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Integrated Dell Remote Access Controller 8バージョン2.70.70.70ユーザーズ ガイド

デバイスファームウェアのロールバック

iDRAC または Lifecycle Controller がサポートするデバイスのファームウェアは、以前に別のインタフェースを使用してアップグレードが行われた場合であっても、ロールバックすることができます。たとえば、ファームウェアが Lifecycle Controller GUI を使用してアップグレードされた場合でも、iDRAC ウェブインタフェースを使用してファームウェアをロールバックすることができます。また、1 回のシステム再起動で複数のデバイスのファームウェアロールバックを実行できます。

単一の iDRAC および Lifecycle Controller ファームウェアを持つデルの第 13 世代 PowerEdge サーバでは、iDRAC ファームウェアをロールバックすると、Lifecycle Controller ファームウェアもロールバックされます。ただし、ファームウェアバージョンが 2.xx.xx.xx の第 12 世代 PowerEdge サーバでは、iDRAC を 1.xx.xx などの以前のバージョンにロールバックしても、Lifecycle Controller ファームウェアバージョンはロールバックされません。Lifecycle Controller の以前のバージョンへのロールバックは、iDRAC のロールバック後に行うことをお勧めします。

注: ファームウェアバージョン 2.10.10.10 搭載の第 12 世代 PowerEdge サーバでは、iDRAC をロールバックせずに Lifecycle Controller を 1.xx.xx にロールバックすることはできません。Lifecycle Controller をロールバックするには、最初に iDRAC を 1.xx.xx バージョンにロールバックします。

最新の機能とセキュリティのアップデートを確保するため、ファームウェアを常にアップデートすることをお勧めします。アップデート後に問題が発生した場合、アップデートをロールバックするか、または前のバージョンをインストールする必要がある場合があります。前のバージョンをインストールするには、Lifecycle Controller を使用してアップデートをチェックし、インストールするバージョンを選択します。

次のコンポーネントのファームウェアロールバックを実行することができます。
  • Lifecycle Controller 使用 iDRAC
  • BIOS
  • ネットワークインタフェースカード(NIC)
  • 電源装置ユニット(PSU)
  • RAID コントローラ
  • バックプレーン
注: ファームウェアロールバックは、診断、ドライバパック、および CPLD に対して実行することができます。
ファームウェアをロールバックする前に、次を確認してください。
  • iDRAC ファームウェアをロールバックするための設定権限がある。
  • サーバー制御権限があり、iDRAC 以外のデバイスすべてのファームウェアをロールバックするために Lifecycle Controller が有効化されている。
  • NIC モードが 共有 LOM として設定されている場合は、専用 に変更する。
ファームウェアは、次のいずれかの方法を使用して以前にインストールしたバージョンにロールバックできます。
  • iDRAC ウェブインタフェース
  • CMC ウェブインタフェース
  • RACADM CLI ー iDRAC および CMC
  • Lifecycle Controller GUI
  • Lifecycle Controller リモートサービス

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