Dell Power Manager ユーザーズガイドバージョン3.15

サーマル管理

注:お使いのシステムが熱設定をサポートしていない場合、サーマル管理機能は利用できません。

Dell Power Manager では、システムのプロセッサと冷却ファンの設定により、パフォーマンス、システムの表面温度、およびファンの騒音を管理できます。各オプションで、この3つの要素のバランスが異なります。システムの使用方法に最も適した設定を選択してください。

注意:ファンに障害が発生した場合、サーマル管理機能は無効になります。

表 1. 熱設定オプション使用可能な熱設定オプションは次のとおりです。
設定	説明
最適化	パフォーマンス、騒音、および温度のバランスを適切に調整します。
低温	システムの表面温度を低めに維持するため、冷却ファンの速度を上げます。システムの騒音が大きくなり、パフォーマンスが低下する可能性があります。
静音	ファンの騒音を抑えるため、冷却ファンとプロセッサの速度を下げます。この設定では、システムのパフォーマンスが低下し、システムの表面温度が上昇する可能性があります。
超高パフォーマンス	システムのパフォーマンスを向上させるため、プロセッサと冷却ファン両方の速度を上げます。この設定では、騒音が大きくなり、システムの表面温度が上昇する可能性があります。 Fn+Tキーを押して、超高パフォーマンスモードを有効または無効にします。注:超高パフォーマンスモードを有効または無効にすると、システムに通知が表示されます。

オペレーティングシステムの設定で、その他の熱設定オプションを利用できる場合があります。［サーマル管理］ページの右上に表示される［オペレーティングシステムの電源プラン］ボックスで、［コントロールパネル］をクリックしてください。

Dell Power Managerを使用してシステムの熱設定を変更する手順については、「サーマル管理の設定の変更」を参照してください。