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Integrated Dell Remote Access Controller 9 ユーザーズ ガイド

仮想アドレス、イニシエータ、およびストレージターゲットのダイナミック設定

仮想アドレス、イニシエーター、ストレージ ターゲットの設定を動的に表示および設定し、永続性ポリシーを適用することができます。アプリケーションは電源状態の変化(オペレーティング システムの再起動、ウォーム リセット、コールド リセット、またはACサイクル)およびその電源状態の永続性ポリシー設定に基づいて、設定を適用できます。これにより、システム ワークロードを別のシステムに迅速に再構成する必要がある導入環境の柔軟性が向上します。

仮想アドレスは次のとおりです。

  • 仮想MACアドレス
  • 仮想 iSCSI MAC アドレス
  • 仮想 FIP MAC アドレス
  • 仮想 WWN
  • 仮想WWPN
注:永続性ポリシーをクリアすると、すべての仮想アドレスが工場で設定されたデフォルトの永続アドレスにリセットされます。
注:仮想 FIP、仮想 WWN、および仮想 WWPN MAC 属性を持つ一部のカードでは、仮想 FIP を設定するときに仮想 WWN および仮想 WWPN MAC 属性が自動的に設定されます。

IO アイデンティティ機能を使用すると、次の操作を行うことが出来ます。

  • ネットワークおよび Fibre Channel デバイスに対する仮想アドレスの表示と設定(たとえば、NIC、CNA、FC HBA)。
  • イニシエータ(iSCSI および FCoE 用)およびストレージターゲット設定(iSCSI、FCoE、および FC 用)の設定。
  • システム AC 電源の喪失、システムのコールドリセットとウォームリセットに対する設定値の永続性またはクリアランスの指定。

仮想アドレス、イニシエーター、ストレージ ターゲットに設定された値は、システム リセット時の主電源の処理方法や、NIC、CNA、またはFC HBAデバイスに補助電源があるかどうかに基づいて変更される場合があります。IOアイデンティティ設定の永続性は、iDRACを使用したポリシー設定に基づいて実現できます。

I/Oアイデンティティ機能が有効になっている場合にのみ、永続性ポリシーが有効になります。システムがリセットまたは電源投入されるたびに、ポリシー設定に基づいて値が保持またはクリアされます。

注:値がクリアされた後は、設定ジョブを実行するまで値を再適用することはできません。

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