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Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC8)および iDRAC7 v2.20.20.20 ユーザーズガイド

デバイスファームウェアのアップデート

iDRAC を使用して、Lifecycle Controller アップデートにより、iDRAC、BIOS、および以下のものを含むすべてのデバイスファームウェアをアップデートできます。
  • Lifecycle Controller
  • 診断
  • オペレーティングシステムドライバパック
  • ネットワークインタフェースカード(NIC)
  • RAID コントローラ
  • 電源装置ユニット(PSU)
  • PCIe ソリッドステートドライブ(SSD)
  • SAS ハードドライブ

必要なファームウェアを iDRAC にアップロードする必要があります。アップロードの完了後に、デバイスにインストールされている現在のバージョンのファームウェアと適用中のバージョンが表示されます。アップロード中のファームウェアが有効でない場合、エラーメッセージが表示されます。再起動を必要としないアップデートは即時に適用されます。システム再起動を必要とするアップデートはステージングされ、次のシステム再起動時に実行されるようにコミットされます。すべてのアップデートを実行するために必要なシステム再起動は 1 度のみです。

ファームウェアのアップデート後、 システムインベントリ ページにアップデートされたファームウェアバージョンが表示され、ログが記録されます。

サポートされているファームウェアイメージファイルの種類は、以下の通りです。
  • .exe — Windows ベースの Dell Update Package(DUP)
  • .d7 — iDRAC と Lifecycle Controller ファームウェアの両方が含まれています。

.exe 拡張子のファイルには、システムコントロール権限が必要です。リモートファームウェアアップデートのライセンス対象機能、および Lifecycle Controller が有効になっている必要があります。

.d7 拡張子のファイルには、設定権限が必要です。
  • 注: 第 13 世代 PowerEdge サーバーでは 2. xx. xx. xxから、第 12 世代 PowerEdge サーバーでは 1.5 x.5 x または 1.6 x.6 x からファームウェアバージョン 2.10.10.10 に直接アップグレードできます。
  • 注: iDRAC ファームウェアのアップグレード後、NTP を使用して iDRAC 時間をリセットするまで、Lifecycle Controller ログに表示されるタイムスタンプに違いが生じる場合があります。Lifecycle ログは、iDRAC 時間がリセットされるまで BIOS 時間を表示します。
ファームウェアのアップデートは、次の方法で実行できます。
  • ローカルシステムまたはネットワーク共有でファームウェアイメージファイルを使用する。
  • 使用可能なアップデートのカタログが含まれる FTP、TFTP、または HTTP サイトあるいはネットワークリポジトリに接続する。Dell Repository Manager を使用して、カスタムリポジトリを作成できます。詳細については、『Dell Repository Manager Data Center ユーザーズガイド』を参照してください。iDRAC は、サーバーとリポジトリの場所、または FTP サイトにインストールされている BIOS とファームウェアの違いを自動的に提供します。リポジトリに含まれる適用可能なアップデートは、すべてシステムに適用されます。この機能は iDRAC Enterprise ライセンスで使用可能です。
  • FTP サイトまたはネットワークリポジトリの場所にあるカタログファイルを使用した定期的な自動ファームウェアアップデートをスケジュールする。
次の表に、ファームウェアを特定のコンポーネントで更新した場合にシステムの再起動が必要かどうかを示します。
  • 注: 複数のファームウェアのアップデートを帯域外の方法で適用する場合、アップデートは不要なシステム再起動の回数を減らすため、最も効率的な順序で行われます。
表 1. ファームウェアアップデート — 対応コンポーネント
Component Name(コンポーネント名) ファームウェアのロールバックをサポートしていますか(はい、または、いいえ) 帯域外 — システム再起動の必要性 帯域内 — システム再起動の必要性 Lifecycle Controller GUI — 再起動の必要性
診断 いいえ いいえ いいえ いいえ
オペレーティングシステムのドライバパック いいえ いいえ いいえ いいえ
Lifecycle Controller いいえ いいえ いいえ はい
BIOS はい はい はい はい
RAID コントローラ はい はい はい はい
バックプレーン はい はい はい はい
エンクロージャ はい はい いいえ はい
NIC はい はい はい はい
iDRAC はい ** いいえ *いいえ *いいえ
電源装置ユニット はい はい はい はい
CPLD いいえ はい はい はい
FC カード はい はい はい はい
PCIe SSD いいえ いいえ いいえ いいえ
SAS ハードドライブ いいえ はい はい いいえ

* は、システムの再起動は不必要であっても、アップデートの適用には iDRAC の再起動が必要であることを示しています。iDRAC 通信と監視は一時的に中断される場合があります。

**iDRAC をバージョン 1.30.30 以降からアップデートする場合、システムの再起動は必要ありません。ただし、1.30.30 より前の iDRAC ファームウェアバージョンには、帯域外インタフェースを使用した適用時にシステムの再起動が必要になります。 


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