RACADM
iDRAC をリセット(racadm racreset コマンドを使用)した後にコマンドを発行すると、次のメッセージが表示されます。これは何を示していますか?
ERROR: Unable to connect to RAC at specified IP address
このメッセージは、別のコマンドを発行する前に、iDRAC のリセットの完了を待つ必要があることを示しています。
RACADM コマンドおよびサブコマンドを使用する場合、明瞭ではないエラーがいくつかあります。
RACADM コマンドを使用するとき、次のようなエラーが 1 つ、または複数発生することがあります。
- ローカル RACADM エラーメッセージ — 構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題。
- リモート RACADM エラーメッセージ — IP アドレスの誤り、ユーザー名の誤り、パスワードの誤りなどの問題。
iDRAC に対する Ping テスト中、ネットワークモードが専用モードと共有モードの間で切り替えられた場合、Ping に対する応答がありません。
システムの ARP テーブルをクリアしてください。
リモート RACADM が SUSE Linux Enterprise Server(SLES)11 SP1 から iDRAC への接続に失敗します。
openssl および libopenssl の公式バージョンがインストールされていることを確認します。次のコマンドを実行して、RPM パッケージをインストールします。
rpm -ivh --force < filename >
filename は openssl または libopenssl rpm パッケージファイルです。
たとえば、次のとおりです。
rpm -ivh --force openssl-0.9.8h-30.22.21.1.x86_64.rpm
rpm -ivh --force libopenssl0_9_8-0.9.8h-30.22.21.1.x86_64.rpm
プロパティを変更すると、リモート RACADM とウェブベースのサービスを使用できなくなるのはなぜですか?
iDRAC ウェブサーバのリセット後は、リモート RACADM サービスとウェブベースのインタフェースが使用できるようになるまでに時間がかかることがあります。
iDRAC ウェブサーバは、次の場合にリセットされます。
- iDRAC ウェブユーザーインタフェースを使用してネットワーク設定またはネットワークセキュリティのプロパティが変更された。
- racadm set -f <config file>が変更する場合を含め、iDRAC.Webserver.HttpsPort property が変更された。
- racresetcfg コマンドが使用された。
- iDRAC がリセットされた。
- 新しい SSL サーバー証明書がアップロードされた。
ローカル RACADM を使用してパーティションを作成した後にこのパーティションを削除しようとするとエラーメッセージが表示されるのはなぜですか?
これは、パーティションの作成操作が進行中であるために発生します。しかし、しばらくするとパーティションが削除され、パーティションが削除されたことを示すメッセージが表示されます。それ以外の場合は、パーティションの作成操作が完了するのを待ってから、パーティションを削除します。