DDストリームの使用制限の構成
ストレージ ユニットには、ストリーム用のソフト リミットおよびハード リミットを設定できます。DD管理者は、ストリームの読み取り、書き込み、レプリケーションに個別のソフト制限を設定できます。管理者が設定できるハード リミットは、ストリームの合計数のみです。
このタスクについて
ストレージ ユニットのストリームの使用制限を構成するには、DD管理者がアプリケーション エージェントでバックアップに使用されるストレージ ユニットのハード制限を設定する必要があります。
手順
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ストレージ ユニットを使用するアプリケーション エージェント ホストを決定します。
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ストレージ ユニットに許可するバックアップ ストリームの数を決定します。
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ストレージ ユニットを作成します。
DD管理者は、ddboost storage-unit createコマンドの一部として、またはddboost storage-unit modifyコマンドを使用したストレージ ユニットの作成後に、ストリーム制限を設定できます。詳細については、DDのドキュメントを参照してください。
注:DD管理者は、DD管理GUIを使用してストリーム制限を設定することはできません。
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バックアップの実行に使用する、ストレージ ユニットのDDホスト名、ストレージ ユニット名、ユーザー名、パスワードをアプリケーション エージェント ユーザーに提供します。
また、DD管理者は、ストレージ ユニットのソフト制限も設定できます。これによってアラートや通知が送信されますが、使用されるストリームの数は制限されません。
DD管理者は、ddboost storage-unit modifyコマンドを使用して、ストレージ ユニットのストリーム制限を変更できます。詳細については、DDのドキュメントを参照してください。
注意:DD管理者は、ストリームのハード制限設定時に注意が必要です。ストリーム制限を低い値に設定すると、バックアップおよびリストアのパフォーマンスに影響する可能性があります。ストリーム制限を減らすことで、リストアが失敗する場合もあります。アプリケーション エージェント ユーザーがバックアップおよびリストアに与える潜在的影響を評価できるように、ストリームのハード制限を減らした場合は、DD管理者はアプリケーション エージェント ユーザーに通知する必要があります。