仮想メディア 仮想メディアクライアントの接続が切断することがあるのはなぜですか?
ネットワークのタイムアウトが発生すると、iDRAC ファームウェアはサーバーと仮想ドライブ間の接続をドロップし、接続を中断します。 仮想コンソールを無効にすると、仮想メディア セッションが切断される場合があります。TLS証明書失効チェックを無効にすると、接続が切断される現象を回避できます。TLS証明書失効チェックを無効にするには、次の手順を実行します。Java コントロールパネル を起動します。[詳細 ]タブをクリックします。 [TLS証明書失効チェックを実行 ]オプションで、[チェックしない ]を選択します。 [適用 ]、[OK ]の順にクリックします。[Javaコントロール パネル ]ウィンドウが閉じます。 クライアント システムでCDを変更すると、新しいCDには自動起動の機能が付いている場合があります。その場合、クライアント システムがCDを読み取るのに時間がかかりすぎると、ファームウェアがタイムアウトして接続が失われる可能性があります。接続が失われた場合は、GUIから再接続して、その前の操作を続行します。 仮想メディアの設定を iDRAC ウェブインタフェースまたはローカル RACADM コマンドを使用して変更した場合、設定変更の適用時に接続しているすべてのメディアが切断されます。 仮想ドライブを再接続するには、仮想メディアの クライアントビュー ウィンドウを使用します。 仮想メディアからの Windows オペレーティングシステムのインストールに長時間かかるのはなぜですか?
『Dell Systems Management Tools and Documentation 』DVDを使用してWindowsオペレーティング システムをインストールする場合、ネットワーク接続の速度が遅いと、ネットワーク遅延が原因でiDRAC Webインターフェイスへのアクセスに通常以上に時間がかかることがあります。インストール ウィンドウにインストールの進行状況は表示されません。
仮想デバイスを起動可能なデバイスとして設定するにはどうすればよいですか?
管理対象システムでBIOSセットアップにアクセスして、起動メニューに移動します。仮想CD、仮想フロッピー、またはvFlashの位置を確認し、必要に応じてデバイスの起動順序を変更します。また、仮想デバイスを起動可能にするには、CMOSセットアップの起動シーケンスで「スペースバー」キーを押します。たとえば、CDドライブから起動する場合、起動順序の最初のデバイスとしてCDドライブを設定します。
起動可能なデバイスとして設定できるメディアのタイプは?
iDRAC では、次の起動可能なメディアから起動できます。
CDROM/DVD データメディア ISO 9660 イメージ 1.44 フロッピーディスクまたはフロッピーイメージ オペレーティングシステムがリムーバブルディスクとして認識する USB キー USB キーイメージ USB キーを起動可能なデバイスにするにはどうすればよいですか?
Windows 98の起動ディスクを使用して起動し、起動ディスクからUSBキーにシステム ファイルをコピーすることもできます。たとえば、DOSプロンプトで次のコマンドを入力します。
sys a: x: /s ここで x: は起動可能なデバイスとして設定する必要のある USB キーです。
仮想メディアを連結し、リモート フロッピーに接続済みです。しかし、Red Hat Enterprise LinuxまたはSUSE Linuxオペレーティング システムを実行しているシステムでは、仮想フロッピー/仮想CDデバイスを検出できません。この問題を解決するにはどうすればよいですか?
Linuxのバージョンによっては、同じ方法を用いても仮想フロッピー ドライブや仮想CDドライブが自動マウントされない場合があります。仮想フロッピー ドライブをマウントするには、Linuxが仮想フロッピー ドライブに割り当てるデバイス ノードを確認します。次の手順に従って、仮想フロッピー ドライブをマウントします。
Linux コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。grep "Virtual Floppy" /var/log/messages そのメッセージの最後のエントリを確認し、その時刻を書きとめます。 Linux のプロンプトで次のコマンドを実行します。grep "hh:mm:ss" /var/log/messages ここで hh:mm:ss は、手順 1 で grep から返されたメッセージのタイムスタンプです。 手順 3 で、grep コマンドの結果を読み、仮想フロッピーに与えられたデバイス名を確認します。 仮想フロッピードライブに連結済みであり、接続されていることを確認します。 Linux のプロンプトで次のコマンドを実行します。mount /dev/sdx /mnt/floppy ここで/dev/sdx は手順4で確認したデバイス名、/mnt/floppy はマウント ポイントです。 仮想CDドライブをマウントするには、Linuxが仮想CDドライブに割り当てるデバイス ノードを確認します。次の手順に従って、仮想CDドライブをマウントします。
Linux コマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します。grep "Virtual CD" /var/log/messages そのメッセージの最後のエントリを確認し、その時刻を書きとめます。 Linux のプロンプトで次のコマンドを実行します。grep "hh:mm:ss" /var/log/messages ここで hh:mm:ss は、手順 1 で grep から返されたメッセージのタイムスタンプです。 手順 3 で、grep コマンドの結果を読み、Dell 仮想 CD に与えられたデバイス名を確認します。 仮想 CD ドライブが連結済みであり、接続されていることを確認します。 Linux のプロンプトで次のコマンドを実行します。mount /dev/sdx /mnt/CD ここで/dev/sdx は手順4で確認したデバイス名、/mnt/floppy はマウント ポイントです。 iDRAC ウェブインタフェースを使用してリモートファームウェアアップデートを実行した後に、サーバーに連結されていた仮想ドライブが削除されるのはなぜですか?
ファームウェアをアップデートすると、iDRACがリセットされ、リモート接続は切断され、仮想ドライブはアンマウントされます。iDRACのリセットが完了すると、再度ドライブが表示さるようになります。
USB デバイスの接続後にすべての USB デバイスの接続が解除されるのはなぜですか?
仮想メディア デバイスとvFlashデバイスは、複合USBデバイスとしてホストUSBバスに接続され、共通のUSBポートを共有します。仮想メディアまたはvFlash USBデバイスのどれか1つでもホストUSBバスに接続されるか、または接続を切断されると、すべての仮想メディアおよびvFlashデバイスがホストUSBバスから一瞬切断され、再度接続されます。ホストのオペレーティング システムが仮想メディア デバイスを使用している場合は、1つ以上の仮想メディアまたはvFlashデバイスの連結や切り離しを行わないでください。使用する前に、必要なUSBデバイスをすべて接続しておくことをお勧めします。
USB リセットの機能とは何ですか?
サーバーに接続されているリモートおよびローカル USB デバイスをリセットします。
仮想メディアのパフォーマンスを最大化するにはどうしますか?
仮想メディアのパフォーマンスを最大化するには、仮想コンソールを無効にして仮想メディアを起動するか、次のいずれかの手順を実行します。
パフォーマンススライダを最大速度に変更します。 仮想メディアと仮想コンソールの両方の暗号化を無効にします。 注: この場合、管理下サーバーと、仮想メディアおよび仮想コンソール用 iDRAC 間のデータ転送はセキュア化されません。
Windows Serverオペレーティング システムを使用している場合は、Windows Event Collectorという名前のWindowsサービスを停止します。これを行うには、の順にクリックします。[Windows Event Collector ]を右クリックして、[停止 ]をクリックします。 フロッピードライブまたは USB の内容の表示中、仮想メディアを介して同じドライブが連結されると、接続エラーメッセージが表示されます。
仮想フロッピー ドライブに同時にアクセスすることはできません。ドライブの内容を表示しているアプリケーションを閉じてから、ドライブを仮想化してください。
仮想フロッピードライブでサポートされているファイルシステムのタイプは?
仮想フロッピードライブは、FAT16 または FAT32 ファイルシステムをサポートしています。
現在仮想メディアを使用していなくても、仮想メディアを介して DVD/USB に接続しようとするとエラーメッセージが表示されるのはなぜですか?
リモート ファイル共有(RFS)機能も使用している場合は、エラー メッセージが表示されます。一度に使用できるのはRFSと仮想メディアのどちらかです。両方は同時に使用できません。
TLS 1.0のみ使用するようにブラウザーが設定されていると、HTML5を用いた仮想メディアの起動が失敗します。
ブラウザの設定で、TLS 1.1 以降を使用するようにしてください。