Windowsは、メモリー バスに直接インストールされているパーシステント ストレージとして「ストレージ クラス メモリー(SCM)」を参照します。NVDIMM-Nは、ストレージ クラス メモリー形式の一種です。
DellEMC PowerEdgeプラットフォームは、PNP ID「ACPI0012」を使用してNVDIMM-Nルート デバイスを実装します。このルート デバイスには個別のNVDIMM-Nデバイスが含まれています。起動プロセス中に、Windowsはこのルート デバイスの「ストレージ クラス メモリー」バス ドライバー(Scmbus.sys)をロードします。Scmbus.sysドライバーは、システム内の各NVDIMM-Nデバイスを列挙し、各NVDIMM-Nデバイスの機能ドライバーとしてscmdisk0101.sysをロードします。
Windows Server 2016および2019環境のDellEMC NVDIMM-Nでは、ブロック モードとダイレクト アクセス モード(DAX)の両方をサポートできます。次の2本のビデオでは、これら2種類のモードの違いと各モードの使用方法について説明されています。
不揮発性メモリー(NVDIMM-N)のブロック ストレージとしての使用
不揮発性メモリー(NVDIMM-N)のバイトアドレス可能ストレージとしての使用