ESXiは、NVDIMM-Nモジュールに9324以降のファームウェア イメージを必要とします。ファームウェアがそれより古い場合は、正しく動作しません。
メモリに古いファームウェア(9324より前)がある場合、システムはESX Hypervisorを起動し、DIMMがUIに表示されます。名前空間は生成されず、DIMMをVMゲストOSにマウントすることはできません。この古いファームウェアはサポートされていないため、DIMMファームウェアを現在のバージョンにアップデートするまでは、全体の正常性ステータス、アドレス範囲のスクラビング、UIエラー報告などのその他のエラーの動作はテストされず、正しく機能しないことがあります。
サポートはされていませんが、[ストレージ]->[モジュール]と[ストレージ]->[インタリーブ セット]には正しい情報が表示されるようです。
FWリビジョン9324と8860のNVDIMMが混在するときは、9324リビジョンのNVDIMMは使用可能で、Web GUIでは[正常]と表示されます。8860のNVDIMMは、[メンテナンスが必要]と表示されます。
NVDIMM-Nのファームウェア アップデートに失敗すると、DIMMはバックアップのファームウェアで動作します。2017年と2018年に出荷されたNVDIMM-Nモジュールの場合、このバックアップのファームウェアのリビジョンは8860のはずです。NVDIMMがリビジョン9324に再度アップデートされていない限り、ESXiでは使用できません。
NVDIMM-Nデバイスがファームウェア リビジョン8860で実行中の場合、NVDIMM名前空間は作成されません。