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Integrated Dell Remote Access Controller 9 Version 3.21.21.21 User's Guide

SED デバイスデータの消去

注: この操作は、SED デバイスが仮想ディスクの一部の場合にはサポートされていません。デバイス消去を実行する前に、ターゲットの SED デバイスを仮想ディスクから取り外しておく必要があります。

暗号消去では、ディスク上のすべてのデータが完全に消去されます。SED の暗号消去を実行すると、すべてのブロックが上書きされ、SED 上の全データが完全に失われます。暗号消去中、ホストは SED にアクセスできません。SED デバイス消去は、リアルタイムに実行するか、システム再起動後に適用できます。

暗号消去中にシステムが再起動したり電源が失われたりすると、動作はキャンセルされます。システムを再起動して操作を再開する必要があります。

SED デバイスデータを消去する前に、次を確認します。
  • Lifecycle Controller が有効化されている。
  • サーバ制御およびログインの権限がある。
  • 選択した SED ドライブが仮想ディスクの一部ではない。
注:
  • SED の消去は、リアルタイムまたはステージング操作として実行できます。
  • SED ドライブが消去された後も、データのキャッシングにより、OS 内では引き続きアクティブとして表示される可能性があります。この場合、OS を再起動すると、消去された SED ドライブは表示されなくなり、データは報告されなくなります。
  • 暗号的消去機能は、第 14 世代 PowerEdge サーバの SED でサポートされます。

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