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Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC8)および iDRAC7 v2.20.20.20 ユーザーズガイド

VMCLI を使用したオペレーティングシステムの導入

vmdeploy スクリプトを使用してオペレーティングシステムを導入する前に、次を確認してください。
  • VMCLI ユーティリティが管理ステーションにインストールされている。
  • iDRAC に対する 設定 ユーザー および 仮想メディアへのアクセス 権限が、そのユーザーに対して有効である。
  • IPMItool が管理ステーションにインストールされている。
    • 注: IPMItool は、管理下システムまたは管理ステーションのいずれかで IPv6 が設定されている場合は機能しません。
  • ターゲットリモートシステムに iDRAC が設定されている。
  • イメージファイルからシステムを起動できる。
  • iDRAC で IPMI オーバー LAN が有効になっている。
  • ネットワーク共有に、ドライバおよびオペレーティングシステムの起動可能イメージファイルが .img または .iso などの業界標準フォーマットで含まれている。
    • 注: イメージファイルの作成中は、標準のネットワークベースのインストール手順に従います。また導入イメージを読み取り専用としてマークして、各ターゲットシステムが同じ導入手順から起動し、実行することを確実にします。
  • 仮想メディアのステータスが連結状態である。
  • vmdeploy スクリプトが管理ステーションにインストールされている。VMCLI に含まれている vmdeploy サンプルスクリプトを確認してください。スクリプトには、ネットワーク内のリモートシステムにオペレーティングシステムを導入する方法が記述されています。内部的には VMCLI と IPMItool が使用されます。
    • 注: vmdeploy スクリプトはインストール中、ディレクトリに存在する一部のサポートファイルに依存します。別のディレクトリからスクリプトを使用する場合は、一緒にすべてのファイルをコピーしてください。IPMItool ユーティリティがインストールされていない場合は、他のファイルとともにユーティリティもコピーしてください。

ターゲットリモートシステムにオペレーティングシステムを導入するには、次の手順を実行します。

  1. ターゲットリモートシステムの iDRAC IPv4 アドレスを、 ip.txt テキストファイルにリストします。1 行に 1 つの IPv4 アドレスをリストします。
  2. 起動可能なオペレーティングシステム CD または DVD を管理ステーションのドライブに挿入します。
  3. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、 vmdeploy スクリプトを実行します。

    vmdeploy.bat -r <iDRAC-IPAddress or file> -u <iDRAC-user> -p <iDRAC-user-passwd> [ -f {<floppy-image> | < device-name>} | -c { <device-name>|<image-file>} ] [-i <DeviceID>]

    • 注: IPv6 では IPMItool がサポートされないため、vmdeploy は IPv6 をサポートしていません。
    • 注: vmdeploy スクリプトは -r オプションを vmcli -r オプションとは少し異なる形で処理します。 -r オプションの引数が既存のファイルの名前である場合、スクリプトは指定されたファイルから iDRAC IPv4 または IPv6 アドレスを読み取り、各行で 1 回ずつ VMCLI ユーティリティを実行します。 -r オプションの引数がファイル名でない場合は、単独の iDRAC アドレスになります。この場合、- r は VMCLI ユーティリティの説明どおりに機能します。

    次の表に、vmdeploy コマンドのパラメータを示します。

    表 1. vmdeploy コマンドのパラメータ

    パラメータ

    説明

    <iDRAC-user> 
    iDRAC ユーザー名。これには次の属性が必要です。
    • 有効なユーザー名
    • iDRAC 仮想メディアユーザー権限

    iDRAC の認証に失敗した場合は、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了します。

    <iDRAC-ip | file> 

    iDRAC IP アドレス、または iDRAC IP アドレスを含むファイル。

    <iDRAC-user-password> または <iDRAC-passwd>

    iDRAC ユーザーのパスワード。

    iDRAC の認証に失敗した場合は、エラーメッセージが表示されてコマンドが終了します。

    -c {<device-name> | <image-file>}

    オペレーティングシステムのインストール CD または DVD の ISO9660 イメージへのパス。

    <floppy-device> 

    オペレーティングシステムのインストール CD、DVD、またはフロッピーが挿入されているデバイスへのパス。

    <floppy-image> 

    有効なフロッピーイメージへのパス。

    <Device ID>

    1 回限りの起動を行うデバイスの ID。


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