メイン コンテンツに進む
  • すばやく簡単にご注文が可能
  • 注文内容の表示、配送状況をトラック
  • 会員限定の特典や割引のご利用
  • 製品リストの作成とアクセスが可能
  • 「Company Administration(会社情報の管理)」では、お使いのDell EMCのサイトや製品、製品レベルでのコンタクト先に関する情報を管理できます。

PowerProtect Microsoft Application Agent 19.15 Exchange Serverユーザー ガイド

ddbmexptoolコマンド

デフォルトでは、Microsoft application agent for Exchange Serverは、バックアップを30日間保存します。30日後、バックアップの有効期限が切れます。保存期間が経過すると、バックアップは期限切れになります。カスタム保存期間は、構成ファイルまたはバックアップコマンドで設定できます。

ddbmexptoolコマンドを使用して、期限切れのバックアップを定期的にクリーン アップすることをお勧めします。バックアップの有効期限が切れた場合は、ddbmexptoolコマンドを使用して期限切れのバックアップを削除します。

前提条件

ddbmexptoolコマンドを使用して期限切れのバックアップを削除する前に、次の要件を満たしていることを確認してください。

  • 実行したバックアップのログがあること。
  • 削除する期限切れバックアップが、期限切れではないバックアップに依存しているかどうかを手動でチェックしていること。

    注:期限切れバックアップが期限切れではないバックアップに依存している場合は、削除できない。ddbmexptoolコマンドは、依存するバックアップをチェックしません。
  • 構成ファイルを作成していること。

    例えば、次の内容でC:\ddconfig.cfg構成ファイルを作成します。

    DEVICE_PATH=/artitest
    DDBOOST_USER=ost
    DEVICE_HOST=10.31.192.10
    CLIENT=mw2k8x64sql2.nmmdev.com
    DEBUG_LEVEL=0
    LOCKBOX_PATH="C:\Program Files\DPSAPPS\common\lockbox"
    注:DEVICE_HOSTパラメーターについては、Data Domainサーバーの追加または構成時に、DataDomain Serverフィールドで指定したものと同じホスト名または同じIPアドレスを指定します。ホスト名はFQDN形式で指定する必要があります(例:test1.contoso.com)。

ddbmexptoolコマンドを使用した期限切れバックアップの削除

期限切れのバックアップを削除するには、次の構文でddbmexptoolコマンドを実行します。

ddbmexptool -k -n msapp_bbb -a "DDBOOST_USER=<DDBoost_user>" -a "DEVICE_PATH=<storage_unit>" -a "DEVICE_HOST=<name>" -a "CLIENT=<client_name>" [<optional_parameters>]

ここで、

-k
期限切れのバックアップを削除することを指定する。
-n msapp_bbb
Exchange Serverアプリケーションのセーブセットを削除することを指定する。
-a "DEVICE_HOST=<name>"
データベースをバックアップしたストレージ ユニットを含むData Domainサーバーの名前を指定する。
-a "DEVICE_PATH=<storage_unit>"
データベースをバックアップしたストレージ ユニットの名前とパスを指定する。
a "DDBOOST_USER=<DDBoost_user>"
DD Boostユーザーのユーザー名を指定する。
-a "CLIENT=<client_name>"
バックアップに指定されたExchange Serverのホスト名を指定する。
注:-bおよび-eオプションを指定しない場合は、このコマンドですべての期限切れバックアップが削除されます。ただし、このコマンドは、Microsoftアプリケーション エージェントがバックアップ中に作成するメタデータ ファイルは削除しません。メタデータ ファイルのサイズはごく小さく、ホストのパフォーマンスに影響しません。メタデータ ファイルを削除するには、-dオプションを使用します。

ddbmexptool期限切れツールのオプション パラメーター では、ddbmexptoolコマンドで使用できるオプション パラメーターを説明します。

次のddbmexptoolコマンドの例を参照してください。

  • 次のコマンドは、期限切れのバックアップをすべて削除します。
    ddbmexptool -k -n msapp_bbb -a "DDBOOST_USER=ost" -a "DEVICE_PATH=aru42" -a "DEVICE_HOST=10.31.194.120" -a "CLIENT=hmytest2.contoso.com"
  • 次のコマンドは、EXCHANGE$DEST2008:testdb1という名前を持つすべての期限切れセーブセットを削除します。
    ddbmexptool -k -n msapp_bbb -a "DDBOOST_USER=ost" -a "DEVICE_PATH=msappstu7" -a "DEVICE_HOST=10.31.140.205" -a "CLIENT=vclus33.joy.com" -N EXCHANGE$DEST2008:testdb1
  • 次のコマンドは、構成ファイルを使用します。
    ddbmexptool -k -n msapp_bbb -z C:\DD-Config-Details.txt
注:スケジュールに従って期限切れバックアップを自動的に削除するように、Windowsスケジューラーを使用してスケジュール設定されたバッチ スクリプトにddbmexptoolコマンドを追加できます。

このコンテンツを評価する

正確
有益
分かりやすい
この記事は役に立ちましたか?
0/3000 characters
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  この記事は役に立ちましたか?
  コメントでは、以下の特殊文字は利用できません: <>()\