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Integrated Dell Remote Access Controller 9 ユーザーズ ガイド

電源装置オプションの設定

冗長性ポリシー、ホット スペア、力率補正などの電源装置オプションを設定できます。

注:ホット スペアおよび力率補正機能は、一部のプラットフォーム/リリースでは使用できない場合があります。

ホットスペアは、冗長電源装置(PSU)を設定して、サーバーの負荷に応じて電源をオフする PSU の機能です。これにより、残りのPSUはより高い負荷および効率で動作できます。これには、この機能をサポートする PSU が必要で、必要なときに迅速に電源オンできます。

2 台の PSU システムでは、PSU1 または PSU2 をプライマリ PSU として設定できます。

ホットスペアが有効になると、負荷に基づいて PSU をアクティブ化、またはスリープモードにすることができます。ホットスペアが有効になっている場合、2 台の PSU 間の電流の非均等な配分が有効になります。1 台の PSU がアウェイク状態で、大部分の電流を提供します。もう 1 台の PSU はスリープモードになり、少量の電流を提供します。これは 2 台の PSU による 1+0 と呼ばれることが多く、ホットスペアは有効になっています。すべての PSU-1 が回路 -A にあり、すべての PSU-2 が回路 -B 上にある場合、ホットスペアを有効にする(工場出荷時のデフォルト設定)と、回路 -B への負荷は大幅に低くなり、警告がトリガされます。ホットスペアを無効にしている場合、電源の共有は、2 台の PSU 間で五分五分となり、回路 -A と回路 -B は通常、同一の負荷を分担します。

力率は、見かけの電力に対する実際の消費電力の割合です。力率補正が有効になっている場合、サーバは、ホストがオフのときに少量の電力しか消費しません。デフォルトでは、サーバの工場出荷時に力率補正が有効化されています。


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