非管理Microsoft Exchange Serverバックアップ アカウントの設定
App Agent Exchange Admin Configurationツールを使用して、Microsoft Exchange Serverのバックアップ/リカバリーを実行する非管理のWindowsアカウントを設定できます。
手順
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新規ドメインユーザーを作成します。
作成されたユーザーはActive Directory Users and Computersウィンドウに一覧表示されます。
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ユーザーのPropertiesウィンドウを開き、Members Ofタブで、次のユーザー グループにユーザーが追加されていることを確認します。
ユーザーの権利 | 説明 |
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リモート デスクトップ ユーザー |
このユーザーは、リモートでドメイン コントローラーに接続できます。 |
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組織の管理 |
Microsoft Exchange Server組織への管理アクセスをユーザーに許可します。 |
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また、このユーザーは、デフォルトで、ドメイン ユーザー グループのメンバーです。
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Database Availability Group (DAG)の一部であるすべてのサーバーなど、バック アップする各Microsoft Exchange Serverで、次の手順を実行します。
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Microsoft Exchange Serverにローカル管理者としてログ オンします。
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で、Administratorsグループに新しいユーザーを追加します。
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変更を適用するには、Microsoft Exchange Serverからログ アウトします。
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新規ユーザーとしてMicrosoft Exchange Serverにログ オンします。
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App Agent Exchange Admin Configurationツールを起動します。
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App Agent Exchange Admin Configurationウィンドウで、Configure Admin Userをクリックします。
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Configure Admin Userページで、次のアクションを実行します。
- Configure Existing Eserを選択します。
- ステップ1で作成したユーザーの認証情報を入力します。
- [Skip Active Directory Authentication]を選択する。
- 構成をクリックします。
タスクの結果
ユーザーはレジストリーに設定され、
Microsoft Exchange Serverのバックアップ/リカバリーに必要な非管理者アクセス許可が割り当てられます。