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PowerProtect Microsoft Application Agent 19.15 Exchange Serverユーザー ガイド

キューの深さの制約

DD Boost-over-FCソリューションでは、リクエストを受信するのがどのSCSIデバイスかは関係ありません。すべてのSCSIデバイスは、SCSIコマンドにとって同一のデスティネーション オブジェクトです。SCSI要求の処理では、サーバー ロジックはSCSI要求を受信する特定のデバイスについて考慮しません。

一部のクライアント オペレーティング システムでは、オペレーティング システムがSCSIデバイス上で同時に処理できる未処理のI/Oリクエストの数に制限があります。たとえば、Windows SCSI Pass-Through Interfaceメカニズムでは、それぞれの汎用SCSIデバイスを通じて一度に1つのSCSI要求しか実行しません。このため、複数の接続(バックアップ ジョブなど)が同じ汎用SCSIデバイスを使用しようとすると、DD Boost-over FCソリューションのパフォーマンスに影響が及びます。

また、DDシステムでも、アドバタイズされたSCSIデバイスあたりの未処理I/O要求の数に制限があります。ワークロードの負荷が高い場合のパフォーマンスの問題を解決するには、DDシステム上の複数のSCSIデバイスをアドバタイズする必要があります。単一デバイスでの同時のSCSI要求数のシステムの制限を表すために、キューの深さという用語を使用しています。キューの深さが非常に少ないためにパフォーマンスの影響を受けるWindowsなどのクライアント システムは、キューの深さの制約を受けると見なされます。


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