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Integrated Dell Remote Access Controller 9 ユーザーズ ガイド

ネットワークの設定

ネットワーク設定を行うには、次の手順を実行します。
注:オプションについては、iDRAC設定ユーティリティー オンライン ヘルプを参照してください。
注:iDRACのリリース バージョン6.00.00.00へのアップデート後、ネットワーク設定時に、DHCPを使用してDNSサーバー アドレスを取得するDHCPv6を使用してDNSサーバー アドレスを取得する、およびドメイン名の自動設定オプションがデフォルトで有効になります。また、DNSドメイン名はDHCPドメイン名を取得し、古い静的ドメイン名はバージョン6.00.00.00にアップデートした後に無視されます。
  1. NIC の有効化 で、有効 を選択します。
  2. NIC の選択 ドロップダウンメニューから、ネットワーク要件に基づいて次のポートのうちひとつを選択します。
    注:このオプションは、MXプラットフォームでは使用できません。
    • 専用:リモート アクセス デバイスが、リモート アクセス コントローラー(RAC)上で利用可能な専用ネットワーク インターフェイスを使用できるようにします。このインターフェイスは、ホストオペレーティングシステムと共有されず、管理トラフィックを個別の物理ネットワークにルーティングするため、アプリケーショントラフィックの分離が可能になります。
      注:このオプションを選択すると、iDRAC の専用ネットワークポートがそのトラフィックをサーバの LOM または NIC ポートとは個別にルーティングします。専用オプションを使用すると、iDRAC で、ネットワークトラフィックを管理するためにホスト LOM または NIC に割り当てられている IP アドレスと比較して、同じサブネットまたは別のサブネットから IP アドレスを割り当てることができます。
      注:ブレードサーバーの場合、専用オプションは シャーシ(専用) として表示されます。
    • LOM1
    • LOM2
    • LOM3
    • LOM4
    注:ラックサーバとタワーサーバ場合、サーバモデルに応じて 2 つの LOM オプション(LOM1 と LOM2)または 4 つすべての LOM オプションを使用できます。NDCポート2個を備えたブレード サーバーでは2つのLOMオプション(LOM1とLOM2)が使用可能で、NDCポート4個を備えたサーバーでは4つのすべてのLOMオプションが使用可能です。
    注:NDCを2個備えたフル ハイト サーバーではハードウェア仲裁がサポートされないため、インテル2P X520–k bNDC 10 Gでは共有LOMがサポートされません。
  3. NIC の選択 ドロップダウンメニューから、システムにリモートでアクセスするポートを選択します。オプションは次のとおりです。
    注:この機能は、MXプラットフォームでは使用できません。
    注:専用のネットワーク インターフェイス カードまたはクワッド ポートまたはデュアル ポートのメザニン カードで使用可能なLOMのリストから選択できます。
    • シャーシ(専用):このオプションにより、リモートアクセスデバイスはリモートアクセスコントローラ(RAC)上の専用ネットワークインターフェイスを使用できます。このインターフェイスは、ホストオペレーティングシステムと共有されず、管理トラフィックを個別の物理ネットワークにルーティングするため、アプリケーショントラフィックの分離が可能になります。
      注:このオプションを選択すると、iDRAC の専用ネットワークポートがそのトラフィックをサーバの LOM または NIC ポートとは個別にルーティングします。専用オプションを使用すると、iDRAC で、ネットワークトラフィックを管理するためにホスト LOM または NIC に割り当てられている IP アドレスと比較して、同じサブネットまたは別のサブネットから IP アドレスを割り当てることができます。
    • クワッド ポート カードの場合 - LOM1~LOM16
    • デュアルポートカードの場合 - LOM1、LOM2、LOM5、LOM6、LOM9、LOM10、LOM13、LOM14
  4. フェールオーバー ネットワークドロップダウン メニューから、残りのLOMの1つを選択します。ネットワークに障害が発生すると、トラフィックはそのフェールオーバー ネットワーク経由でルーティングされます。

    たとえば、LOM1 がダウンしたときに iDRAC のネットワークトラフィックを LOM2 経由でルーティングするには、NIC の選択LOM1フェールオーバーネットワークLOM2 を選択します。

    注:このオプションは、NICの選択専用に設定されている場合は、無効になります。
    注:フェールオーバー ネットワーク設定を使用する場合は、すべてのLOMポートを同じネットワークに接続することが推奨されます。
    詳細については、次のセクションを参照してください: Webインターフェイスを使用したネットワーク設定の変更
  5. iDRACでデュプレックス モードとネットワーク速度を自動的に設定する必要がある場合は、オートネゴシエーションオンを選択します。
    このオプションは、専用モードの場合にのみ使用できます。有効にすると、iDRAC は、そのネットワーク速度に基づいてネットワーク速度を 10、100、または 1000 Mbps に設定します。
  6. ネットワーク速度 で、10 Mbps または 100 Mbps のどちらかを選択します。
    注:ネットワーク速度を手動で 1000 Mbps に設定することはできません。このオプションは、オート ネゴシエーションオプションが有効になっている場合にのみ使用できます。
  7. デュプレックス モードで、ハーフ デュプレックスまたはフル デュプレックスオプションを選択します。
    注:オート ネゴシエーション有効に設定されている場合、このオプションは無効になります。
    注:ネットワークチーミングが同じネットワークアダプタを NIC の選択として使用してホスト OS で設定されている場合は、次にフェールオーバーネットワークも設定する必要があります。NIC の選択とフェールオーバーネットワークでは、ネットワークチームの一部として設定されているポートを使用する必要があります。3 つ以上のポートがネットワークチームの一部として使用されている場合、フェールオーバーネットワークの選択は「すべて」である必要があります。
  8. NIC MTUで、NICの最大転送単位を入力します。
    注:NICでのMTUのデフォルトおよび最大値は1500に制限されており、最小値は576です。IPv6が有効になっている場合、1280以上のMTU値が必要です。

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