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Integrated Dell Remote Access Controller 9 Version 3.21.21.21 User's Guide

シャーシイベントの監視

PowerEdge FX2/FX2s シャーシでは、iDRAC の シャーシの管理と監視 設定を有効にして、シャーシコンポーネントの監視、アラートの設定、iDRAC RACADM による CMC RACADM コマンドの受け渡し、シャーシ管理ファームウェアのアップデートなどのシャーシの管理と監視タスクを実行できます。この設定では、CMC がネットワーク上にない場合でも、シャーシ内のサーバを管理できます。シャーシイベントを転送するには、値を Disabled(無効) に設定します。この設定は、デフォルトでは Enabled(有効) になっています。

注: この設定を有効にするには、CMC で サーバーでのシャーシ管理 設定が 監視 または 管理と監視 になっていることを確認する必要があります。

Chassis Management and Monitoring(シャーシの管理と監視) オプションが Enabled(有効) に設定されている場合、iDRAC はシャーシイベントを生成し、ログに記録します。生成されたイベントは、iDRAC イベントサブシステムに統合され、その他のイベントと同様にアラートが生成されます。

また、CMC は、生成されたイベントを iDRAC に転送します。サーバ上の iDRAC が機能していない場合、CMC は最初の 16 個のイベントをキューに入れ、残りを CMC ログに記録します。これらの 16 個のイベントは、Chassis monitoring(シャーシの監視) が有効に設定された時点で iDRAC に送信されます。

iDRAC が必要な CMC 機能がないことを検知した場合、CMC のファームウェアアップグレードなしでは使用できない機能があることを知らせる警告メッセージが表示されます。


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