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PowerProtect Microsoft Application Agent 19.15 Exchange Serverユーザー ガイド

DDレプリケーション

DD Replicatorを使用して、リモートDDシステムにデータをレプリケートします。データのレプリケートによって、災害時にリカバリーを実行できます。

DD Replicatorは、ディザスター リカバリーや複数サイトのバックアップおよびアーカイブ統合に使用できる、自動暗号化レプリケーションを行えます。DD Replicatorソフトウェアは、ワイド エリア ネットワーク(WAN)を通して圧縮および重複排除されたデータのみを非同期的にレプリケーションします。

Microsoftアプリケーション エージェントは、レプリケーションの開始または監視を行いません。ただし、この製品は、セカンダリーDDシステム上のレプリケートされたコピーからリストアできます。この製品を使ってバックアップを作成した場合、そのバックアップの作成先は最初はプライマリーDDシステムです。DD管理者は、プライマリー システムからセカンダリー システムへのバックアップのレプリケーションを実行します。

セカンダリーDDシステムからリストアするには、リストア処理のDDホスト設定でセカンダリーDDシステムをポイントする必要があります。セカンダリーDDパラメーターはありません。

DDシステム パラメーターまたは構成ファイルを使用してリストア処理を明示的に構成する場合は、セカンダリーDDシステムをポイントします。

注:

レプリケーション プロセスでは、Microsoftアプリケーション エージェントによって作成されたディレクトリーおよびファイルの名前は変更しないでください。

セカンダリーDDシステムからのバックアップ レプリケーションおよび後続のリストアを有効にするには、プライマリーおよびセカンダリー システム上のDD BoostユーザーのユーザーIDまたはプライマリー グループIDが同一である必要があります。

セカンダリーDDシステムからレプリケートされたバックアップのリストアを有効にするには、特定の構成要件を満たす必要があります。

詳細については、ナレッジベース記事456734の「MTreeレプリケーション用のソースおよびターゲットDDRでのDDBoostユーザーの構成(Configuration of DDBoost Users on Source and Destination DDRs for MTree Replication)」を参照してください。この記事は、カスタマー サポートWebサイトで見ることができます。

DDOS管理ガイドの「レプリケーションの構成」セクションで、レプリケーション ペアの作成、有効化/無効化、削除の詳細を説明しています。


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