ソース データベースへのバックアップのリストア
データベースを元の場所にリストアするには、次の構文でRestore-Exchange cmdletを使用します(通常のリストア)。
[<configuration_object>] | Restore-Exchange -NormalRestore {-BackupID <backup_ID> [-Identity <identity>] | -Backup <backup_object>} -ClientName <FQDN_of_Exchange_Server> -DataDomainHost <Data_Domain_hostname> -DataDomainHostPath /<Data_Domain_storage_path> -DataDomainUser <Data_Domain_username> <optional_parameters>
ここで、
- <configuration_object>
-
(オプション)Import-ExchangeBackupConfigFile cmdletを使用してインポート済みの目的構成を指定します。
注:PowerProtect Data Managerの一元的なワークフローおよびセルフサービスのワークフローでは、-Restoreパラメーターを指定してImport-ExchangeBackupConfigFile cmdletを実行し、オブジェクトに構成パラメーターをインポートします。
- -NormalRestore
- データベースを元のソースの場所にリストアすることを指定する。
- -NormalRestoreパラメーターに-Restoreエイリアスを使用できます。
- {-BackupID <backup_ID> [-Identity <identity>] | -Backup <backup_object>}
- バックアップIDまたはオブジェクトのいずれかを使用してリストアするバックアップを指定する。次のオプションのうちの1つのみを選択する必要がある。
- バックアップIDを使用するには、-BackupID <backup_ID>を指定します。任意で、-Identity <database_ID>を-BackupIDで指定し、リストアする1個以上のデータベースのIDを指定します。
- バックアップ オブジェクトを使用するには、-Backup <backup_object>を指定します。
- バックアップIDおよびオブジェクトは、Backup-Exchange cmdletまたはGet-ExchangeBackup cmdletの出力から取得できます。
- -ClientName <FQDN_of_Exchange_Server>
- バックアップに使用されたクライアント名を指定する。
- -ClientNameパラメーターに、-Cまたは-CNのエイリアスを使用できます。
- -DataDomainHost <Data_Domain_hostname>
- バックアップを含むData Domainサーバーのホスト名を指定します。
- -DataDomainHostパラメーターに、-S、-SH、-DDHost、-StorageHostのエイリアスを使用できます。
- -DataDomainHostPath <Data_Domain_storage_path>
- バックアップを含むData Domainストレージ ユニットのフル パスを指定する。Data Domainユーザーは、このパスに対する適切なアクセス権を持っている必要がある。
- -DataDomainHostPathパラメーターに、-Path、-DevicePath、-StoragePath、-StorageHostPath、-DataDomainPathのエイリアスを使用できます。
- -DataDomainUser <Data_Domain_username>
- Data Domainユーザー名を指定する。
- 完全な認証情報は、ホストで認証されるロックボックスから取得される。-DDUser、 -StorageUser
- -DataDomainUser
パラメーターに、-DDUserまたは-StorageUser
のエイリアスを使用できます。