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PowerProtect Microsoft Application Agent 19.15 Exchange Serverユーザー ガイド

設定ファイルのインポート

Import-ExchangeBackupConfigFile cmdletを使用して、オブジェクトに対する特定の操作を実行するために必要な構成パラメーターをインポートします。

対応するcmdletを使用して、バックアップ、バックアップの一覧表示、バックアップのマウント、リストアなどの操作の実行に使用できるオブジェクトに構成パラメーターをインポートします。

Import-ExchangeBackupConfigFile cmdletを使用して構成ファイル パラメーターをインポートするには、次の構文を使用します。

<object> = Import-ExchangeBackupConfigFile [-ConfigFile [<configuration_file_path>]] [-Backup [<switch_parameter>]] [-Identity [<database_identity>]] [-Restore <switch_parameter>] [<common_parameters>]

ここで、

<object>
他のcmdletで使用する構成パラメーターが含まれるオブジェクトを指定します。
-ConfigFile
指定された構成ファイルから構成パラメーターをインポートすることを指定します。このパラメーターを使用して、構成ファイルのパス名を指定します。
-Backup
Backup-Exchange cmdletを使用してバックアップを実行するために必要な構成パラメーターをインポートすることを指定します。このパラメーターは、セルフサービスのバックアップと一元的なバックアップの両方に対するPowerProtect Data Managerの統合バックアップ ワークフローに適用されます。
-Identity
このオプション パラメーターは、-Backupパラメーターと別には使用できません。このパラメーターは、Backup-Exchange cmdletを使用して、指定したデータベースのバックアップを実行するために必要な構成パラメーターをインポートすることを指定します。このパラメーターを使用して、データベースのIDを指定します。
-Restore
バックアップの一覧表示、マウント、リストアに必要な構成パラメーターをインポートすることを指定します。このパラメーターは、セルフサービスのバックアップと一元的なバックアップの両方に対するPowerProtect Data Managerの統合バックアップ ワークフローに適用されます。
<common_parameters>
次の一般的なPowerShellパラメーターの任意の組み合わせを指定する。
  • Verbose
  • Debug
  • ErrorAction
  • ErrorVariable
  • WarningAction
  • WarningVariable
  • OutBuffer
  • PipelineVariable
  • OutVariable

次のMicrosoftの記事では、一般的なPowerShellパラメーターに関する情報を説明しています。

CommonParametersについて

cmdletについての詳細なヘルプ情報を取得するには、次のコマンドを実行します。

help Import-ExchangeBackupConfigFile  -full

構成ファイルのインポート コマンドの例

  • 構成ファイルのインポート コマンド:
    $serverinfo = Import-ExchangeBackupConfigFile -ConfigFile E:\configuration.txt
  • -Backupパラメーターを使用した構成ファイルのインポート コマンド:
    $serverinfo = Import-ExchangeBackupConfigFile -Backup
    注:このコマンドは、同じホストからの資産が複数の保護ポリシーに含まれている場合に、ユーザーの入力を求めるプロンプトを表示します。入力プロンプトが表示されないようにするには、-Identityパラメーターとデータベースのリストを含めます。
  • -Backupパラメーターと-Identityパラメーターを使用した構成ファイルのインポート コマンド:
    $serverinfo = Import-ExchangeBackupConfigFile -Backup -Identity db1, db2
  • -Restoreパラメーターを使用した構成ファイルのインポート コマンド:
    $serverinfo = Import-ExchangeBackupConfigFile -Restore
    注:このコマンドは、同じホストからの資産が複数の保護ポリシーに含まれている場合に、ユーザーの入力を求めるプロンプトを表示します。プロンプトが表示されたら、必要なストレージ ユニット オプションを選択する必要があります。

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