリバランス操作が完了しました。この操作では、フォールト トレラント ストライプ ゾーンを使用して、重要なストライプ ゾーンを縮退させることができます。 推奨される対応策:
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623 |
情報 |
マネジメント コントローラーの設定パラメーターが設定されました。 SNMP、SMI-S(ME4084ではサポートされていません)、Eメール通知、システム ストリング(システム名、システムの位置など)の設定など、マネジメント コントローラー(MC)に関連付けられた1個以上の設定パラメーターが変更されました。
推奨される対応策:
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624 |
警告 |
トップ レベルのアセンブリー データが変更されました。 推奨される対応策:
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625 |
警告 |
システム ブランドが変更されました。 推奨される対応策:
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626 |
情報 |
サポートされていないTPID(ミッドプレーン タイプID)を検出しました。 推奨される対応策:
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627 |
情報 |
不明なTPID(ミッドプレーン タイプID)が検出されました。 推奨される対応策:
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628 |
エラー |
拡張エンクロージャに対するファームウェアの不整合が検出されました。 ファームウェアの不整合により、JBOD(EBODの代替)として設定されたエンクロージャを接続したり、互換性のないファームウェアを持つ新しいIOM FRUをインストールしたりする場合があります。
推奨される対応策:
- 拡張エンクロージャをコントローラー エンクロージャに接続するための適切なレベルにファームウェアをアップデートします。
- 新しいエンクロージャまたはIOMが追加されていない時にこのイベントが表示される場合は、サポートにお問い合わせください。
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646 |
情報 |
SupportAssistに次の変更のいずれかを示します。
- 変更された状態
- 連絡先情報の変更
- プロキシ設定の変更またはクリア
- オペレーション モードの変更
- 設定の変更
推奨される対応策:
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647 |
エラー |
内部エラーが原因で、このストレージ コントローラーが再起動しています。 このストレージ コントローラーでは、管理インターフェイスの異常停止が発生し、リカバリーのために再起動します。 推奨される対応策:
- さらなる措置を講じるため、ログを収集し、テクニカル サポートにお問い合わせください。
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648 |
エラー |
SupportAssistログ、CloudIQの設定、またはパフォーマンス データのアップロードに失敗しました。 推奨される対応策:
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649 |
警告 |
お使いのシステムでコントローラーのファームウェア アップデートが利用可能です。 推奨される対応策:
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650 |
警告 |
お使いのシステムで使用可能なディスク ファームウェアのアップデートがあります。 推奨される対応策:
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