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PowerProtect Microsoft Application Agent 19.15 Exchange Serverユーザー ガイド

DD Boost-over-FCパスの管理

ifgroupベースの高度なロード バランシングとリンクのフェールオーバー メカニズムは、Fibre Channel転送には適用されません。

DDシステムは、1つ以上の物理パスにより、1つ以上のプロセッサー タイプSCSIデバイスをデータベース サーバーにアドバタイズします。データベース サーバーのオペレーティング システムはデバイスを検出し、汎用SCSIメカニズム(LinuxのSCSI汎用ドライバー、WindowsのSCSIパススルー インターフェイス)によってそれらをアプリケーションで使用可能にします。

次の例を参照してください。

  • データベース サーバーに2つのイニシエータHBAポート(AとB)がある
  • DDシステムに2つのFCターゲット エンドポイント(CとD)がある
  • Fibre Channelファブリック ゾーニングを構成しているので、両方のイニシエータHBAポートから両方のFCターゲット エンドポイントにアクセスできる
  • 次のコンポーネントを含むDD Boost FCグループでDDシステムを構成している
    • DDシステム上の両方のFCターゲット エンドポイント
    • 両方のイニシエータHBAポート
    • 4台のデバイス(0、1、2、3)

この例では、メディア サーバー オペレーティング システムで最大16の汎用SCSIデバイスを検出できます(イニシエータ、ターゲット エンドポイント、デバイス番号の各組み合わせにつき1つ)。

/dev/sg11: (A, C, 0)
/dev/sg12: (A, C, 1)
/dev/sg13: (A, C, 2)
/dev/sg14: (A, C, 3)
/dev/sg15: (A, D, 0)
/dev/sg16: (A, D, 1)
/dev/sg17: (A, D, 2)
/dev/sg18: (A, D, 3)
/dev/sg19: (B, C, 0)
/dev/sg20: (B, C, 1)
/dev/sg21: (B, C, 2)
/dev/sg22: (B, C, 3)
/dev/sg23: (B, D, 0)
/dev/sg24: (B, D, 1)
/dev/sg25: (B, D, 2)
/dev/sg26: (B, D, 3)

DD BoostライブラリーがMicrosoftアプリケーション エージェントからサーバーとの接続を確立するように要求されると、DD Boost Library内のDD Boost-over-FC転送ロジックがSCSI要求を使用して、これら16の汎用SCSIデバイスのカタログを作成します。SCSIデバイスは、DDシステム上のDD Boost-over-FCサービスにアクセスする経路です。サーバーへの接続を確立する際、DD Boost-over-FC転送ロジックは、そのサーバーへのパスのカタログを提供します。


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