SMI-Sプロバイダーについて
注: SMI-Sは、5U84エンクロージャを備えたシステムではサポートされていません。
プロバイダーは、CTP 1.5テストを渡すSMI-S 1.5のプロバイダーです。フル プロビジョニングはサポートされています。
SMI-Sプロバイダーは、ファームウェアに実装されている本格的な組み込みプロバイダーです。業界標準のWBEMベースの管理フレームワークを提供します。SMI-Sクライアントはこの組み込みプロバイダーと直接やり取りできるので、中間プロキシ プロバイダーは必要ありません。プロバイダーでは、RAIDプロビジョニングなどのアクティブな管理機能がサポートされます。
CNCおよびSASシステムがサポートされます。Dell EMCのクラスはSMI_XXXです。Dell EMCのデバイスの名前空間は/root/smisです。
組み込みCIMOMは、リッスンすることによりポート5989上SMI-S のクライアントのSMI-Sクエリを保護して資格情報をすべてのクエリに提供することを要求するか、リッスンすることによりポート5988上SMI-S のクライアントのSMI-Sクエリを保護しないように構成することができます。このプロバイダーの実装は、SNIA SMI-S仕様バージョン1.5.0 1.5に準拠しています。
注: ポート5989とポート5988は、同時に有効にすることはできません。
名前空間の詳細は以下のとおりです。
- 実装名前空間 - root/smis
- 相互運用機能空間 - root/interop
組み込みサービス プロバイダー設定には、次のプロバイダーが含まれます。
- インスタンス プロバイダー
- 関連付けプロバイダー
- メソッド プロバイダー
- 指示プロバイダ
組み込みプロバイダーは、次のCIM操作をサポートします
- getClass
- enumerateClasses
- enumerateClassNames
- getInstance
- enumerateInstances
- enumerateInstaneceNames
- associators
- associatorNames
- references
- referenceNames
- invokeMethod