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Integrated Dell Remote Access Controller 8バージョン2.70.70.70ユーザーズ ガイド

USB デバイスからのサーバー設定プロファイルのインポート

必ず USB デバイスのルートに System_Configuration_XML というディレクトリを作成し、config.xmlcontrol.xml の両方のファイルを含めます。
  • サーバー設定プロファイルは、USB デバイスのルートディレクトリの下にある System_Configuration_XML サブディレクトリにあります。このファイルには、サーバーのすべての属性 - 値ペアが含まれています。これには iDRAC、PERC、RAID、BIOS の属性も含まれます。このファイルを編集し、サーバーに任意の属性を設定することができます。ファイル名は <servicetag>-config.xml<modelnumber>-config.xml、または config.xml のいずれかです。
  • コントロール XML ファイルには、インポート操作を制御するためのパラメータが含まれ、iDRAC またはシステム内のその他のコンポーネントの属性は含まれていません。このコントロールファイルには、以下の 3 つのパラメータが含まれています。
    • ShutdownType – 正常、強制、再起動なし
    • TimeToWait(秒) – 最小 300、最大 3,600
    • EndHostPowerState – オンまたはオフ
control.xml ファイルの例を次に示します。
<InstructionTable>       <InstructionRow>                 <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction</InstructionType>                  <Instruction>ShutdownType</Instruction>                 <Value>NoReboot</Value>                 <ValuePossibilities>Graceful,Forced,NoReboot</ValuePossibilities>       </InstructionRow>       <InstructionRow>                   <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction</InstructionType>                 <Instruction>TimeToWait</Instruction>                 <Value>300</Value>                 <ValuePossibilities>Minimum value is 300 -Maximum value is 3600 seconds.</ValuePossibilities>       </InstructionRow>        <InstructionRow>                  <InstructionType>Configuration XML import Host control Instruction</InstructionType>                 <Instruction>EndHostPowerState</Instruction>                 <Value>On</Value>                 <ValuePossibilities>On,Off</ValuePossibilities>       </InstructionRow></InstructionTable>

この操作を実行するには、サーバー制御の権限を持っている必要があります。

注: サーバー設定プロファイルのインポート中、USB 管理設定を XML ファイル内で変更すると、ジョブに失敗するか、ジョブがエラーで完了します。XML 内のエラーを回避するには、属性からコメントを追加します。

USB デバイスから iDRAC にサーバー設定プロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. USB 管理ポートを設定します。
    • USB 管理ポートモード自動 または iDRAC に設定します。
    • iDRAC 管理対象:USB XML 設定デフォルト資格情報付きで有効 または 無効 に設定します。
  2. configuration.xml および control.xml ファイルが保存されている USB キーを iDRAC USB ポートに挿入します。
  3. サーバー設定プロファイルは、USB デバイスのルートディレクトリの下にある System_Configuration_XML サブディレクトリにあります。次のシーケンスで確認できます。
    • <servicetag>-config.xml
    • <modelnum>-config.xml
    • config.xml
  4. サーバー設定プロファイルのインポートジョブが開始されます。
    プロファイルが検出されない場合、処理は停止します。

    iDRAC 管理対象:USB XML 設定デフォルト資格情報付きで有効 に設定され、BIOS セットアップパスワードが null でない場合、またはいずれかの iDRAC ユーザーアカウントが変更されている場合、エラーメッセージが表示され、処理が停止します。

  5. LCD パネルと LED(ある場合)に、インポートジョブが開始されたことを示すステータスが表示されます。
  6. ステージングする必要のある設定があり、コントロールファイルで シャットダウンタイプ再起動なし が指定されている場合、設定を行うにはサーバーを再起動する必要があります。それ以外の場合は、サーバーが再起動されて設定が適用されます。ただしサーバーがすでにシャットダウンしている場合は、再起動なし が指定されていても、ステージングされた設定が適用されます。
  7. インポートジョブが完了すると、LCD/LED でジョブが完了したことが示されます。再起動が必要な場合は、LCD にステータスが「再起動の待機中」として表示されます。
  8. USB デバイスがサーバーに挿入されたままの場合、インポート操作の結果は USB デバイスの results.xml ファイルに記録されます。

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