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Integrated Dell Remote Access Controller 9ユーザーズ ガイド

温度の履歴データの表示

システムが、通常サポートされる環境温度のしきい値を超過した温度で稼動した時間を、パーセンテージで監視することができます。温度を監視するため、システム基板の温度センサーの読み取り値が一定期間にわたって収集されます。データ収集は、システムが工場出荷されてから初めて電源投入されたときに開始されます。データは、システムの電源がオンになっている間に収集、表示されます。過去7年間監視された温度を追跡したり、保存したりすることができます。

注:Fresh Air対応ではないシステムでも、温度履歴を追跡することができます。ただし、生成されるしきい値制限とフレッシュエアに関する警告は、フレッシュエア対応の制限に基づきます。警告の上限は42ºC、重要の上限は47ºCです。これらの値は、2ºCのマージン付き精度で40ºCと45ºCのフレッシュエア制限に対応します。

フレッシュエア制限に関連付られた次の 2 つの固定温度領域が追跡されます。

  • 警告領域 — システムが温度センサーの警告しきい値(42ºC)を超えて稼動した期間を指します。システムが警告領域で稼動できるのは、12ヶ月間のうち10%の時間です。
  • 重要領域 — システムが温度センサーの重要しきい値(47ºC)を超えて稼動した期間を指します。システムが重要領域で稼動できるのは、12ヶ月間のうち1%の時間であり、これは警告領域での稼動時間としても加算されます。

収集されたデータはグラフィック形式で表され、10%レベルと1%レベルが追跡されます。記録された温度データは、工場出荷前にのみクリアできます。

システムが通常サポートされている温度しきい値を超えた状態で指定の稼動時間にわたって稼動を続けると、イベントが生成されます。指定の稼働時間の平均温度が警告レベル以上(8%以上)または重要レベル以上(0.8%以上)の場合、イベントがLifecycleログに記録され、対応するSNMPトラップが生成されます。イベントは次のとおりです。

  • 警告イベント:温度が過去 12 ヶ月に警告しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 8 % 以上あった場合
  • 重要イベント:温度が過去 12 ヶ月に警告しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 10 % 以上あった場合
  • 警告イベント:温度が過去 12 ヶ月に重要しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 0.8 % 以上あった場合
  • 重要イベント:温度が過去 12 ヶ月に重要しきい値を超過した状態が全稼動時間のうち 1 % 以上あった場合

追加のイベントを生成するようにiDRACを設定することもできます。詳細については、「アラート反復イベントの設定」の項を参照してください。


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